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海外証券先物取引

2013年4月8日(国内約定日基準)から、海外証券先物取引ルールの一部が変更されます。詳しくは、新旧対照表をご覧下さい。
海外証券先物取引ルール新旧対照表
 
【もくじ】
1 取扱商品          12          国内祝祭日の取扱い
2 取引に係る定義          13          注文の種類・方法
3 円建て日経平均株価先物取引のMOS(相互決済)移管 14          約定・建玉の確認
4 本口座について          15          電子書面閲覧
5 証拠金          16          各種料金
6 追加証拠金と強制決済          17          値幅制限及びサーキットブレーカー制度
7 不足金が発生した場合          18          取引規制
8 入出金          19          システム障害
9 決済・受渡ルール          20          電話サポート、お問合せ
10 受渡決済(最終差金決済)          21          業務時間外のアカウントロック
11 発注スケジュール          22          税金 について
(ご参考)美らネット24海外証券先物取引における取扱い先物取引・ まとめ



 

1 取扱商品

  1. 円建て日経平均株価指数先物取引

    シンガポール取引所(SGX)及びシカゴ商業取引所(CME)上場の円建て日経平均株価先物取引(Nikkei225 Index Futures)に係る限月のうち、大証日経225先物取引で扱う限月と同じ5つの限月(3月限、6月限、9月限、 12月限のうち、直近の期近から期先まで5つの限月)のうち、当社が定める限月を取り扱います。(当面は、直近の期近3つの限月を取り扱う予定です。)

  2. 米ドル建てE-Mini DOW (5$) 株価指数先物取引

    シカゴ商品取引所(CBOT)上場の米ドル建てE-mini DOW(5$) 株価指数先物取引に係る限月(3月限、6月限、9月限、12月限)のうち、当社が定める直近の期近限月を取り扱います。(期近3つの限月を取り扱います。)先物取引の対象となる原証券指数は、米国のダウ・ジョーンズ社が算出している「ダウ工業株30種平均株価」です。

  • 上記A.及びB.とも、取扱い限月については当社の任意で変更する場合があります。
     
  • 期先の限月については流動性が極めて小さいため、お客様が発注画面の操作を誤る等によって期近の限月を取引する意図で期先の限月の建玉を取引・約定してしまった場合、同建玉の決済をお客様の意図したとおりにできずに、大きな損失を被る可能性があります。ご注意ください。
     
  • 上記A.及びB.とも、限月間スプレッド取引については、取扱いをしておりません。

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2 取引に係る定義

取引関連の日付・時間に係る定義

国内営業日
(営業日)
日本国内証券取引所の休業日以外の日をいいます。(以下、「営業日」という場合は「国内営業日」をいいます。)
国内約定日
(約定日)
取引報告書及び取引残高報告書における「約定日」を指します。(以下、「約定日」という場合は、「国内約定日」をいいます。)

  1. 円建て日経平均株価先物取引
    前国内営業日16時15分(SGX翌日付取引開始時間)を起点とし、当国内営業日における日本時間15時30分を締めとする単位の日付です。
  2. 米ドル建てE-Mini DOW (5$) 株価指数先物取引
    当国内営業日午前8時00分(夏時間中は午前7時00分)を起点とし、翌国内営業日又は土曜日における日本時間午前7時15分(夏時間中は午前6時 15分)を締めとする単位の日付です。

上記のAとBでは開始時間と終了時間が異なりますのでご注意ください。

SGX
海外営業日
円建て日経平均株価指数先物取引について執行取引所(SGX)において他市場(CME)から移管された建玉の清算業務を行う日をいい、平日の日本時間16時15分を起点とし、平日の日本時間翌15時 30分を締めとするサイクルの日付をいいます。(1月1日を除きます。)
米国
海外営業日
米国市場(CBOT市場)で建玉の値洗い・決済等の清算業務を行う営業日をいい、平日の日本時間午前 8時00分(夏時間は午前7時00分)を起点とし、日本時間午前7時15分(夏時間は午前6時15分)を締めとするサイクルの日付をいいます。
現地約定日
(海外約定日)
  1. 円建て日経平均株価先物取引(SGX市場)の場合:SGX海外営業日をいいます。
  2. 円建て日経平均株価先物取引(CME市場)、および、CBOT市場の米ドル建てE-Mini DOW (5$)株価指数先物取引の場合:米国海外営業日をいいます。

建玉は、以下の順に審査して決済します。

  1. 現地約定日の古い順
  2. 利益の出やすい(損失の小さい)順
  3. 元注文の一部について約定時間の古い順
業務時間 当社の定める美らネット24サポートセンターの営業時間をいい、国内営業日(平日)の8時~19時を指します。
受渡日 決済を完了する日のことで、転売・買戻しによる決済、又はSQによる受渡決済(最終差金決済)に係る国内約定日から数えて4営業日目になります。
  •  美らネット24海外証券先物取引ルールに係る日時の表示は、原則として国内の日時を基準とします。

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3 円建て日経平均株価指数先物取引のMOS(相互決済)移管

円建て日経平均株価先物取引における「MOS」とは

  MOS(相互決済)システム(Mutual Offset System)とは、SGX市場とCME市場との間の取決めによって、円建て日経平均株価指数先物取引について建玉を移管して清算及び決済を行う制度です。
 美らネット24海外証券先物取引の円建て日経平均株価指数先物取引では、CME市場の建玉をSGX市場に移管して清算及び決済を行います。(SGXの建玉をCMEに移管することはできません。また、すべてのお客様にMOSシステムを適用いたします。)
 そのため、CME市場の建玉はCME市場の取引時間終了後には値洗いは行われず、SGX市場の建玉と同様に、SGX市場の取引時間終了後に値洗いが行われます。
 日本で取引されるお客様から見ますと、日本時間を基準に考えて16時15分から翌日15時30分まで、ほぼ24時間にわたる一連の時系列において円建て日経225先物取引を日本と1時間の時差であるSGX市場で清算及び決済することになります。
 美らネット24海外証券先物取引システムでは、CME市場での建玉についても、SGX市場に建玉が移管されることを前提としてお客様の建玉について市場の区別無く、同一限月の両建てについてリアルタイムで自動的にネッティング(「ネッティング」とは、必要証拠金を算定する建玉枚数について、売り買い枚数を差し引いて計算することをいいます。)を行います。これによって、同一限月の両建て取引を自動的にネッティングできる取引のメリットをほぼ24時間フルに享受できます。

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4 本口座について

スペキュレーション勘定

 海外証券先物取引口座では、執行取引所における諸法令及び慣行等からヘッジ勘定及びスペキュレーション勘定に分ける場合がありますが、美らネット24海外証券先物取引では、スペキュレーション勘定のみ取り扱っています。スペキュレーション勘定の場合、同一銘柄・限月の両建て取引について自動的にネッティング(相殺)を行って未決済建玉枚数を算定する扱いとなります。

委託証拠金の取扱い

 国内の証券先物取引においては、証券会社はお客様から差入れられた金銭をそのまま取引所に預託する(これを「直接預託」といいます。)か、お客様の同意がある場合には、証券会社はお客様から差入れられた金銭に代えて、当該金銭の額以上の自社が保有する金銭を取引所に預託(これを「差換預託」といいます。)するかを行うことしかできません。
 これに対して、海外証券先物取引については、海外証券先物取引等口座設定約諾書(以下、「約諾書」といいます。)」第11条の通り、当社はお客様から差し入れられた金銭について、任意にこれを他に貸し付け、担保に供し、他の顧客の海外証券先物取引等のために使用する権利を留保しています。 

委託オムニバス口座

 美らネット24海外証券先物取引では、お客様からお預りする委託証拠金及びお客様の建玉について、当社名義の「委託オムニバス口座」(複数の委託者を一括して一つの委託者とみなした口座のことを言います。)を通じて、自己売買勘定とは区別して指定清算参加者に取り次ぎます。

  1. 円建て日経平均株価指数先物取引の場合

    美らネット24海外証券先物取引では、委託オムニバス口座の「サブアカウント方式」を採用することにより、お客様の証拠金及び建玉を明確に区分して管理しています。これは、海外の各市場に発注する際に、お客様ごとに取引所が固有のサブアカウントを設定して発注、清算及び決済を管理する方法です。
    この固有のサブアカウントは、証拠金及び建玉をお客様ごとに区分するための目的でのみ用いられ、取引所及び指定清算参加者がお客様情報について取得するということはありません。ただし、取引の状況から見て取引所または現地の管轄当局が不公正取引やマネーロンダリング、その他税務等の調査を行う場合、当社は協力して指定清算参加者を通じて情報を開示する義務を負います。ご注意ください。
     
  2. 米ドル建てE-Mini DOW(5$)先物取引の場合

    委託オムニバス口座ではありますが、CBOT指定清算参加者に対しては「サブアカウント方式」は採用されておりません。当社にてお客様の海外証券先物取引口座毎に区分経理を行っておりますが、対CBOT指定清算参加者では同一限月についてはお客様の取引口座毎に売り買い差し引き枚数を算出し、全お客様について合算して必要額を算出する証拠金管理を行っております。なお、取引の状況から見て取引所または現地の管轄当局が不公正取引やマネーロンダリング、その他税務等の調査を行う場合、当社は協力して指定清算参加者を通じて情報を開示する義務を負うことは、同様です。
     

指定清算参加者

 美らネット24海外証券先物取引では、円建て日経平均株価先物取引・米ドル建てE-Mini DOW(5$)取引共に野村證券株式会社を指定清算参加者としております。

当社又は指定清算参加者に支払不能等の事由が発生した場合

 当社又は指定清算参加者に支払不能等の事由が発生した場合に執行取引所が支払不能等による売買停止等の措置を講ずる場合があります。その時にお客様が建玉を有している場合、執行取引所の規定に基づいて次のように取り扱います。ご注意ください。  

  1. お客様の口座は、委託オムニバス口座を通じてお客様の口座を一括して一つの委託者とみなしているため、お客様の口座の建玉のみ単独で他の取引参加者に移管することはできません。    
     
  2. 当社又は指定清算参加者に支払不能等の事由が発生した場合、お客様の計算により、建玉を決済していただきます。    
     
  3. 指定清算参加者の支払不能等による売買停止等の措置が講じられた場合は、他の清算参加者に当社委託オムニバス口座の移管が完了するまで、新規建て注文受付の停止、建玉決済の反対売買注文のみ受け付ける場合があります。
     
  4. 指定清算参加者が指定する代理ブローカーに支払不能等の事由が発生した場合にも売買停止等の措置が講じられる場合があります。
    • 指定清算参加者に設定している委託オムニバス口座は当社名義であり、同清算参加者に支払不能等の事由が発生しても、お客様の委託証拠金には直接関係がありません。当社が破綻した場合については、下記「分別保管 及び 委託と自己の区分」をご覧下さい。
       

