ツイート | ![]() |
当社所属の奈良くるみ選手の2018 ノッティンガム・オープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:インターナショナル
開催地:イギリス ノッティンガム
コート:グラスコート
日程:2018年6月11日~
奈良選手のWTAシングルスランキング:97位
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
本戦1R | ジョアンナ・コンタ | イングランド | 22 | 2-6/3-6 |
今年初めての芝での大会は初戦敗退でした。
芝を得意とするタフな相手との試合でした。
パワーがありサービスとリターンから攻めてくる相手に対して反応が遅れてしまい、相手に常に優勢な形でプレーされてしまいました。
芝でのプレーはあまり得意ではないですが、だからこそ芝で習得できるショットやプレーもあるので引き続き練習に取り組んでいきます。
芝シーズンが開幕しました。
芝初戦は相手と戦う前にまずは芝に適応するまでの時間が必要です。
よって誰が相手でも難しい状況ですが、相手としては一番厳しい相手と当たってしまいました。
今日は勝つというチャンスは全くありませんでしたが、芝を得意とする相手と対戦することで芝で必要なことと、奈良が取り組んでいかないといけないことがはっきりと見えたので良かったと思えます。
芝で効果的なショットや芝特有の攻め方などはありますが、奈良が芝で勝つためには芝に合ったプレーやショットを意識していくのではなく、これまで通りの自分のスタイルを芝でも精度を落とさずにプレーすることが大事であり勝つ道です。
どのサーフェスでも勝てるオールラウンドのテニスを目指して取り組んできているので芝でも通用するはずです。ただ、芝という低くて速いサーフェスはパワーのない奈良には決して有利ではありません。空間と時間をコントロールして戦いたい奈良にとってはタフですが、その中でも精度を落とさずにプレーしなければ勝つチャンスは生まれません。
特にサービスとリターンの強さが求められるサーフェスなのでいかに自分の得意なラリー戦に持ち込めるかが鍵になります。奈良のフォアはグリップが厚く芝でのリターンやランニングショットは難しく精度が落ちてしまいます。このショットを改善していくことをずっと課題としていますが芝では必須です。
この課題が上達することでプレーの幅も広がり芝での苦手意識も薄れるはずです。明日から課題にフォーカスして取り組んでいきます。
Copyright © 1998-2022 Ando Securities Co., Ltd. All Rights Reserved.