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当社所属の奈良くるみ選手の2016 台湾オープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:インターナショナル
開催地:台湾 高雄
コート:ハードコート
日程:2016年2月8日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:89位
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
本戦1R | チャン・ワン | 中国 | 94 | 6-1/6-3 |
本戦2R | ユアン・チャン | 中国 | 196 | 6-2/4-6/6-3 |
本戦QF | 土居 美咲 | 日本 | 61 | 奈良選手棄権 |
初戦からとても良い試合が出来ました。初戦は過去対戦して2回負けている相手でしたが、自分の良さのミス少なく相手を動かす事ができたので、試合を優位に進める事ができました。
2回戦もファイナルセットに入るタフな試合でしたが、ここ最近タフな試合もものにできていなかったので、勝った事は自信になりました。
しかし、3回戦では大会前から痛めていた足の状態が悪くなってしまい棄権するという残念な結果に終わってしまいました。残念ですが次に向けてまずは足を回復させたいと思います。
フェドカップで痛めた股関節の状態はなんとか試合ができるレベルまで回復していましたが2回戦の途中で同じ足の太ももの肉離れを起こしてしまいました。
フェドカップでも今大会でも突発的に起きた怪我であり予測するのは難しい怪我でした。
両怪我ともMRI検査の結果で軽度の肉離れということだったので大事には至りませんでしたが勝ち上がってきて気持ちもテニスも上がってきている時だけに残念でした。それでもフェドカップで怪我をしたことによって、試合に出れず応援しながら他の選手の試合を見ることで得たものもありました。
皆緊張や気負いからいかに力んでプレーしているかが見え、自分もその状態であったことによりスムーズな動作、ショットが打てないことから身体に負担をかけていることや視野が狭くなっていることに気づいたようです。
フェドカップの決勝に強行出場した時には全く力みがなく無駄な動きがなくボールが走っていました。この感覚はなかなか伝えてもわからないものであり、本人が一番緊張する試合の中で実践できたことは大きな収穫です。
今週の台湾でも意識して継続することで身体に負担をかけずに効率良くボールを飛ばせていました。その結果過去2連敗している相手に完勝することが出来て更に手応えを感じています。
2回戦ではアクシデントの怪我をしてしまい試合を棄権することになりましたが、今後のことも考えての前向きな決断をしました。1度帰国してトレーナーと相談の上今後の予定を決めます。テニスの状態が良いので試合をしたいところですが慎重に判断したいと思います。
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