分別保管 及び 委託と自己の区分

 当社の美らネット24海外証券先物取引では、法令に基づき、お客様からの委託証拠金をすべて日証金信託銀行の信託口座に預託し、当社の資金とは別に管理されております。

ログインID及びパスワード

 ログインIDは美らネット24総合取引口座と共通の9桁半角数字です。詳しくは、美らネット24取引ルール「美らネット24 証券総合取引口座開設申込基準((個人)6 会員ログインID・パスワードについて及び(法人)5 会員ログインID・パスワードについて)をご覧ください。  
パスワードは、美らネット24総合取引口座とは別の「初期パスワード」を発行し、美らネット24総合取引口座の会員画面「ホーム」「お客様へのお知らせ」にてご連絡いたします。

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5 証拠金

証拠金の有価証券による代用

 海外証券先物取引の証拠金はすべて現金で差し入れていただきます。(指定建通貨表示の証拠金への振替取引が必要となります。円建て日経平均株価指数先物取引の指定建通貨は円通貨、米ドル建てE-Mini DOW(5$) 株価指数先物取引の指定建通貨は米ドル通貨です。)  
 代用有価証券での差入れは認めていません。
 指定建通貨表示の証拠金現金による入金方法につきましては、当ルール「8.入出金」をご覧下さい。

証拠金前受け制度

 美らネット24 では、海外証券先物取引口座においても「証拠金前受け制度」を採用しています。ただし、相場変動による追加証拠金や決済損金等はこの限りではありません。
 海外証券先物取引口座内で異なる建通貨表示の証拠金に現金を振替えて入金する場合は、

  1. 前国内営業日の「仲値レート」(三菱東京UFJ銀行公表の対顧客外国為替相場の公表仲値(TTM))を適用した金額の95%を異なる建通貨の証拠金余力として、リアルタイムで暫定的に振り替えます。
  2. 当国内営業日の「仲値レート」確定後、所定の日時より、
    • 米ドル建て証拠金への入金の場合:同レート+20銭
    • 米ドル建て証拠金からの出金の場合:同レート-20銭
    の為替レートで換算した金額の振替が確定します。

 

証拠金余力計算(概要)

 証拠金余力の計算は、指定建通貨毎に受入証拠金総額から証拠金所要額を差し引いた金額になります。
 受入証拠金総額は、お客様が差し入れている委託証拠金の額に、海外証券先物取引に係る計算上の損益額を加減し、お客様の負担すべきものに相当する額で当社が必要と認める額(未決済約定建玉に係る手数料等)を差し引いて得た額をいいます。
 証拠金所要額は、執行取引所の定める証拠金以上の額で当社が定める額とします。

受入証拠金総額の計算

 「受入証拠金総額」の計算は、指定建通貨ごとに区分した上で、a. お客様が差し入れている委託証拠金の額に、b. 海外証券先物取引に係る計算上の損益額を加減し、c. お客様の負担すべきものに相当する額で当社が必要と認める額を差し引いて得た額をいいます。

  1. お客様が差し入れている委託証拠金の額
お客様が実際に美らネット24海外証券先物取引の証拠金口座に入金した現金残高のうち指定建通貨ごとに、決済等による実現損益のうち受渡が完了した額(各営業日の取引時間終了後は、翌営業日受渡しの確定受払い金額を受渡済みとみなします)、その他にお客様の証拠金勘定において実際に受払いを行った金額等を加減した後の現金残高(指定建通貨毎)をいいます。
  1. 計算上の損益額
お客様の海外証券先物取引の相場の変動に基づく利益額から同損失額と計算上の利益に係る払出しを行った場合の当該払出し額を差し引いて得た損益額。
なお、お客様の請求による計算上の利益に係る払出しについては、当社は認めておりません。
    
  1. お客様の負担すべきものに相当する額で当社が必要と認める額
未決済約定建玉に係る手数料額(税込)等をいいます。
  • 当約定日における決済約定利益は、約定日から4営業日目の受渡となりますので受渡日が到来するまでは受入証拠金総額に加算することができません。
  • お客様画面上では、「資産照会」「余力情報」の「詳細余力情報」にて、「証拠金総額(当日)」から未徴収手数料合計額を差し引いた額になります。
     

証拠金所要額

 証拠金所要額は、指定建通貨ごとに「必要証拠金額」と「その他所要額」の合計額になります。


  1. 必要証拠金額の計算

    必要証拠金額は、円建て日経平均株価指数先物取引、米ドル建てE-Mini DOW(5$)株価指数先物取引については、SGXが発表するイニシャル・マージン(Initial Margin)を基に、米ドル建てE-Mini DOW(5$) 株価指数先物取引については、CBOTが発表するイニシャル・マージンを基にして、当社の定める掛け目により決定する1枚当り必要証拠金に、取引時間中の未約定注文を考慮した未決済建玉枚数を乗じた金額になります。
    1. 1枚当り必要証拠金

      「1枚当り必要証拠金」については、お客様画面「ホーム」に表示しています。
      当社の円建て日経平均株価指数先物取引、米ドル建てE-Mini DOW(5$)株価指数先物取引とも、1枚当り必要証拠金を執行取引所が定めるイニシャル・マージンの120%としますが、当社の任意で変更することがあります。
      「イニシャル・マージン」は随時、SGX及びCBOTが発表しています。ただし、決まった曜日に発表するとは限らず、発表から変更日までが極めて短い場合もあります。イニシャル・マージンの更新は既建玉にも影響し、不測の証拠金不足に繋がる場合がありますので、お客様画面「ホーム」での「1枚当り必要証拠金」の表示には常にご注意ください。
       
    2. 未決済建玉枚数

      同一先物取引かつ同一限月ごとに取引時間中の未約定注文を考慮した未決済建玉枚数は、次の絶対値の大きい方の枚数になります。(「同方向(逆方向)」とは、未決済建玉(約定済み)の売・買の別に対して、同方向(逆方向)を指します。)
      • (約定済みの未決済建玉枚数)+(未決済建玉と同方向の未約定注文枚数)    
      • (約定済みの未決済建玉枚数)-(未決済建玉と逆方向の未約定注文枚数)

    3. リスクのネッティング(相殺)

      未決済建玉枚数の算定は、売建と買建の両建取引について次のように取り扱います。
            
      • 同一先物取引かつ同一限月の買建玉と売建玉はリアルタイムで自動的にリスクのネッティング(相殺)を行い、建玉枚数残を差引計算します。
      • 異なる先物取引または異なる限月の買建玉と売建玉はリスクのネッティングを行いません。
         
    同一先物取引の同一限月における
    未決済建玉枚数
    売建と買建の差引枚数(取引時間中にリアルタイムでネッティングします。)
    限月間の両建て取引 各限月の未決済建玉枚数を合算します。(ネッティングしません。)
     
  2. その他所要額の計算

    指定建通貨ごとに、次のa. ~e. が、証拠金総額から拘束・差し引かれ、証拠金余力に反映されます。
    1. 前営業日末の先物評価損益を考慮した当約定日の決済取引に係る損失額について、証拠金余力から拘束・差し引きます。「当日取引時間中の決済損益(みなし決済損益)±同決済取引相手方建玉の前営業日末評価損益(みなし評価損益拘束金)」がマイナスの場合の当該マイナス額
       
    2. 上記a. の「みなし決済損益」に係る新規・決済の往復手数料(税込)、及び、未決済建玉に係る手数料金額(税込)
       
    3. 受渡日未到来の確定決済損、及び、同確定決済損に係る新規・決済の往復手数料(税込)
       
    4. 出金予定額(出金予約額)、及び、異なる建通貨の証拠金への振替出金予約額
       
    5. その他当社が特に定める金額
          
    • 当約定日の決済取引に係る損失額は、当約定日取引時間終了時までの取引状況によっては、建玉決済順位の変更などによって建玉が決済取引から外れる等の事情によって変化する場合があります。ご注意ください。    
       
  3. 最低証拠金

    最低必要証拠金は、設定をいたしません。
     

証拠金の余力(詳細)

証拠金余力の詳細は、指定建て通貨ごとに、お客様画面の「資産照会」「余力情報(詳細)」にて確認できます。概要は次の通りです。

証拠金余力 当日~3営業日後までの「各営業日の証拠金余力」の中で、最小の証拠金余力の値。なお、この「証拠金余力」がマイナスのときは、未決済建玉を減少させる取引の他は行うことができません。
出金余力 1営業日後~3営業日後までの「各営業日の出金余力」の中で、最小の出金余力の値。なお、この「出金余力」がマイナスのときに、当該マイナス額をお客様に請求するものではありません。

  1. 各営業日毎の利用可能証拠金額計算

    円建て証拠金(単位:円)
    a 証拠金総額 各営業日の実質現金残高(a')に残建玉値洗い損益合計(a1)を加減算した利用可能証拠金総額
    a1 残建玉値洗い損益合計 全未決済建玉について直近の清算価格で値洗いした評価損益の合計額
    a' 実質現金残高 各営業日の受渡後現金残高であり、受渡予定の確定決済損益及び確定決済手数料を当該受渡予定日に反映します。
    a’1 米ドル→円振替
    入金額
    各国内営業日の所定時間(15時30分頃)までに米ドル売りの予約指示を受けた後、円への振替入金額確定後(原則として翌朝の米ドル建て取引時間終了後)に反映します。
    a’2 確定決済損益 各営業日の現金残高に加減算される決済損益
    a’3 確定決済
    手数料
    損益確定した新規・決済の手数料金額。各受渡日の実質現金残高から控除されます。
    b 米ドル→円振替入金
    予約額(暫定)
    米ドル証拠金から円証拠金への米ドル額の振替出金指示を行った際に、前営業日の当社指定金融機関仲値レート(TTM)で換算した円金額に対する95%相当額をリアルタイムで暫定的に、円証拠金余力に振替入金します。
    c みなし決済
    拘束金合計
    次の合計額を拘束します。3営業日後に表示されます。
    • 「みなし決済損益(c1)±みなし評価損益拘束金(c3) <0」の場合の当該マイナス額
    • みなし決済手数料(c2)
    c1 みなし決済
    損益
    当日に係る取引時間中の仮決済損益。3営業日後に表示されます。
    c2 みなし決済
    手数料
    みなし決済損益に係る往復分の手数料(税込)
    c3 みなし評価
    損益拘束金
    みなし決済損益の決済取引に係る建玉を係る直近の清算価格で値洗いした評価損益額を相殺又は控除する金額(上記a1の反対の符号の金額)
    d 拘束金合計 各営業日の実質現金残高からマイナスされないが、利用不可能な金額として拘束される金額。(d1とd2の合計額)
    d1 未徴収手数料
    合計
    未決済建玉に係る手数料合計(税込)。未約定注文の注文手数料を含みます。
    d2 出金予定額 出金の予定額、予約額
    e 利用可能
    証拠金合計
    実際に利用可能な証拠金金額。(aからc及びdを差し引いた額)

