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当社所属の奈良くるみ選手の2018 WTAインディアンウェルズオープン(BNPパリバ・オープン)のツアーレポートをお届けいたします。
グレード:インターナショナル
開催地:米国 インディアンウェルズ
コート:ハードコート
日程:2018年3月7日~
女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | スコア |
---|---|---|---|
予選1R | Wang, Yafan | 中国 | 6-4/6-2 |
予選F | Larsson, Johanna | スウェーデン | 6-4/7-6(3) |
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
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本戦1R | カイア・カネピ | エストニア | 64 | 6-1/4-6/4-6 |
予選2回を勝ち上がり、本戦1回戦で負けました。
3試合とも全て良い試合ができました。
合の中で駆け引きができるようになり、判断も以前よりできるようになりました。
サービスとリターンでの駆け引きが試合ではとても大事になってくるんだと感じました。
今大会はグランドスラムに次ぐ大きな大会でグランドスラム以上に本戦のカットが厳しく予選がタフな大会でした。
予選では厳しい相手に対して攻守の切り替えを上手く行うことで、重要なポイントでのラリーを支配することができました。
厳しい予選を内容の良いゲームで勝ち上がったことと、年始に負けていた相手にリベンジできたことで自信を持って本戦に臨めました。
1回戦では元15位で昨年のUSOPENベスト8の選手との対戦でしたが、相手の強打に対して引くことなくうまく相手のミスを引き出すプレーをしていました。
セカンド41リードの場面までいきましたが、振りかえればここがこの試合のキーポイントであり唯一の判断ミスでした。
勝ちが見えてきた場面で少しポイントを取り急ぎ、セカンドサービスに対して無理して攻撃をしかけたことでミスが出ました。
相手のリズムが良くない状態でフリーポイントを与えたことで相手に息を吹き返すきっかけを与えてしまいました。
そこからは相手のプレーが手に負えない状態になっていき最後までチャンスらしいチャンスがありませんでした。
相手の時間になってしまったのは奈良のひとつの判断ミスからがきっかけでしたが、そこから相手はプレーが全く落ちなかったのはさすがでした。
悔しい敗戦ですが、奈良の今の課題である相手の状況を踏まえ、相手のプレーを予測した上で自分のプレーを変化させていくことが試合の中で意識的に行えていたことは成果です。
前向きな敗戦ではありますが、今日のような試合を勝ちきるにはまだまだ成長が必要です。
次のマイアミまで2週間弱あるので少し身体を休めてから、じっくりと課題に向き合っていこうと思います。
ランキングも久しぶりにトップ100に復帰しました。
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