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当社所属の奈良くるみ選手の2016 USオープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:グランドスラム
開催地:アメリカ ニューヨーククイーンズ区
コート:ハードコート
日程:2016年8月29日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:80位
女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
本戦1R | シュテファニー・フェーゲレ | スイス | 100 | 6-0/7-5 |
本戦2R | アナ・コニュ | クロアチア | 92 | 3-6/3-6 |
シンシナティーからUSOPENが始まるまで1週間練習する期間があったのでじっくり練習、トレーニングをして大会に臨めました。
グランドスラムでは毎回緊張しますが、今回はしっかりと調整してきた自信があったので試合するのを楽しみな気持ちになれた事が良かったです。
1回戦では自分のテニスが相手に上手くはまり、最初から最後まで攻撃的にプレー出来ました。2回戦の相手はパワーとスピードがある選手との対戦でした。自分のやれる事はやりきれましたが、パワーある相手にどう戦っていくかがまた課題になりました。
グランドスラムでもっと勝てるようにまた頑張っていきたいです。
夏のアメリカシーズンに入ってから心身ともに上向きで良い状態で大会に臨めました。
昨年は調子を崩していた中で大会を迎えましたが、今年は調子が良いことで楽しみでしたが調子が良くても勝てる保証はないので隙だけはつくらないように気をつけていました。そんな不安も奈良は高い集中力と攻守のバランスのきいた自分の持ち味を発揮して一掃してくれました。
1Rは3連勝している相手に今回も隙をみせずにしっかりと勝ちきりました。2Rはシードを倒して勢いのある若手の選手でした。相手のプレーが素晴らしく手がつけられない状態の中、奈良は出来る限りのアイデアを出して戦いましたが勢いを止めることはできませんでした。この試合でサービスとリターンの重要性をまた痛感させられました。ポイントの始めとなるサービスとリターンが攻撃的な相手に対して、奈良は得意なラリー戦に持ち込むことが難しくサービスとリターンでポイントを失うことが多かったです。
奈良はサービスでウィナーをとるタイプではないのでスピード、配球、球種のバリエーションを増やしながら確率もあげていけるようにすることで相手のリターンのタイミングを外すこと、得意なリターンゲームではファーストサービスに対してはしぶとく返球することができますが、セカンドサービスに対してもっと攻撃的で相手にプレッシャーをかけれるバリエーションが必要だと考えます。
今回の敗戦からは悔しさより明確な課題が見えてきたことが嬉しく、今後改善していくことで今回のような相手を倒していけるようになることが楽しみです。明日帰国して再来週からの有明での大会で良い試合ができるように準備します。
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