    米ドル建て証拠金(単位:米ドル(小数点2桁))
    a 証拠金総額 各営業日の実質現金残高(a')に残建玉値洗い損益合計(a1)を加減算した利用可能証拠金総額
    a1 残建玉値洗い損益合計 全未決済建玉について直近の清算価格で値洗いした評価損益の合計額
    a' 実質現金残高 各営業日の受渡後現金残高であり、受渡予定の確定決済損益及び確定決済手数料を当該受渡予定日に反映します。
    a’1 円→米ドル円振替入金額 各国内営業日の所定時間(15時30分頃)までに円売りの予約指示を受けた後、米ドルへの振替入金額確定後(原則として翌朝の米ドル建て取引時間終了後)に反映します。
    a’2 確定決済損益 各営業日の現金残高に加減算される決済損益
    a’3 確定決済
    手数料
    損益確定した新規・決済の手数料金額。各受渡日の実質現金残高から控除されます。
    b 円→米ドル振替入金
    予約額(暫定)
    円証拠金から米ドル証拠金への円金額の振替出金指示を行った際に、前営業日の当社指定金融機関仲値レート(TTM)で換算した米金額に対する95%相当額をリアルタイムで暫定的に、米ドル証拠金余力に振替入金します。
    c みなし決済
    拘束金合計
    次の合計額を拘束します。3営業日後に表示されます。
    • 「みなし決済損益(c1)±みなし評価損益拘束金(c3)<0」の場合の当該マイナス額
    • みなし決済手数料(c2)
    c1 みなし決済
    損益
    当日に係る取引時間中の仮決済損益。3営業日後に表示されます。
    c2 みなし決済
    手数料
    みなし決済損益に係る往復分の手数料(税込)
    c3 みなし評価
    損益拘束金
    みなし決済損益の決済取引につき、新規建玉に係る直近の清算価格で値洗いした評価損益額を相殺・控除する金額
    d 拘束金合計 各現営業日の実質現金残高からマイナスされないが、利用不可能な金額として拘束される金額。(d1とd2の合計額)
    d1 未徴収手数料
    合計
    未決済建玉に係る手数料合計(税込)。未約定注文の注文手数料を含みます。
    d2 出金予定額 出金の予定額、予約額
    e 利用可能証拠金合計 実際に利用可能な証拠金金額。(aからc及びdを差し引いた額)

  2. 営業日毎の先物証拠金余力計算

    円建て証拠金(単位:円)
    f 先物必要
    証拠金
    1枚当り必要証拠金×未決済建玉枚数。取引時間中の未約定注文数も考慮します。
    g 各営業日の
    証拠金余力
    各営業日の利用可能証拠金合計から先物必要証拠金を差し引いた額(e-f)

    米ドル建て証拠金(単位:米ドル(小数点2桁))
    f 先物必要
    証拠金
    1枚当り必要証拠金×未決済建玉枚数。取引時間中の未約定注文数も考慮します。
    g  各営業日の証拠金余力 各営業日の利用可能証拠金合計から先物必要証拠金を差し引いた額(d-e)

  3. 営業日毎の出金または引出拘束額計算

    円建て証拠金(単位:円)
    h  決済済み建玉必要証拠金 営業日毎に、次の通りです。

    (当日)  2営業日前の決済約定枚数(日計り取引枚数を除く)×1枚当り必要証拠金
    (1営業日後)  1営業日前の決済約定枚数(日計り取引枚数を除く)×1枚当り必要証拠金
    (2営業日後)  当日の決済約定枚数(日計り取引枚数を除く) ×1枚当り必要証拠金
    (3営業日後)  無し

    米ドル建て証拠金(単位:米ドル(小数点2桁))
    h  決済済み建玉必要証拠金 営業日毎に、次の通りです

    (当日)  2営業日前の決済約定枚数(日計り取引枚数を除く)×1枚当り必要証拠金
    (1営業日後)  1営業日前の決済約定枚数(日計り取引枚数を除く)×1枚当り必要証拠金
    (2営業日後)  当日の決済約定枚数(日計り取引枚数を除く) ×1枚当り必要証拠金
    (3営業日後)  無し
    • 米ドル証拠金から海外証券先物取引口座の外に引き出しを行うことはできません。

  4. 営業日毎の出金または引出余力計算

    円建て証拠金(単位:円)
    各営業日の
    出金余力
    営業日毎に、実質現金残高(a')と各営業日の証拠金余力(f)の小さい方の額から、各営業日毎に決済済み建玉必要証拠金(h)を次のように拘束・差し引いた後の金額になります。
    (当日) (h)の(当日)~(2営業日後)の最大の額
    (1営業日後) (h)の(1営業後)と(2営業日後)の大きい方の額
    (2営業日後) (h)の(2営業日後)の額

    米ドル建て証拠金(単位:米ドル(小数点2桁))
    各営業日の
    出金余力
    営業日毎に、実質現金残高(a')と各営業日の証拠金余力(f)の小さい方の額から、営業日毎に決済済み建玉必要証拠金(h)を次のように拘束・差し引いた後の金額になります。
    (当日) (h)の(当日)~(2営業日後)の最大の額
    (1営業日後) (h)の(1営業後)と(2営業日後)の大きい方の額
    (2営業日後) (h)の(2営業日後)の額

証拠金余力がマイナスの場合の取引制限

  1. 未決済建玉(買建)を保有する限月につき、買建玉枚数に達するまでの売建て注文のみ発注を受付け、決済を可能とします。
     
  2. 未決済建玉(売建)を保有する限月につき、売建玉枚数に達するまでの買建て注文のみ発注を受付け、決済を可能とします。
     

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6 追加証拠金と強制決済

追加証拠金と通知

  1. 値洗いによる追加証拠金

    美らネット24海外証券先物取引では、国内営業日毎に、指定建通貨毎に以下のとおり日次の清算価格で値洗いを行います。
    1. 円建て取引

      SGX通常取引時間終了時(日本時間15時30分)のお客様の建玉について、SGXが発表する清算価格(円)で値洗いし、その結果、「受入証拠金額」が「必要証拠金額」を下回った場合、証拠金を追加で差し入れていただく必要があります。
      お客様画面上では、各国内営業日のSGX日中取引時間終了時(日本時間15時30分)以降のSGXが発表する清算価格(円)での値洗いによる(当日)における「各営業日の証拠金余力」がマイナスの場合をいいます。「5 証拠金 ■ 証拠金の余力(詳細) B 営業日毎の先物証拠金余力計算」をご確認ください。
       
    2. 米ドル建て取引

      翌朝の取引時間終了後にCBOTが発表した清算価格(米ドル)で値洗いをし、その結果、「受入証拠金額」が「必要証拠金額」を下回った場合、証拠金余力不足額(米ドル)が発生し証拠金を追加で差入れていただく必要があります。

  2. 1枚当り必要証拠金の更新による追加証拠金

    1枚当り必要証拠金の更新によりお客様の受入証拠金総額が必要証拠金額を下回った場合にも、証拠金を追加で差し入れていただく必要があります。
     
  3. 追加証拠金が発生した場合
          
    1. 円建て取引における追加証拠金発生の場合
      • 各国内営業日のSGX通常取引時間終了(日本時間15 時30分)後の日次清算価格による値洗いにおける円建て証拠金審査によってお客様の証拠金預託状況に不足が発生した場合は、当社は、同日の夕方以降すみやかに、E メール(追加証拠金メール)にてお客様にご通知します。なお、このメールを受け取った場合は、必ず、お客様画面「ホーム」の「お知らせ」で不足額等の内容を確認してください。
      • 追加証拠金の差入れは全て円現金での預託とし、追加証拠金発生日の翌国内営業日の日本時間正午(12時)までに当社がお客様の現金差入れを所定の銀行口座において確認できることが必要です。銀行振込の場合、ご入金後にお客様画面「資産照会」への入金反映が遅れる場合があります。入金確認をお急ぎの場合は、美らネット24サポートセンターまでご連絡ください。
    2. 米ドル建て取引における追加証拠金発生の場合
      • 各国内営業日のCBOT通常取引時間終了(日本時間午前7 時15分、夏時間午前6時15分)後の日次清算価格による値洗いにおける米ドル建て証拠金審査によってお客様の証拠金預託状況に不足が発生した場合は、当社は、同日の朝以降すみやかに、E メール(追加証拠金メール)にてお客様にご通知します。なお、このメールを受け取った場合は、必ず、お客様画面「ホーム」の「お知らせ」で不足額等の内容を確認してください。
      • 追加証拠金の差入れは円建て証拠金から米ドル建て証拠金への振替とし、追加証拠金発生日の翌国内営業日の日本時間正午(12時)までに、当社がお客様の米ドル建て証拠金余力への振替が行われたことを確認できることが必要です。円建て証拠金余力が米ドル建て証拠金余力不足額への振替額に足りない場合は、所定の銀行口座への振込入金をお願いします。

  4. 所定の期限までに決済した場合

    当社は、所定の時限までに追加証拠金が発生した指定建通貨の取引に係る未決済建玉を決済した場合であっても、お客様に対して追加証拠金の請求を行います。ご注意ください。
     
  5. 追加証拠金が発生した後の取引制限

    追加証拠金が発生したときは、当社の業務時間外にも取引所が開場して建玉の損益が変動することから、お客様ご自身に建玉を決済してリスクを回避する機会を確保することを目的として、
    1. 個々の限月について未決済建玉を保有し、かつ、買建てのときは、未決済の買建玉枚数に達するまでの売建て注文のみ発注を受付け、決済を可能とします。
       
    2. 個々の限月について未決済建玉を保有し、かつ、売建てのときは、未決済の売建玉枚数に達するまでの買建て注文のみ発注を受付け、決済を可能とします。
       

強制決済

  1. 強制決済

    追加証拠金が発生した翌国内営業日の日本時間正午までに当社がお客様の追加証拠金差入れを確認できなかった場合、当社の任意でお客様の海外証券先物取引口座における全建通貨の全建玉を反対売買により決済を行います。
    原則として、追加証拠金の差入れを確認できなかった国内営業日締め(SGX通常取引時間終了)後翌日付取引の開始(16時15分)後に、当社の任意で速やかに強制決済発注を行います。
     
  2. 強制決済を行った場合は、建通貨毎に受渡日(決済約定日の3国内営業日後)の当社業務時間が到来するまで新規建て取引の発注を停止いたします。ご注意ください。
     
  3. 当システムでの各市場での海外証券先物取引発注については、成行注文をご用意しておりません。したがって、当社で強制決済を行う場合は、各取引所で決められた値幅の発注可能上限(買決済の場合)、又は発注可能下限(売決済の場合)を含む任意の単価で発注する場合があります。ご注意ください。また、全建玉の反対売買によって生じた損金・諸経費等の不足金についてはお客様の債務として取扱うこととします。その際には、全建通貨における海外証券先物取引の発注及び出金指示に制限をかけます。
    原則として、強制決済に係る取引の事前又は事後に電話によるご連絡はいたしません。お客様へのご連絡の可否にかかわらず強制決済を行います。海外証券先物取引等をご利用のお客様は常にお客様画面を確認していただく必要があります。ご注意ください。
     
