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当社所属の奈良くるみ選手の2018 ウィンブルドンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:グランドスラム
開催地:イギリス ウィンブルドン(ロンドン)
コート:グラスコート
日程:2018年7月2日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:100位
■女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
本戦1R | シモナ・ハレプ | ルーマニア | 1 | 2-6/4-6 |
センターコートで世界ナンバー1との試合になりました。試合前はとても緊張しましたが、試合に入ると落ち着いていて私の中でのベストはある程度出せたと思います。
相手のプレーはやはりしっかりしていて見習っていきたい所がたくさんあり、実際にプレーしてみて感じれた事もあったので良い経験になりました。
この経験を活かして次に繋げたいです。
テニスの聖地であるウィンブルドンのセンターコートに立ちました。
誰もが夢見てきたコートで奈良がプレーできたことに感動しました。
これまで彼女のテニスに携わってきた全ての方に感謝です。
勿論本人の努力でグランドスラムにチャレンジし続けたことでの成果であり、ご褒美でもあったと思います。
センターコートの緊張感に加えナンバー1プレーヤーのハレプとの対戦でしたが、奈良は雰囲気にのまれることなく堂々とプレーしました。
改めて奈良の精神力の強さには感心させられました。
試合序盤からメンタルもプレーの内容も芝シーズンで取り組んできたことをしっかりと再現できていました。
プレーのお手本としているハレプと対戦したことで気づきや収穫が本人の中で多くありました。
まずは自分に足りないことを補っていくのではなく今のテニスを完成させていくことでトップに近づけると感じれたことは大きいです。
まだまだナンバー1のハレプは守備範囲の広さ、攻撃の連続性、ボールの精度、強さは一枚も二枚も上手ですが、目指す方向性が同じであることと奈良も同じレベルまでいけると感じた収穫ある1試合でした。
大きな試合を終えて奈良としっかりと話し合ったことで、選手もコーチも同じ方向を向いていると再確認できたことも今後の成長に大事なことだと思います。
今年の芝シーズンではまたひとつ成長できたと感じます。
得意なアメリカシーズンに向けてまた準備します。
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