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当社所属の奈良くるみ選手の2015 イーストボーン国際のツアーレポートをお届けいたします。
グレード:プレミア
開催地:イギリス イーストボーン
コート:グラスコート
日程:2015年6月21日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:58位
女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
予選1R | ララ・アロアバレーナ | スペイン | 85 | 7-6(10)/6-2 |
予選2R | アレクサンドラ・ダルゲルー | ルーマニア | 61 | 5-7/2-6 |
予選2回戦で敗退してしまいました。
初戦は今年クレーコートで負けてる相手でした。ファーストセットはタイブレークに入り、どちらが取ってもおかしくない展開でした。この試合で良かった事はファースットセットを取ったことで気を抜かずセカンドセットの出だしでギアを上げて相手を離せた事が良かったです。
2回戦の相手はストロークが安定している選手との対戦だったのでロングラリーになることが多くなりました。その中で試合序盤は私の方がコートの中に入っていける機会が多く相手のミスを引き出せていましたが、後半から下げられる事が多くなってしまい相手に展開を先にされてしまいました。この試合ではチャンスがあった所でポイントに繋がらず流れを失ってしまった事で負けてしまったと思います。
残念ですが、先週の大会からの課題を今週トライできた部分もあるので前向きにウィンブルドンに向けて調整したいと思います。
今大会は信じられないぐらいレベルの高い予選でカットが87位でした。
1Rでは4月に負けている相手にリベンジしました。懐が深く読みづらいフォアーにスライスをうまく使うバックハンドがあるテクニックがある選手でしたが奈良の方が芝の早いサーフェスの中でも前後の出入りをうまく行い攻守の切り替えの対応がうまくいきました。この差がタフなファーストセットをとりきりセカンドでは一気にゲームを重ね勝負を決めました。
2Rでも今週の課題としている芝で最も重要なサービスとレシーブでの積極性で主導権を握ることを意識的に行えていました。5−3リードから相手の良いプレーが重要な場面で出てその後良いプレーの時間が相手の方が長く継続しました。結果は残念ですが先週の体調不良により2日間寝込んだあとの試合であり課題にしっかり取り組んでいた試合内容であったので成果としては十分手応えがありました。
次の課題としてはサービスキープするためにもう少しサービスのコンビネーションとサービス後の3球目の組み立てを考えてゲームをつくることです。芝ではサービスキープが重要でありここがうまくいけば奈良の得意なレシーブゲームで優位に立てると考えています。
ウィンブルドンまでの試合はこれで終わりますが良いイメージは持てているのであとは課題の精度を高めていきます。
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