  4. 値洗いによって受入証拠金総額が必要証拠金額を上回った場合

    追加証拠金が発生した翌営業日の日本時間正午までに当社がお客様の追加証拠金差し入れを確認できないまま、お客様の有利になるような相場変動によって値洗い後の受入証拠金総額が必要証拠金額を上回る場合があります。
    このような場合であっても、追加証拠金の差入れ義務に応じない以上は、当社はお客様に電話によるご連絡無しに強制決済を行うことができます。ご注意ください。
     
  5. 追加証拠金発生後に決済を行ったが、請求額の差し入れを怠った場合
    • 追加証拠金の差入れが確認できず、当社の任意でお客様の海外証券先物取引口座の全建玉を決済するに至った場合、お客様の海外証券先物取引等口座を停止又は閉鎖する場合があります。
       
    • 当社の任意で反対売買を行う場合も、通常の売買と同じ所定の手数料を徴収します。
       
    • ATM入金又は銀行窓口からの入金のお客様の場合、当社は定期的に入金チェックを行っておりますが、ご入金の時間によっては追加証拠金の差入れ期限までにご入金を確認できない場合がありますので余裕を持ってご入金ください。

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7 不足金が発生した場合

 美らネット24海外証券先物取引では証拠金前受け制度を採用しています。しかし、相場の予期せぬ大きな変動の最中にお客様が決済した場合、又は、当社がお客様の計算で任意に強制決済を行った等の場合に、決済損金及び諸経費相当額の合計額が海外証券先物取引口座の指定建通貨に係る証拠金残高を上回る事態が発生する可能性があります。(「不足金」の発生。)

 当該不足金額は、お客様画面「資産照会」「指定建通貨ごとの余力情報」における各営業日の「証拠金総額」及び「実質現金残高」の中の最大のマイナス額が表示されます。

 このように不足金が発生することが確定することとなったときは、決済損金が約定日から4営業日目の受渡が原則ですが、「6 追加証拠金と強制決済」に準じて、当該不足金を生じさせた決済取引国内約定日又は値洗い損益算定日の翌営業日における日本時間正午(12時)までに、お客様は、当該不足金額以上の入金を当社に差し入れなければなりません。
 当社にて所定の期限までに入金が確認できない場合、当社は、お客様の口座に係る入金取引以外のすべての取引を即座に停止します。未決済建玉が残っているときは、お客様の計算において当社の任意で、全建通貨の全建玉についてすみやかに強制決済を行い、不足金額を確定させます。

 当該不足金はお客様の未履行債務として取扱われ、その後、お客様の証拠金口座に入金があった場合は真っ先に充当されます。当該債務の回収方法は海外証券先物取引等口座設定約諾書に従って当社が任意で決められるものとします。ご注意ください。

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8 入出金

8-1 入出金(円)

美らネット24海外証券先物取引証拠金口座(円証拠金)への振込入金

  1. 円証拠金への振込入金

    美らネット24海外証券先物取引証拠金口座(円証拠金)への入金は、原則としてお客様ご自身で銀行口座から当社指定の海外証券先物取引専用銀行口座にお振込みいただきます。
    入金方法には、お客様画面「入出金」から当社が加盟しているインターネット入金によるクイック入金及び銀行窓口・ATMからの通常振込による方法があります。
    美らネット24総合取引口座で扱っている当社の入金口座とは異なります。ご注意ください。
     
  2. 美らネット24他口座からの振替入金の制限

    美らネット24大証先物オプション取引口座からの振替によって海外証券先物取引等証拠金口座(円証拠金)への預託指示を行いたい場合は、美らネット24サポートセンターまでお電話にてご指示ください。(当国内営業日のSGX市場大引け後の証拠金余力・出金余力に問題が無いことを当社にて確認の上、16時05分以降の翌日付取引開始時以降、証拠金振替を当社にて実施いたします。

美らネット24海外証券先物取引証拠金口座(円証拠金)からの振込出金

 美らネット24海外証券先物取引証拠金口座から直接お客様の指定銀行口座へ出金いたします。当社が認める場合を除き、美らネット24総合証券取引口座に振替えることはできません。
 出金する場合は、「入出金指示」画面から出金指示を行ってください。

円証拠金からの出金余力

  1. 出金予約可能額の確認

    円証拠金からの出金余力については、「余力情報」の「出金余力」で確認することができます。出金余力の計算方法は、「5 証拠金 ■ 証拠金余力(詳細)」をご覧ください。
     
  2. 出金予約可能方法及び時間

    円証拠金からの出金予約は、出金余力の範囲内でお客様画面の「入出金」「出金指示」から行うことができます。当営業日の15時00分までに出金予約を行ったものに対して、翌営業日に出金が可能です。(翌々営業日以降の出金予約はできません。)
     
  3. 出金審査

    円証拠金からの出金審査は、日本時間15時30分の取引時間終了後に、同日のSGX市場における清算価格で値洗いした上で行います。その上で当社が定める出金余力を上回った場合のみ、お客様にご登録いただいた銀行口座に翌営業日の午前中に出金いたします。
    出金審査を行った結果、出金余力が出金予約額を下回った場合は、出金予約の全額について出金を認めません。一部出金は行いません。ご注意下さい。
     
  4. 出金余力における値洗い損益

    海外証券先物取引における計算上の損益の授受額は、証拠金余力には反映されます。これに対して、「出金余力」の場合、計算上の利益(値洗い利益)については反映(上乗せ)されずに計算上の損失(値洗い損失)のみ出金余力から差し引かれます。
     
  5. 出金余力における拘束金

    当約定日に決済約定を行った建玉枚数に対応する必要証拠金額、及び、当約定日に決済約定した決済利益の金額については、約定日から数えて4営業日目以降のみ出金できます。計算方法については、「5 証拠金 ■  証拠金の余力(詳細)」をご覧下さい。 

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8-2 入出金(米ドル)

米ドル建て証拠金への入金及び同証拠金からの出金は、下記「8-3.円証拠金と米ドル証拠金との間の振替入出金」に記載のとおり、海外証券先物取引口座内の円証拠金との間の振替えによって行います。 

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8-3 円証拠金と米ドル証拠金との間の振替入出金

円証拠金からの振替(出金)余力

  1. 米ドル証拠金への振替可能額
    1. 円証拠金の証拠金余力の範囲内で、米ドル証拠金への振替予約指示が可能です。(円で行います。)
       
    2. 余力情報(円証拠金)の「円証拠金余力(兼 米ドル証拠金への振替可能額)」に表示されます。
       
  2. 円証拠金からの振替出金予約指示から振替完了まで
    1. 当国内営業日の15時30分まで
      • お客様画面「入出金」「米ドル入金(円振替出金)」より、円振替出金予約指示を行うことができます。取消・訂正はできません。
         
      • 「前国内営業日の仲値レート」で換算した米ドル額の95%相当額はリアルタイムで米ドル証拠金余力(「円→米ドル振替入金予約額(暫定)」に加算され、米ドル建て先物取引を行うことができます。
         
      • 詳細余力情報(円証拠金)の「円出金(米ドル買い)拘束金」(1営業日後)に金額(円)が表示され、円証拠金から証拠金余力を拘束いたします。
         
    2. 当国内営業日の16時から翌国内営業日の朝まで
      • 詳細余力情報(円証拠金)の「円出金(米ドル買い)拘束金」(当日)に金額(円)が表示されます。
         
    3. 翌国内営業日の朝以降
      • 米ドル証拠金の国内営業日が翌営業日にシフトしますと、「米ドル入金指示状況」の「受付状況」が「振替済」に変わります。
         
      • 「当国内営業日の仲値レート」プラス20銭を適用した米ドル額が米ドル証拠金の証拠金余力に加算され、詳細余力情報(米ドル証拠金)の「実質現金残高」「円振替入金額」に金額(米ドル)が表示されます。「円→米ドル振替入金予約額(暫定)」がクリアされます。
         
    4. 当社所定の為替レートについて
      • 円証拠金から米ドル証拠金に振り替える際に適用する円ドル為替レートは、当社が指定する金融機関(三菱東京UFJ銀行)が公表する対顧客外国為替相場の公表仲値(TTM)を「仲値レート」として用います。
         

米ドル証拠金から円証拠金への振替(入金)出金

  1. 円証拠金への振替可能額
    1. 米ドル証拠金の証拠金余力の範囲内で、円証拠金への振替予約指示が可能です。(米ドルで行います。)
       
    2. 余力情報(米ドル証拠金)の「米ドル証拠金余力(兼 円証拠金への振替可能額)」に表示されます。
       
  2. 米ドル証拠金からの振替出金予約指示から振替完了まで
    1. 当国内営業日の15時30分まで
      • 顧客画面「入出金」「米ドル出金(円振替入金)」より、円振替入金予約指示を行うことができます。取消・訂正はできません。
         
      • 「前国内営業日の仲値レート」で換算した円金額の95%相当額がリアルタイムで円証拠金余力「米ドル→円振替入金予約額(暫定)」に加算され、円建て先物取引を行うことができます。
         
      • 詳細余力情報(米ドル証拠金)の「米ドル出金(円買い)拘束金」(2営業日後)に金額(米ドル)が表示され、米ドル証拠金から証拠金余力を拘束いたします。
         
    2. 当国内営業日の16時から翌国内営業日の16時まで
      • 翌国内営業日の朝までは、詳細余力情報(米ドル証拠金)の「米ドル出金(円買い)拘束金」(2営業日後)に金額(米ドル)が表示されます。
         
      • 翌国内営業日の朝から夕方(SGX市場の翌日付・夜間取引の注文受付開始時)までは、詳細余力情報(米ドル証拠金)の「米ドル出金(円買い)拘束金」(1営業日後)に金額(米ドル)が表示されます。
         
    3. 翌国内営業日の16時以降
      • 円証拠金の国内営業日が翌営業日にシフトしますと、「米ドル出金指示状況」の「受付状況」が「振替済」に変わります。
         
      • 「当営業日の仲値レート」マイナス20銭を適用した円金額が円建て証拠金の証拠金余力に加算され、円建て取引の新規建てに利用することができます。
         
      • 詳細余力情報(円証拠金)の「実質現金残高」「米ドル振替入金額」に金額(円)が表示されます。「米ドル→円振替入金予約額(暫定)」がクリアされます。
         
    4. 当社所定の為替レートについて
      • 米ドル証拠金から円証拠金に振り替える際に適用する円ドル為替レートは、当社が指定する金融機関(三菱東京UFJ銀行)が公表する対顧客外国為替相場の公表仲値(TTM)を「仲値レート」として用います。

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9 決済・受渡ルール

建玉決済の順位

建玉決済の優先順位は、当社取扱い先物取引の同一限月ごとに次の通りです。(お客様ご自身で未決済建玉の中から決済を行う建玉を選択することはできません。)

  1. 「現地約定日」が古い順(先入れ・先出し)    
        
