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当社所属の奈良くるみ選手の2018 全仏オープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:グランドスラム
開催地:フランス パリ スタッド・ローラン・ギャロス
コート:クレーコート
日程:2018年5月27日~
奈良選手のWTAシングルスランキング:96位
■女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
本戦1R | バルボラ・ストリコバ | チェコ | 26 | 6-1/3-6/4-6 |
悔しい初戦敗退でした。
全体的に見れば良い試合が出来たと思います。
自分のテニスは出来ましたが、この1本を取っていればという所で取りきれない場面があり、最後は相手に余裕を持ってプレーされてしまいました。
残念ですが、この今の自分の実力を認めてまた次に繋げていけるようにします。
前哨戦には出場せず、フェドカップ前から取り組んでいるボールを強く飛ばすことの課題と、クレーコートでの動きとテクニックを磨くために1週間トレーナーのマルコと共に準備しました。
相手は26位のシード選手で試合巧者でもあり、倒すのが難しいタフな相手でした。
それでも試合前から気持ちもテニスのプランも準備できていることで、自信を持ってコートに入っていけたと感じます。
序盤からお互い自分の持ち味を生かしたやりとりのあるクオリティの高いゲームとなりました。
先に抜け出したのは奈良で相手の良さを出させない何もさせない時間がセカンド序盤まで続きました。
そこから相手がスローペースにして揺さぶりをかけてきました。これにも奈良は対応していましたが勝負ところでもうひとつ押し切れるショットやコートを広く使うショットが足りませんでした。
相手はファイナルに入るとスローペースから一気にネットを奪ったりと奈良に予測をさせないプレーを混ぜてきました。さすが試合巧者であり実力者でありました。
試合には負けましたがタフな相手であり勝ち切ることが難しいクレーコートでの戦いで、奈良は最初の1ポイント目から最後のポイントまで変わらずにファイトし続けました。敗者として立派な姿勢であったと思います。
姿勢だけでなくプレーも1試合を通して自分が目指すプレーをやらなかったこともできなかったこともない全てを出し切った試合でした。
もちろん残念な結果ですが、すべてこれから先につながっていく正しい方向に向かっていると感じます。
選手もコーチ、トレーナーも皆前向きでいられることが充実している証拠だと思います。
トレーナーのマルコのモチベーションも高く課題にも早く取り組みたいので、数日パリに滞在してトレーニングしてから帰国します。
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