ツイート | ![]() |
当社所属の奈良くるみ選手の2018 ラスベガスオープンのツアーレポートをお届けいたします。
レベル:WTA 125K
開催地:アメリカ テキサス州ヒューストン
コート:ハードコート
日程:2018年11月12日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:170位
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | スコア |
---|---|---|---|
本戦1R | Varvara Flink | ロシア | 6-2/6-3 |
本戦2R | Katherine Sebov | カナダ | 3-6/3-6 |
2回戦敗退でした。先週からできていた良いプレーが出せていましたが、相手のプレーが良かったです。
負けはしましたが、自分のテニスができている事でより課題も明確になっています。
これを次に繋げていきます。
今シーズンが終了しました。
ランキングを落としてしまったりと苦しい時期もありましたが、その分初心に帰ってチャレンジする姿勢も思い出す事ができました。
来シーズンもまた自分らしく頑張っていきます。
一年間応援ありがとうございました。
今遠征の最後であり、今年最後のトーナメントでした。
尻上がりにテニスが良くなってきたので、時間の流れが早く感じると共にもう少し試合をしたいと思える程充実した時間を過ごしました。
昨日は大寒波の影響で気温3度の中での試合という過酷な条件でしたが、スタートからやるべきことに集中して入り、過酷な条件を良い集中に繋げていました。奈良らしい躍動感のあるプレーが見れました。
2回戦の相手は奈良と似た緩急をつけてコートを広く使い、攻守の切り替えがうまいタイプのプレーヤーでした。今日は相手の方がディフェンスでのボールが深く奈良はコートの中で連続して攻撃することができませんでした。逆に奈良はディフェンスからのボールが浅くなり相手にコートの中から連続して動かされてしまいました。
また勝敗の差としてはセカンドサービスに対するプレッシャーのかけ方が相手の方がうまく、セカンドサービスからの取得率を落とされてしまいました。よってファーストサービスを安定させようとする為に、サービスゲームでの攻撃性が落ちていました。
奈良も悪いプレーではありませんでしたが、今日は相手のプレーが良かったです。相手からプレッシャーのかけ方やボールの深さの重要性など、学びや再確認させられる試合でした。来シーズンに向けて取り組む課題も明確になったので、オフシーズンに良い準備ができると感じています。
今遠征のスタートでは、日本で取り組んできた練習やトレーニングの成果が見えず、勝てもしない状況の中、腐らずに心折れずに、決して誰のせいにするでもなく本当に良く前向きに取り組んできたと思います。これはなかなかできることじゃないですし、プロフェッショナルの姿勢の彼女を誇りに思います。
今年はランキングを落とした苦しいシーズンでしたが、2月と4月のフェド杯では日本代表として立派に戦いワールドグループ復帰に貢献しました。ランキングを落とした事は残念ですが、今年の苦労と悔しさをまた大きな力に変えると思います。
最後になりましたが、今年も多大なるご支援を頂きまして本当にありがとうございました。来シーズンは勝負の年とします!皆様に明るいニュースを届けられるように頑張ります。
原田夏希
Copyright © 1998-2022 Ando Securities Co., Ltd. All Rights Reserved.