  2. 同一現地約定日は、利益の出やすい順(買建玉は約定単価の小さい順、売建玉は約定単価の高い順)    
        
  3. 同一現地約定日及び同一約定単価の場合は、元注文の一部について約定時間が古い順    
     

新規・決済の別

お客様がご自身で新規建玉と決済建玉を決めることはできません。本システムにおける発注方法は「買建注文」と「売建注文」の二種類のみです。その上で、あらかじめ当社が定める基準で「新規・決済」の別を定めます。

  1. 当現地約定日の約定取引について、当社取扱い先物取引の限月ごとに時系列で見て最初の建玉が売建てであれば同建日の売建てはすべて「売新規」となり、同様に最初の建玉が買建てであれば同建日の買建てがすべて「買新規」となります。
    同一現地約定日の取引終了時点で同一限月の両建てとなった場合、売り買いのうち新規となった側の反対ポジションを「決済」(SQによる最終決済のときは、「受渡」)とします。
     
  2. 当社取扱い先物取引の限月ごとに、売り買いのうち、取引日の取引終了時点で未決済の側の建玉は自動的に翌現地取引日の新規建玉となります。

(例)同一海外営業日(現地約定日)における同一限月について、

  • 同約定日の取引内容が、「15000円売り2枚、14600円売り1枚、 14500円買い1枚、14800円買い2枚」
     
  • 同約定日の最初の発注・約定が14600円の売り

の場合、海外営業日(現地約定日)の締め後に、次のように新規・決済を決し、報告書に記載します。    

  1. 売新規 1枚・15000円に対して、買決済 1枚・14500円
     
  2. 売新規 1枚・15000円に対して、買決済 1枚・14800円
     
  3. 売新規 1枚・14600円に対して、買決済 1枚・14800円
     

値洗い及び決済の基準日

値洗い
基準日
  1. 円建て日経平均株価先物取引の場合
    国内営業日のSGX通常取引(日中取引)時間終了(日本時間15時30分)ごとに行います。国内祝祭日におけるSGX海外営業日の残建玉に係る先物評価損益額は、当該建玉の前国内営業日における日本時間15時30分締め時点の値洗いを引き継ぎます
     
  2. 米ドル建てE-Mini DOW (5$) 株価先物取引の場合
    米国海外営業日のCBOT取引時間終了(日本時間翌朝7時15分、夏時間翌朝6時15分)ごとに、米ドル建てで行います。
    国内祝祭日の場合であっても、米国海外営業日であれば残建玉について取引所が定める清算値にて値洗いを行います。ただし、取引残高報告書の国内営業日に係る「更新差益」又は「更新差損」は、当国内営業日に係る値洗い損益と前国内営業日に係る値洗い損益との差額になります。
決済の
基準日
決済約定取引の特定・グルーピングは円建取引、外貨建取引毎に現地約定日末(取引時間終了)の時点ごとに行います。したがって、国内祝祭日であってもSGX海外営業日(円建て日経平均株価先物取引の場合)又は米国海外営業日(米ドル建てE-Mini DOW (5$) 株価先物取引の場合)であれば、決済の基準日となります。(ただし、「約定日」(国内約定日)は次の国内営業日になります。)
現地約定日末の時点において、当社所定の建玉決済順位に従い売建玉と買建玉を付け合せ、個々の決済取引及び新規建玉と決済建玉を特定します。

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10 受渡決済(最終差金決済)

「受渡決済(最終差金決済)約定日」は当限の取引最終日の翌営業日(当限の第2金曜日)となり、SQ決済受渡日は約定日(国内約定日)から数えて4国内営業日目となります。
受渡決済(最終差金決済)の精算金額は、次のように計算されます。

  • 売建玉の決済代金        
    決済代金=(建単価-SQ値)×建枚数×500(円)-往復手数料(税込)
     
  • 買建玉の決済代金        
    決済代金=(SQ値-建単価)×建枚数×500(円)-往復手数料(税込)
  1. 円建て日経平均株価先物取引の場合

    先物取引で受渡決済(最終差金決済)を行う際に使用するSQ値は、指数を構成する各現物株の現物市場での始値から算出される特別な指数のことです。大阪証券取引所の日経225先物 の場合、数の丸めは行わず、銭単位まで表示される特別の日経225 をそのまま採用していますが、SGXの Nikkei 225先物取引の受渡決済(最終差金決済)においても同様の扱いとなります。

    SGXのNikkei225先物取引の各限月の「取引最終日」は該当する月(当限)の「第2 金曜日の前営業日」です。

    CMEのNikkei225先物取引における各限月の「取引最終日」は、現地時間における「第2金曜日の前営業日」となりますので、日本時間を基準としますと該当する月の「第2金曜日」早朝におけるCMEセッション終了時(現地時間では、「第2金曜日の前日」、日本時間では朝7時15分(夏時間朝6時15分)に該当します。)までになります。
    CME市場で約定した取引最終日の建玉も、直後の日本時間8時 45分開始のSGX市場での通常取引によってSGX市場にMOS建玉移管され、同・第2金曜日が受渡決済約定日となります。
     
  2. 米ドル建てE-Mini DOW (5$) 株価先物取引の場合

    E-Mini DOW (5$) 株価先物取引で受渡決済(最終差金決済)を行う際に使用するSOQ値(Special Opening Quotation、特別寄付き算定値)は、ダウ工業株平均株価を構成する各現物株の現物市場(NYSEまたはNASDAQ)での始値から算出される特別な指数のことです。
    CBOTのE-Mini DOW (5$)株価先物取引の各限月の「取引最終日時」は該当する月(当限)の「第3金曜日の通常取引開始時間」(日本時間23時 30分、夏時間22時30分)です。

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11 発注スケジュール

注文受付時間、取引時間、取引所発注時間

当社注文受付時間は、SGX・CME円建て日経先物取引:日本時間16:05 ~ 翌15:30、CBOT米ドル建てE-Mini DOW(5$)先物:日本時間7:55(夏時間6:55)~翌7:15(夏時間 翌6:15)です。また、システム処理の都合により時間が変更する場合がありますので、十分にご注意ください。市場毎の注文受付け時間、取引時間、取引所発注時間は次のとおりです。(時間表示はすべて日本時間です。)

  SGX Nikkei 225先物 CME Nikkei 225先物 CBOT E-Mini DOW (5$)先物
当社注文
受付時間
国内営業日
・朝7時00分~15時30分
・16時05分~翌午前3時00分
(夏時間)
16時05分~翌朝6時15分
(冬時間)
16時05分~翌朝7時15分
(夏時間)
朝6時55分~
翌朝6時15分
(冬時間)
朝7時55分~
翌朝7時15分
取引時間
(日本時間)
(日中・通常取引)
8時45分~15時30分
(夜間・翌日付取引)
16時15分~翌午前3時00分    

(夏時間)
16時05分~翌朝6時15分

(ただし、5時15分~5時30分は注文発注のみとなり、5時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。)


(冬時間)
16時05分~翌朝6時15分

(ただし、6時15分~6時30分は注文発注のみとなり、6時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。)

(夏時間)
朝7時00分~
翌朝6時15分

(ただし、5時15分~5時30分は注文発注のみとなり、5時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。)

    
(冬時間)
朝8時00分~
翌朝6時15分

(ただし、6時15分~6時30分は注文発注のみとなり、6時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。)

取引所への
注文発注
時間
(日中・通常取引)
8時30分~15時30分
(夜間・翌日付取引)
16時05分~翌午前3時00分
(夏時間)
16時05分~翌朝6時15分
(冬時間)
16時05分~翌朝7時15分
(夏時間)
朝7時00分~
翌朝6時15分
(冬時間)
朝8時00分~
翌朝7時15分
  • 取引所の清算値公表時刻や当社のシステム処理状況、その他やむを得ない事情により、当社注文受付時間を変更する場合があります。ご注意ください。
     

非営業日の注文受付時間、取引時間、取引所発注時間

システムメンテナンスを行う都合により、非定期的に発注及び入出金を停止させていただくことがあります。ご注意ください。

  SGX Nikkei 225先物 CME Nikkei 225先物 及び
CBOT E-Mini DOW(5$)先物
土曜日
及び
日曜日
土曜日の朝7時00分より、当社システムにて週明け月曜日のSGX通常取引(日中取引)の注文を受付けます。ただし、土曜日が日本の祝祭日のときは、注文を受付けません。 土曜日の朝6時15分(夏時間)又は7時15分(冬時間)に取引時間が終了した後は、注文を受付けません。
日本の
祝祭日
  • SGX取引所では取引を行っていますが、当社では取扱いを行っておりません。
  • CMEからのMOS移管建玉清算は行います。(元旦は、取引及び清算も休業します。)
CME(及びCBOT)が定める祭日以外は通常の営業日と同様に取引所に注文を発注します。
取引所独自
の休業日
通常取引(日中取引)のみ取引が行われ、翌日付取引(夜間取引)のみ休業又は取引時間短縮の場合があり、取引所があらかじめ定めます。 CMEが定める株価指数先物取引の休業日は、現地日時で、以下の9日間です。ただし、取引所が別途指定する場合は、それに従います。

  1. 元旦
    (New Year's Day)
  2. 1月第3月曜日
    (Martin Luther King's Day)
  3. 2月第3月曜日
    (President Day)
  4. 3月又は4月の
    イースター祭直前金曜日
    (Good Friday)
  5. 5月最終月曜日
    (Memorial Day)
  6. 7月4日
    (Independence Day)
  7. 9月最初の月曜日
    (Labor Day)
  8. 11月第4木曜日
    (Thanks Giving Day)
  9. 12月25日
    (Christmas Day)     
  • 立会取引(Pit-Trade)と異なり、GLOBEXでは、上記の指定取引休業日であっても現地時間の午前10時30分(日本時間翌午前1時30分(夏時間は翌午前0時30分))まで「翌日付取引」として取引が行われる場合がありますが、当社は注文を受付けません。

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12 国内祝祭日の取扱い

国内祝祭日における取引

次の一連の取引が、国内祝祭日明けの営業日を約定日とした同一約定日の取引となります。

  1. 円建て日経平均株価指数先物取引
    • 国内祝祭日前の営業日におけるSGX翌日付(夜間)取引(16時15分開始)
       
    • 国内祝祭日におけるCME市場での取引
       
    • 国内祝祭日明けの営業日におけるSGX通常取引(15時30分終了)
       
  2. 米ドル建てE-Mini DOW(5$)株価指数先物取引

    国内祝祭日前の営業日の翌米国営業日(午前8時、夏時間午前7 時)~国内祝祭日明けの米国営業日(午前7時15分、夏時間午前6時15分)まで
     

値洗い及び決済

  1. 円建て日経平均株価指数先物取引

    国内祝祭日における一連の同一約定日取引は、国内祝祭日前の国内営業日におけるSGX通常取引の清算価格を用いて値洗いが行われ、その値洗い損益を国内祝祭日明け翌国内営業日まで引き継ぎます。
    ただし、決済順位における日付順の決定(先入・先出し)については、国内祝祭日にかかわらず、現地約定日が古い建玉の方が現地約定日の新しい建玉に対して優先します。
     
