|
||||
ツイート |
![]() |
|
当社所属の奈良くるみ選手の2016 全仏オープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:グランドスラム
開催地:フランス スタッド・ローラン・ギャロス
コート:クレーコート
日程:2016年5月22日~
奈良選手のWTAシングルスランキング:91位(5/23時点)
女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
1R | デニサ・アレルトバ | チェコ | 70 | 5-7/6-3/2-0 |
2R | アナ・イバノビッチ | セルビア | 16 | 5-7/1-6 |
女子ダブルス
パートナー:加藤 未唯(日本)
ラウンド | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|
1R |
Jocelyn Rae(イングランド) アン・スミス(イングランド) |
6-4/6-7(5)/3-6 |
前週の大会が終わってからフレンチオープンまで良い集中で練習してこれました。おかげで試合には変な緊張もせずに良い気持ちでコートに入れました。
初戦は最後に相手の棄権で勝利となりましたが、試合の中で相手のプレーや自分の事を冷静に判断できていて、頭が自然と使えていました。
2回戦のイバノビッチ選手のとの試合では、久しぶりに負けても良い試合だったと感じれる試合でした。相手の強打に引かないで自分も強打で打ち返す事をイメージして入りましたが、その通りに最初から最後までプレーできました。トップの選手にここまでオフェンスできた事はなかったので自信になりました。
技術の面では今やっている事を継続していきたいです。課題としてはフィジカル面が落ちていると感じるのでまた身体を強くしていきたいと思います。
この調子でまた頑張っていきたいです。
日本で2週間の完全休養をしてフレンチオープンも出場するか悩んでいた状況を考えると今できる最高の結果だっと思います。パリに入りグランドスラムの会場入りしてからは徐々に気持ちもテニスも上向いていき積極的にトレーニングも練習も行っていました。
それでも2週間の休養をとっていたことによるフィジカルの低下は大きく、自分の動きのスピードのずれによりボールに入っていく感覚もずれていてなかなか自分のテニスを取り戻せずにいました。なんとか試合の数日前から感覚が良くなりましたがその分筋肉痛などフィジカルは完全な状態とは言えない中で試合を迎えました。
コートに入っていく奈良の目を見た時に最近にない力強い目をしていたのでやってくれると感じました。リードしていたファーストセットをとれずに苦しい展開でしたが、ファイトし続けることで逆転し最後は相手が諦めました。
2回戦はトップ選手相手に今までの中でも良い内容と言える試合をしました。1回戦を勝ちやはり勝つということは何よりの薬だと実感しました。本人の中でテニスの自信はかなり回復しましたがまだフィジカルの自信はありません。
しっかり準備して次のウィンブルドンにはフィジカルも自信を持って臨めるようにしたいと思います。
Copyright © 1998-2022 Ando Securities Co., Ltd. All Rights Reserved.