|
||||
ツイート | ![]() |
当社所属の奈良くるみ選手の2017 WTA台湾オープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:インターナショナル
開催地:台湾
コート:ハードコート
日程:2017年1月30日~
女子シングルス
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | スコア |
---|---|---|---|---|
本戦1R | エレナ・ヤンコビッチ | セルビア | 49 | 6-7(4)/7-5/6-4 |
本戦2R | リン・チュ | 中国 | 122 | 6-4/1-6/2-6 |
会場はインドアハードコートでとても球足の遅いコートでした。
初戦の相手はヤンコビッチ選手と。今まで一度も勝った事のない相手に勝利する事ができました。この試合では自分のサービスゲームがうまくいきました。コース、スピードを考えて色々な配球を考えてできた事が一番良かったです。相手もしぶとい相手なので長い試合となりましたが、タフな相手に勝利できたのは嬉しいです。
2回戦では初戦と違ってスピードがある選手でした。プレー全体的には悪くなかったですが、相手に打ち込まれた時に跳ね返すショットが軌道もスピードも中途半端になってしまい相手に前に入られてしまいました。次の試合までにこの課題を練習していきたいです。
今シーズンがスタートしてからずっと肩の状態が良くなくて、気持ちもテニスもなかなか上がってこない状態が続いていました。そんな中でとにかくベストを尽くそうと臨んだ大会でした。いつもリードしては守りきられてセットもとれていない相手でしたが、久しぶりに気持ちもテニスも我慢と積極性の両面をうまくコントロールできた奈良らしい試合でした。
2Rでは最近調子の上がっている選手との対戦でしたが、やはり試合数をこなしていて自信を持っている選手に対して自分のテニスをやり抜く時間が短いことが敗因でした。相手の良いプレーに対して自分のやるべきことが明確でない時間があり、エースを取ってくる相手に対して大事な場面でプレッシャーをかけられての自分のミスが目立ちました。相手のエースをおさえてミスを増やさせることが奈良のやるべきことでしたがうまく機能しませんでした。まだまだ自分のテニスに対しての信念とタフさが足りません。どんな場面でもやりぬける自信をつけるためには今は球数を打つことかもしれません。
練習とトレーニングのやり方などを少し変更して試合の一番強度の高い3時間を想定して最後まで落ちないタフさを身につけさせたいと思います。肩の状態を見て試合を一度休ませるかやりながら治せる程度かを判断して来週以降の大会は決めたいと思います。
Copyright © 1998-2022 Ando Securities Co., Ltd. All Rights Reserved.