  2. 米ドル建てE-Mini DOW(5$)株価指数先物取引

    国内祝祭日にかかわらず、前米国海外営業日におけるCBOT市場の清算価格を用いて値洗い(米ドル建て)が行われます。決済順位における日付順の決定(先入・先出し)についても、現地約定日(米国海外営業日)が古い建玉の方が現地約定日の新しい建玉に対して優先します。
     

祝祭日取引リスクに対する当社の対応

 円建て日経平均株価指数先物取引の場合、国内祝祭日を含む同一約定日の取引については国内祝祭日前の営業日取引時間終了時の清算価格を引き継ぐことから、相場水準の実態と乖離した値洗い損益がお客様の証拠金総額に反映される場合があります。その結果、決済せずに建玉を持ち越した場合大きな含み損をかかえているにもかかわらず証拠金余力がプラスになっている場合があります。
 このため、国内祝祭日明けの営業日における値洗い後に予期しない大きな追加証拠金が発生してしまうリスクがあります。従いまして、値洗いによる証拠金余力の審査が繰延べられてしまうことによるリスクにご注意いただき、当日の建玉や決済等の損益状況などを十分に確認し、安易に建玉を増加させてしまうことの無いようにご注意ください。

 当社は、大型連休及び年末年始の連休のように国内祝祭日が連続する場合は、お客様画面のお知らせに事前の告知を行った上で、

  1. お客様毎の建通貨ごとの建玉上限枚数を当社の任意で変更する。
     
  2. 執行取引所が定める1枚当りの必要証拠金に対する当社の掛け目を当社の任意で引き上げる。

といった措置を行う場合があります。これらの措置は、既存の建玉にも適用されます。ご注意ください。

  • 上記A. の場合、既存の建玉枚数が変更後の建玉上限枚数を上回ったときは、同建玉上限以下まで建玉枚数を減らす決済取引のみ、発注が許可されます。

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13 注文の種類・方法

美らネット24海外証券先物取引 では、SGX、CME及び CBOTが標準で備えている注文方法の中から、以下の注文を利用することができます。

通常注文 指値注文のみです。成行注文はありません。
逆指値注文 新規か決済かを問わず、一定の水準の価格(トリガー単価)以上(買い注文の場合)に達するか、又は、トリガー単価以下(売り注文の場合)に達すれば発注を有効化する注文方法です。

注文の方法(通常注文)

美らネット24海外証券先物取引の通常注文では、次の全ての条件を設定していただいた段階で発注が可能となります。

市場
  1. 円建て日経平均株価先物取引の場合:SGX市場と CME市場を選択します。
  2. 米ドル建てE-Mini DOW(5$)株価先物取引の場合: CBOT市場です。
取引区分 買建注文と売建注文(発注画面上、新規注文と返済注文の別はありません。)
限月 3月限、6月限、9月限、12月限のうち、直近期先の3つの限月ただし、当社の任意で変更できるものとします。
注文数量 1注文当り最大200枚。
ただし、お客様毎の総建玉枚数の上限を超える可能性のあるご注文を発注することはできません。
トリガー単価 入力の必要はありません。
注文単価 成行注文はありません。指値注文のみです。各市場における直近の清算価格を基準とした値幅制限があります。
  • 「執行条件」は設定できません。また、「有効期限」は「当日セッション限り」のみの扱いとなります。
     
  • SGX市場における「セッション」単位は、
    日中・通常取引(8時45分~15時30分)、
    夜間・翌日付取引(16時15分~翌午前3時)
    の二つから成り、別々のセッションとして取り扱われます。
     
  • お客様毎の総建玉枚数の上限は1顧客当り最大で200枚ですが、当社はお客様毎に異なる上限を設定できるものとします。
     

注文の方法(逆指値注文)

SGXとCMEでは、逆指値注文の要件が異なります。

  1. SGXの逆指値注文
    買い注文 トリガー単価が時価を上回る価格で設定したときに注文の予約が可能となり、予約後に時価がトリガー単価以上に達したときに、指値注文が有効化されます。
    売り注文 トリガー単価が時価を下回る価格で設定したときに注文の予約が可能となり、予約後に時価がトリガー単価以下に達したときに、指値注文が有効化されます。
    取引時間
    開始前
    取引時間中のみ、取引所に発注することができます。取引時間開始前は、当社システム上では注文を受付けますが、取引所に発注されて失効になります。

  2. CME及びCBOTの逆指値注文
    買い注文 トリガー単価が時価を上回り、かつ、買い指値がトリガー単価以上のときに注文の予約が可能となります。(トリガー単価を下回る買い指値のときは、取引所に発注されて失効になります。)予約後に時価がトリガー単価以上に達したときに、指値注文が有効化されます。
    売り注文 トリガー単価が時価を下回り、かつ、売り指値がトリガー単価以下のときに注文の予約が可能となります。(トリガー単価を上回る売り指値のときは、取引所に発注されて失効になります。)予約後に時価がトリガー単価以下に達したときに、指値注文が有効化されます。
    取引時間
    開始前
    取引時間開始前でも、取引所への発注が可能です。CME及び CBOT市場の前日末清算価格決定以降で、最も直近に取引された時価を基準とします。
  • 「時価」は実際に取引された価格を基準とし、気配値は考慮しません。
     

注文の訂正・取消

会員画面から訂正・取消が行えます。訂正については指値の訂正のみ可能です。数量の訂正を行いたいときは、取消した後で新たに注文を出し直して下さい。(成行注文への訂正はできません。)

  • 発注処理中は一時的に訂正・取消ができません。画面の表示が発注済になるまでお待ちください。
     
  • 訂正、取消が完了する前に注文が約定する場合があります。

訂正・取消不可時間

国内取引所と異なり、訂正・取消注文を取引所が受付けない時間帯があります。ご注意ください。取引所が訂正及び取消注文を受付けない時間帯

  1. 円建て日経平均株価先物取引
    • SGX
      8時43分~8時45分、及び、16時13分~16時15分まで(取引開始時刻直前2分間)
       
    • SGX 
      15時29分~15時30分(取引終了時刻直前1分間)
       
  2. 米ドル建てE-Mini DOW(5$)株価先物取引

    取引開始時刻直前30秒間です。
     

FAX・電子メール・電話等によるご注文

美らネット24海外証券先物取引では、FAX・電子メール等による注文・訂正・取消は受付けません。

注文の失効

  1. CME及びCBOT市場の発注価格規制(PBVR・・Price Band Variation Range )
    1. CME及びCBOT市場では、発注価格の誤入力を防止するため、直近の時価(時価が無い場合は、「参照値」)に対して一定の価格帯の外側の価格で発注された注文が失効されます。この価格帯のことをPrice Band Variation Range(PBVR)と言います。原証券(指数)ごとに異なったPBVRが設定されています。
      • CME市場の円建て日経平均株価先物:"120円"です。
         
      • CBOT市場の米ドル建てE-Mini DOW(5$)株価先物:"120ポイント"です。
         
    2. 取引時間開始前の「参照値」は、売り気配値と買い気配値の状況から取引所のシステム上で、取引開始の30分、15分、10分、5分、3分、 1分前に計算される「参照寄付き値(Indicative Opening Price)」となります。
       
    3. PBVRを上回る買い指値注文、及び、PBVRを下回る売り指値注文は市場のシステム上、誤発注とみなされて注文失効になります。特に、成行き注文類似の発注として高い指値の買い注文、低い指値の売り注文を発注しようとする場合はご注意下さい。
       
  2. その他

    以下の場合、当社システムで注文を受付けた場合でも注文が失効となることがあります。失効となった注文にかかる余力の拘束は、各取引所から失効の連絡を受けた後に回復し、他の注文の余力として使用することが出来ます。
    • 証拠金不足になった場合
       
    • 取引時間終了時までに約定しなかった場合
       
    • 逆指値注文で市場が定める発注の要件又は発注時間に沿わない場合
       
    • 個々のお客様の建玉状況にかかわらず、お客様全体の建玉状況が当社と指定清算参加者の間で取り決めた制限を超えた場合
       
    • SGX市場の円建て日経225先物取引、CBOT市場の米ドル建てE-Mini DOW(5$)先物取引でサーキットブレーカーが適用された場合に、第一次価格制限又は第二次価格制限を下回る価格の売注文を発注した場合
       
    • 「取消・訂正不可時間」に発注した場合
       

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14 約定・建玉の確認

約定・建玉確認は、以下の方法で行うことが出来ます。

  1. 電子書面閲覧

    「取引報告書」及び「取引残高報告書」について、専用取引画面から約定確認及び建玉確認を行うことができます。詳しくは「15.電子書面閲覧」をご覧下さい。
     
  2. 会員画面内「建玉一覧」「注文照会」「注文履歴照会」

    当日中の注文の約定・失効等の状況を確認することができます。また「詳細」ボタンをクリックすることで複数出来の場合、それぞれの約定日時、数量、単価を確認することが出来ます。
    「注文履歴照会」をクリックすると過去3ヶ月の注文・約定履歴が範囲を指定して確認することができます。
     
  3. 約定メール

    注文に対して約定した都度(部分約定単位でも)、お客様が設定したEメールアドレス宛に、約定した旨のEメールを配信します。この配信は「お客様情報」の「Eメール通知」にある「設定変更」ボタンから配信が不要な場合停止させる設定にすることもできます。

 より正確な約定確認をしていただくため、Eメール配信のみの確認ではなく、必ず会員画面内「注文照会」「注文履歴照会」を確認していただきますようお願いします。その上で、当社からの正式な照合書面として「取引報告書(兼・決済報告書)」及び「取引残高報告書」を確認していただきますようお願いします。

システム障害時は、正確な約定データがリアルタイムに表示出来ない場合があります。その際は当社のホームページ上にてお知らせいたします。

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15 電子書面閲覧

 「取引報告書(兼・決済報告書)」及び「取引残高報告書」を本システムの専用取引画面(「資産照会-電子書面閲覧」)にて、電子交付によってPDFファイル形式にて発行いたします。書面での郵送は行っておりません。
なお、電子書面閲覧を行うには、PDFファイルを開くためのソフトがお使いのパソコンにダウンロードされている必要があります。(インターネットを通じてAcrobat Readerを無償でダウンロードできます。)

  1. 取引報告書(兼・決済報告書)

    注文された海外証券先物取引が成立すると、その内容をご確認いただくため「取引報告書(兼・決済報告書)」を電子交付いたします。取引報告書(兼・決済報告書)は、日次の取引、決済及び受渡等についてご報告します。
    1. 円建て日経平均先物取引:SGX市場の日中(当日)取引終了後、夜間(翌日付)取引開始までに「資産照会-電子書面閲覧」にて閲覧可能になります。
       
