|
||||
ツイート |
![]() |
|
当社所属の奈良くるみ選手の2016 マレーシアオープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:インターナショナル
開催地:マレーシア クアラルンプール
コート:ハードコート
日程:2016年2月29日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:82位
女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
本戦1R | ダニエラ・ハンチュコバ | スロバキア | 170 | 6-4/6-7(4)/7-6(10) |
本戦2R | ウージニー・ブシャール | カナダ | 52 | 1-6/2-6 |
とても湿度が高く試合する環境としてはやりづらい場所でした。初戦はハンチェコバ選手との対戦でした。
1セット目から集中して試合に入る事ができたので、最初から最後まで良いプレーができたと思います。ファイナルセットでは相手にもいくつかマッチポイントを握られ、本当にどっちが勝ってもおかしくない試合でした。最後まで目の前のポイントに集中できた事が勝利に繋がったと思います。良い試合ができました。
2回戦ではブシャール選手と対戦しましたが、完敗でした。相手のテンポの速さについていく事ができず、自分の得意なロングラリーにもっていくポイントを作る事ができませんでした。何も出来ずに終わってしまい悔しいです。課題は見えたので次につなげたいと思います。
1回戦では今年のWTAツアーの最長試合となる3時間19分という激戦でした。ケガからの復帰戦でこれだけの試合をやりきれて勝てたことは何より安心しました。そしてこの試合の中から反省と収穫もありました。セカンドセットではリードした場面で勝負に出ない慎重なプレーでした。ここが現在ランキングを落としている要因でしたが、ファイナルセットでは常に自分からポイントを獲りに行く姿勢がみられまたトップに戻れると実感できる気持ちとプレーでした。
2回戦の相手は去年ブレークしてトップ10まで登りつめた選手でした。現在ランキングを落としていますが、またトップに戻るために集中していてモチベーションも高くあることがコート上での振る舞いとプレーから伝わってきました。相手のプレーもスタートから素晴らしかったですが奈良の悪い癖である相手のプレーが攻撃的で良い時に、試合の序盤で引いてしまい慎重になってしまう癖が出てしまいました。これでは今日の勢いがあり力のある選手のプレーを止めることはできませんでした。相手の強く攻撃的なショットに対して跳ね返す力が必要だと再認識させられました。相手の攻撃をニュートラルに戻すことではじめてその後の奈良の得意な時間をコントロールしてコートを広く戦術がいきてきます。
今日は久しぶりに何もできない状況になってしまい残念な試合でしたが、また気づかされることがあり次にむけて繋げれそうです。試合後早速練習して前向きにもいられています。
学び続けることを忘れずに前向きに一歩ずついきます。明日次のアメリカシーズンに出発します。
Copyright © 1998-2022 Ando Securities Co., Ltd. All Rights Reserved.