ツイート |
![]() |
|
|
当社所属の奈良くるみ選手の2015 トップシェルフ・オープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:インターナショナル
開催地:オランダ スヘルトーヘンボス
コート:グラスコート
日程:2015年6月8日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:57位
女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
1R | カーステン・フリプケンス | ベルギー | 78 | 1-6/7-6(3)/6-4 |
2R | クリスティナ・ムラデノビッチ | フランス | 43 | 7-6(4)/3-6/3-6 |
芝シーズンの初戦でした。例年の芝での経験を踏まえて入れたので今年は最初から良いプレーが出来ました。
初戦は相手のプレーが良く1-6,2-5と大きく離されてしまいましたが、そこからの大逆転する事が出来ました。2回戦はファイナルセットで敗退してしまいましたが、自分のプレーは良かったので次に繋がる試合ができたと思います。
昨年は芝でのプレーがなかなか上手くいかずとても苦しい思いをしましたが、今年は初戦から良いプレーが出来ているので次の試合が楽しみです。
芝シーズンがスタートしました。
昨年は2大会で3ゲームずつしかとれない試合でウィンブルドンに不安を抱えたまま出場しましたが今年は初戦から昨年の反省を活かして芝に適応が早くできています。
1Rでは2年前のウィンブルドンでベスト4に入った芝を得意とする選手との対戦でした。スタートから相手にスライスとネットプレーを効果的に使われ試合のペースを握られました。奈良は相手のプレーへの対応よりまずは芝への対応を意識していたので相手に対しての戦術まで余裕がありませんでした。ファーストダウンのセカンド2−5でマッチポイント3本を凌いでの逆転勝利です。諦めないことと芝でのプレーに集中した結果でした。
2Rでは最近調子をあげている選手で長身からオールラウンドのプレーをする才能ある選手でした。ファーストセットは常にリードされなんとかついていきセカンド2−0までいきましたがそこからの自分のサービスキープが難しくなりました。キープが難しいことでリターンゲームも慎重で少し単調になってしまったことで相手にリズムを与えてしまいました。
試合後悔し涙を流す奈良は久しぶりです。それだけ充実していたゲームであり手応えを感じていると思います。ただ試合後に聞くと満足度は8割であと2割はサービス、リターンでもっと改善の余地があったから悔しいとのことでした。この2割の部分を次に活かす為にすぐに課題のサービスとリターンの練習を行いました。
こうした小さなことの積み重ねが大きな差になると信じて頑張っていきます。今日イギリスに移動してまた月曜日から2大会目がスタートします。奈良は芝を苦手としていますが今年はまずまずの芝シーズンがスタートできています。
トップレベルでプレーし続けていることで適応力がついてきていると実感してします。
Copyright © 1998-2022 Ando Securities Co., Ltd. All Rights Reserved.