    2. 米ドル建てE-mini DOW(5$)先物取引:CBOT市場の取引時間終了後、翌国内営業日の午前中に「資産照会-電子書面閲覧」にて閲覧可能になります。
       
  2. 取引残高報告書

    取引残高報告書は、月間のお取引及び月末最終営業日締め時点での建玉及び委託証拠金残高についてご報告します。これは、海外証券先物取引が成立した後、その建玉が決済されるまでの間に建玉の内容を確認いただくための「海外証券先物取引に関する通知書」及び、お客様と当社との債権債務の残高をご確認いただくための「照合通知書」の内容を含みます。対象月のものについて原則として翌月第4営業日目までにすみやかに発行します。
    なお、美らネット24海外証券先物取引口座では、取引残高報告書の内容に対してお客様から回答書を差し入れていただく必要ありません。     
     
  3. 報告書の内容に対する異議の申し出

    取引報告書(兼・決済報告書)については、電子書面閲覧が可能となった時点からすみやかにご確認ください。
    取引残高報告書については、作成基準日から15日目(同日が非営業日のときは、その翌営業日)までにお客様が会員専用お問合せメール、又は、美らネット24サポートセンターのフリーダイヤルにて異議を述べなかったときは、確定したものとして取り扱います。
    従いまして、取引報告書(兼・決済報告書)の内容は取引残高報告書に反映されることから、取引残高報告書についてお客様が異議を述べること無く上記の日数を経過したときは、取引報告書(兼・決済報告書)についても確定したものとして取り扱われます。ご注意ください。

その他、電子交付について詳しくは「電子交付サービス規定」をご確認ください。

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16 各種料金

売買手数料

当社ホームページにてご確認ください。

受渡決済(最終差金決済)にかかる手数料

当社ホームページにてご確認ください。

美らネット24海外証券先物取引口座管理料

口座管理料は無料です。
ただし、海外証券先物取引口座設定の翌月から起算して、12ヶ月以上取引が無い場合、または、証拠金の残高がゼロとなって24ヶ月以上経過した場合は、海外証券先物取引口座を閉鎖いたします。


円証拠金と米ドル証拠金との間の振替取引に関するコスト

 当社との間で円売り・米ドル買い、及び、米ドル売り・円買いの通貨売買を通じて円証拠金と米ドル証拠金との外貨振替取引を行う場合、当国内営業日における当社所定の為替レートを換算レートとして適用します。

  • 円証拠金から米ドル証拠金への振替取引の場合
  • 米ドル証拠金から円証拠金への振替取引の場合

当社所定の為替レートにお客様にとってのコストが込みとなっており、外貨振替取引に関して別途の手数料を徴収することは行いません。

 

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17 値幅制限及びサーキットブレーカー制度

相場の急激な変動からの投資家保護のため、下表のとおり値幅制限及びサーキットブレーカー制度が設けられています。

SGX Nikkei 225
先物取引
(円建て)
CME Nikkei 225
先物取引
(円建て)
CBOT E-mini DOW(5$)
先物取引(米ドル建て)
  • 値幅制限
    SGXの基準値(前日清算価格)に対して、±2000円の値幅制限が行われます。
  • サーキットブレーカー
    (第一次価格制限)
    当限の基準値が7,000円未満の場合に、当限のビッドまたはオファー価格が基準値±1,000円に達したときは、10分間の調整時間を経た上で基準値±1,500円が有効となります。
    (第二次価格制限)
    当限の基準値が10,000円未満の場合に、当限のビッドまたはオファー価格が±1,500円に達したときは、更に10分間の調整時間を経た上で値幅最大上限・下限が有効となります。
CMEの前日清算価格によって、次のように値幅制限が行われます。
  1. 20000円までのとき、±1000円
     
  2. 20005円以上30000円までのとき、±1500円
     
  3. 30005円以上のとき、±2000円
■ 通常取引時間
(日本時間22時30分~翌日午前6時15分(夏時間)、又は、 23時30分~翌日午前7時15分(冬時間))      
                
  1. 値幅制限
    ・値幅上限 なし
    ・値幅最大下限 基準値の-30%相当値
  2. サーキットブレーカー
    (第一次価格制限)
    当限のオファー価格が基準値の-10%相当値を下回った場合は、10分間の調整時間を経た上で基準値の-20%相当値が有効となります。
    (第二次価格制限)
    当限のオファー価格が基準値の-20%相当値を下回った場合は、更に10分間の調整時間を経た上で値幅最大下限(-30%相当値)が有効となります。

■ 電子取引のみ時間帯
日本時間午前7時00分~22時30分(夏時間)、又は、日本時間午前8時00分~23時30分(冬時間))
                
  1. 値幅制限
    ・値幅上限 基準値の+5%相当値
    ・値幅下限 基準値の-5%相当値
  2. サーキットブレーカー
    通常取引時間開始15分前以降に規制が掛かったままの場合、取引が中断される場合があります。
  • CBOT E-mini DOW(5$)先物取引の通常取引時間における第一次価格制限(-10%)、第二次価格制限(-20%)及び値幅最大下限(-30%)、並びに電子取引のみ時間帯における値幅制限(±5%)に相当する値幅の数値は、3ヵ月毎(1月初、4月初、7月初、10月初)に、原証券価格指数の直前1ヶ月間の終値平均値を基に計算した上で、取引所より通達されます。
     
  • CBOT E-mini DOW(5$) 先物取引については、「通常取引時間」についてサーキットブレーカー制度がありますが、美らネット24海外証券先物取引では、基準値の-30%相当値に値幅下限を設定しています。「第一次価格制限」及び「第二次価格制限」に引っ掛かる注文については、市場に発注された上で注文失効になる場合があります。

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18 取引規制

取引所が市場の動向によって取引規制を行う場合があります。取引所より規制措置が取られた場合、当社ホームページ及びお客様画面「ホーム」内での「お客様へのお知らせ」でご連絡します。規制によりお客様のご注文内容が条件に合致しなくなった場合、当該注文は有効期限内でも失効する場合があります。

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19 システム障害

海外証券先物取引は、

  • 日本から地理的に遠く離れ、且つ、国内監督官庁の規制が及ばない海外の取引所に注文を取り次ぐこと
     
  • 夜間・深夜など、業務時間外にもお客様の注文を取引所に発注する場合があること

等から、同じインターネット取引であっても、国内取引所で株式取引や先物・オプション取引を行うよりも、予期せぬ事態が発生する確率が高いこと、及び、当社における代替的な取引手段が存在しない時間帯があること等をあらかじめ取引のリスクとして理解する必要があります。

詳しくは、「美らネット24取引ルール - お取扱商品 取引ルール - システム障害時の対応」をご確認ください。

  • 「リアルタイム情報ツール」の障害による日中足チャートや気配の表示の不具合は、システム障害とはいたしません。発注の際は、発注画面における気配情報をご確認ください。

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20 電話サポート、お問合せ

美らネット24海外証券先物取引における当社の業務時間は、平日の8時~19時までです。平日の19時以降は、「時間外お問合せ」として電話サポートを行います。ただし、外部業者に委託する関係上、個人情報取り扱いに厳重を期する観点から、平日19時以降の時間外お問合せの場合、お客様の個人情報を開示すること無しに回答することが困難なお問合せに対しては、回答をお断りさせていただきます。ご回答が可能なお問い合わせかどうかは、お問い合わせの都度判断いたします。ご了承ください。

お客様画面「ホーム」より、海外証券先物取引会員専用の「お問合せメール」をご用意しております。お客様が回答を必要としている旨チェックいただいたお問合せについては、当社にて順次回答いたします。

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21 業務時間外のアカウントロック

平日19時以降にアカウントロックがかかった場合には、翌営業日朝以降の業務時間内サポート時間(平日8時~)に改めてフリーダイヤルにお電話をお願いします。

  • お使いのブラウザで「オートコンプリート」機能が作動する場合、正しくパスワードを入力していても初期パスワードを記憶する設定となることがあるため、「ID又はパスワードが間違っています」旨の表示がされる場合があります。このような時は、パスワードを保存するオートコンプリート機能を調整していただく必要があります。

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22 税金について

税法上、国内取引所を通じて先物・オプション取引を行ったときは、有価証券指数先物取引、商品先物取引等に係る雑所得の金額とあわせて雑所得に係る申告分離課税が可能になりますが、SGX、CME又はCBOTのような海外の取引所を通じて先物取引を行った場合については、同様に扱われず、店頭外国為替証拠金取引等と同様に雑所得の総合課税として他の所得との合計所得金額によって異なる税率が課されること、及び、取引の損失を翌年以降の雑所得と相殺できる繰越控除を適用できないことが想定されます。正確な情報については税務署または税理士にご確認ください。

外貨建て先物取引の確定申告について(ご参考)

外貨建て先物取引を外貨決済で行う場合、外貨入出金取引に伴う為替差益、決済取引に伴う決済損益を円換算して確定申告を行う必要があります。

  1. 外貨入出金取引
    1. 円建て証拠金から外貨建て証拠金への振替取引(円売り・外貨買い)
       
    2. 外貨建て証拠金から円建て証拠金への振替取引(外貨買い・円売り)
       
    a. → b. の一連の取引により為替差損益が発生しますので、確定申告が必要です。(雑所得の総合課税として取り扱われます。)
     
  2. 決済取引

    「取引報告書(外貨建て)」、及び「取引残高報告書」の外貨建て取引の欄には、決済取引毎に、次の計算式に基づいて確定申告のための決済損益額(円換算)を表示しています。
    1. 確定申告すべき個々の決済取引に関する決済損益(円換算)
      = 決済約定損益(円換算)- 決済手数料(円換算)-決済手数料に係る消費税(円換算)
       
    2. 決済約定損益(円換算)
      =「決済約定損益(外貨) × 決済取引約定日における当社指定金融機関の対顧客電信相場の仲値(TTM)」 の円未満端数切捨て
       
    3. 決済手数料(円換算)
      =「取引毎1枚当たり新規建て手数料(円換算)×新規建て枚数」の合計 +「取引毎1枚当たり返済分手数料(円換算)×決済枚数」の合計
       
    4. 決済手数料に係る消費税(円換算)
      =「取引毎1枚当たり新規建て手数料に係る消費税(円換算)× 新規建て枚数」の合計 +「取引毎1枚当たり返済分手数料に係る消費税(円換算)× 決済枚数」の合計
       
    5. 取引毎1枚当たり新規建て手数料(円換算)
      = 1枚当たり新規建て手数料(外貨)× 新規建て約定日における当社指定金融機関の対顧客電信相場の仲値(TTM)」 の円未満端数切捨て額
       
    6. 取引毎1枚当たり返済分手数料(円換算)
      = 1枚当たり返済分手数料(外貨)× 決済取引約定日における当社指定金融機関の対顧客電信相場の仲値(TTM)」の円未満端数切捨て額
       
