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当社所属の奈良くるみ選手の2017 WTAトロントのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:プレミア5
開催地:カナダ オンタリオ州 トロント
コート:ハードコート
日程:2017年8月7日~(奈良選手は予選からの出場です)
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:98位
■女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
予選1R | マグダレナ・リバリコワ | スロバキア | 154 | 2-6/7-5/6-7(6) |
あと少しで勝利でしたが、届きませんでした。
この日は強風だったのでなかなか思ったプレーを出せないままファーストセットが終わってしまいました。セカンドセットからは重いボールを打ってネットを取れるように心がけるとそれが上手くいき相手にプレッシャーを与える事ができました。
先週の試合で出来なかった自分のやりたいプレーをイメージして実行する事がこの試合ではできました。
先週よりはまた一歩進めたと思います。
なかなか結果が出ないので苦しい所もありますが、試合に中身は良くなっているので前向きに頑張っていきます。
今大会は予選からの出場でした。トップ100でも予選のシードに入らないレベルの高いトーナメントです。
相手は予選の第1シードで芝シーズンで大躍進した33位の選手でした。今勢いのある選手との対戦で勝つことによって大きな自信にもなるのでチャンスと感じていました。
スタートから勢いのある選手に対して奈良は慎重でアップダウンもない淡々とした内容でした。これではこのレベルの選手をコントロールできるはずもなくセカンドも1−4と追い込まれた状況でした。ここからやっと奈良らしい展開の早いラリーで相手にプレッシャーをかけるプレーが連続的に出てきてセットを取り返すことができました。
ファイナルも2−5から挽回しましたが、最後は少しの勇気を出すタイミングが遅れ大逆転勝ちとはなりませんでした。残念ではありますが今日は自分の良い時のポイントパターンの連続性が見られ、この相手を追い込めたことは自信になります。 ただまだまだどんな状況でも自分を信じきれていません。
試合の中でおとなしく自分を信じれてない仕草が出てくる時間があります。気持ちをコントロールしようとするのでなく今の奈良にはもっと感情を出していくことが必要だと感じています。それが闘争心につながり最後の勇気を出すことにつながっていくはずです。練習からもっと気持ちを表現させていくことにトライさせていきたいと思います。
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