    7. 取引毎1枚当たり新規建て手数料に係る消費税(円換算)
      =「取引毎1枚当たり新規建て手数料(円換算)×消費税率」の円未満端数切捨て額
       
    8. 取引毎1枚当たり返済分手数料に係る消費税(円換算)
      =「取引毎1枚当たり返済分手数料(円換算)×消費税率」の円未満端数切捨て額
       

確定申告用参考データ

円建て先物取引及び外貨建て先物取引について、「資産照会」「確定申告用参考データ」よりデータファイルをダウンロードいただくことができます。

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(ご参考)
美らネット24海外証券先物取引における取扱い先物取引・まとめ

銘柄 SGX Nikkei 225先物取引(円建て) CME Nikkei 225先物取引(円建て) CBOT E-Mini DOW(5$) 先物取引(米ドル建て)
取扱い限月
※1
大阪証券取引所の日経225先物取引において取引されている限月(3,6,9,12月限のうち、直近5つの限月)の中で、当社が定める限月 3,6,9,12月限のうち、直近3つの限月
1枚当り建玉金額 500円×先物価格 5.00米ドル×先物価格
刻み値 5円 1ポイント
1ティック当り
建金額
2500円 5.00米ドル
取引時間
(日本時間)
※2
(当日・通常取引)
8時45分~15時30分
(夜間・翌日取引)
16時15分~翌午前3時00分

(夏時間)
16時05分~翌朝6時15分

(ただし、翌朝5時15分~5時30分は注文発注のみとなり、5時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。)


(冬時間)
16時05分~翌朝7時15分

(ただし、翌朝6時15分~6時30分は注文発注のみとなり、6時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。) 

(夏時間)
7時00分~翌朝6時15分

(ただし、翌朝5時15分~5時30分は注文発注のみとなり、5時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。)


(冬時間)
8時00分~翌朝7時15分

(ただし、翌朝6時15分~6時30分は注文発注のみとなり、6時30分以降は日次清算値確定後の取引となります。)    

取引所への
注文発注時間
※3
(当日・通常取引)
8時30分~15時30分
(夜間・翌日取引)
16時05分~翌午前3時00分
(夏時間)
16時05分~翌朝6時15分
(冬時間)
16時05分~翌朝7時15分
(夏時間)
7時00分~翌朝6時15分
(冬時間)
8時00分~翌朝7時15分
当社注文
受付時間
・朝7時00分~15時30分
・16時05分~翌午前3時00分
(夏時間)
16時15分迄の当社所定の時刻~翌朝5時15分
(冬時間)
16時15分迄の当社所定の時刻~翌朝6時15 分
(夏時間)
6時55分~翌朝5時15分
(冬時間)
7時55分~翌朝6時15分
各限月
新規上場日時
大阪証券取引所の日経225先物・オプション取引における新規上場日と同じです。 大阪証券取引所の日経225先物・オプション取引において新規上場した後のCMEセッション開始時と同じです。 当限の取引最終日に、翌年同月の限月が新規上場します。
取消・訂正
不可時間
※4
8時43分~8時45分、15時29分~15時30分、及び、16時13分~16 時15分 取引時間開始時刻直前の30秒間
各限月
取引最終日時
大阪証券取引所の日経225先物・オプション取引における取引最終日と同じです。 大阪証券取引所の日経225先物・オプション取引最終日後の16時05分に開始するCMEセッション終了時が取引最終日時となります。 当限(3,6,9,12月)第三金曜日の日本時間22時30分まで(夏時間)、又は、23時30分まで(冬時間)
SQ決済日時 大阪証券取引所の特別指数(SQ)算出日と同じ日にSQ決済約定を行います。 同左(取引最終日におけるCME市場の建玉はSQ算出日のSGX当日取引市場に移管されて決済されます。) 米国ダウ工業株平均株価の「特別寄り付き算定価格(SOQ)」算出日と同じ日にSQ決済約定を行います。
値幅制限及び
サーキット
ブレーカー
  1. 値幅制限
    SGX市場基準値(前日清算価格)の±2000円
  2. サーキットブレーカー
    (第一次価格制限)
    SGX市場基準値が7,000円未満の場合に当限のビッドまたはオファー価格が基準値±1,000円に達したときは、10分間の調整時間を経た上で基準値±1,500円が有効となります。
    (第二次価格制限)
    SGX市場基準値が10,000円未満の場合に 当限のビッドまたはオファー価格が±1,500円に達したときは、更に10分間の調整時間を経た上で値幅最大上限・下限が有効となります。
CME市場前日清算価格が
  • 20000円以下なら、±1000円
  • 20005円以上30000円以下なら、±1500円
  • 30005円以上なら、±2000円
■ 通常取引時間
(日本時間22時30分~翌日午前6 時15分(夏時間)、又は、23時30分~翌日午前7時15分(冬時間))
  1. 値幅制限
    • 値幅上限 なし
    • 値幅最大下限
      基準値の-30%相当
  2. サーキットブレーカー
    (第一次価格制限)
    当限のオファー価格が基準値の-10%を下回った場合は、10分間の調整時間を経た上で基準値の-20%相当値が有効となります。
    (第二次価格制限)
    当限のオファー価格が基準値の-20%相当値を下回った場合は、更に10分間の調整時間を経た上で値幅最大下限(-30%相当値)が有効となります。

■ 電子取引のみ時間帯
(日本時間午前7時00 分~22時30分(夏時間)、又は、日本時間午前8時00分~23時30分(冬時間))
  1. 値幅制限
    • 値幅上限
      基準値の+5%相当値
    • 値幅下限
      基準値の-5%相当値
  2. サーキットブレーカー
    通常取引時間開始15分前以降に規制が掛かったままの場合、取引が中断される場合があります。
取引休業日
※5
元旦、及び日本の祝祭日は取引休業となります。
ただし、翌日付取引(夜間取引)については、日本の祝祭日以外にも取引所があらかじめ通知して定める日に休業を行う場合があります。
現地日時で、以下の9日間になります。

  1. 元旦
    (New Year's Day)
  2. 1月第3月曜日
    (Martin Luther King's Day)
  3. 2月第3月曜日
    (President Day)
  4. 3月又は4月
    イースター祭直前の金曜日
    (Good Friday)
  5. 5月最終月曜日
    (Memorial Day)
  6. 7月4日
    (Independence Day)
  7. 9月最初の月曜日
    (Labor Day)
  8. 11月第4木曜日
    (Thanks Giving Day)
  9. 12月25日
    (Christmas Day)
国内祝祭日の
取引
取引を行いません。ただし、CME市場からの建玉移管及び清算・決済は祝祭日でも行います。(元旦はCMEからの建玉移管及び清算・決済も行いません。) 国内祝祭日にかかわらず、原則として、取引所が定める取引休業日以外は取引を行います。
注文数量 1注文当り最大200枚
建玉制限
※6
お客様毎の総建玉枚数の上限は1顧客当り、建通貨毎に最大で200枚ですが、当社はお客様毎に異なる上限を設定できるものとします。
注文単価
※7
指値注文のみであり、成行注文はできません。
注文区分
※8
買建注文、及び、売建注文
注文種類
※9
指値注文、及び、逆指値注文
執行条件 設定できません。
有効期限 当日限り(セッション限り)であり、有効期限の設定はできません。
※1 当社が任意に取扱い限月を変更することができるものとします。
※2 CME市場及びCBOT市場取引における夏時間と冬時間の切替えは、現地日時で3月第二日曜日及び11月第一日曜日の午前2時です。
※3 CME市場での円建て日経225先物取引はGLOBEX市場での取引であり、CME取引時間終了後も取引所は受注をしていますが、当社では円建て日経225先物取引ではCME取引時間終了後からSGXでの通常取引(日中取引)時間終了後まではCME取引での注文をお受けできません。
※4 当社システムで注文を受付けてから取引所への発注、取引所の受付けまでの時間は含んでおりません。
※5 CME市場及びCBOT市場取引では、立会取引(Pit-Trade)と異なり、GLOBEXにおいて取引休業日であっても現地時間の午前10時30分まで「翌日付取引」として取引が行われる場合がありますが、当社は注文を受付けません。
※6 建玉枚数は、同一限月の両建てについて自動的にネッティングされて算定されます(スペキュレーション勘定)。また、建玉枚数制限を当社の任意で変更する場合があります。
※7 各市場の標準仕様では成行注文はありますが、当社では指値注文のみとさせていただきます。(値幅上限までの買建て注文、値幅下限までの売建注文の発注をお願いします。ただし、CME市場・CBOT市場では、誤発注防止のための価格帯(PBVR)が設定されていますのでご注意ください。)
※8 同一限月の両建てについて自動的にネッティングされ、建玉が決済される順もあらかじめ決められていることから、新規建注文と返済(決済)注文という区別は設けていません。
※9 逆指値注文は、SGX市場、CME市場及びCBOT市場で発注できる要件が異なります。また、取引時間開始前の発注は、取引所によって失効とされる場合があります。

平成24年4月

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指数先物・オプション取引について

  • 指数先物・オプション取引の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失が発生することがあります。
  • 指数先物取引は、差し入れた証拠金の額を上回る取引を行うことができることから、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときは、短期間のうちに証拠金の額を上回る損失が生じるおそれがあります。
  • 日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)先物の場合、一般的な先物取引のリスクに加え、日経平均VIの変動の特性上、日経平均V.I.先物の売方には、特有のリスクが存在しますので、資産・経験が十分でないお客様が日経平均VI先物をお取引される際は、売建てを避けてください。
  • 指数オプション取引の買方は、期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅し投資資金の全額を失うことになります。
  • 指数オプション取引の売方は、証拠金を上回る取引を行うこととなり、市場価格が予想とは反対方向に変化したときの損失が限定されていません。
  • 外貨建ての取引の場合、為替の変動による損失を被る場合があります。
  • 指数先物・オプション取引を行うにあたっては、以下の売買委託手数料をいただきます。

【先物取引】

約定代金の最大0.067200%、但し、最低2,625円。(対面取引)

【オプション取引】

約定代金の最大3.360000%、但し、最低2,625円。(対面取引)

  • 指数先物・オプション取引を行うにあたっては、以下の証拠金(インターネット取引)を差し入れ又は預託していただきます。証拠金の額は、SPANにより先物・オプション取引全体の建玉から生ずるリスクに応じて計算されますので、事前に記載することはできません。

【大証 日経225先物・オプション】

先物・オプション取引全体の維持証拠金額=SPAN証拠金×120%+売OPプレミアム総額

[日経225先物・日経225mini 新規建て1枚あたり必要証拠金]
プライス・スキャンレンジ×当社所定の掛け目(120%~200%)。(日経225miniは10分の1)。

[大証 日経平均VI先物 買建 新規建て1枚あたり必要証拠金]
プライス・スキャンレンジ×当社所定の掛け目(200%~300%)。

[日経225オプション取引売建 新規建て1枚あたり必要証拠金]
1枚あたりSPAN証拠金×当社所定の掛け目(120%~200%)+1枚あたり売OP価値。最低証拠金10万円~20万円。

「当社所定の掛け目」および「オプション取引 売建」の最低証拠金は、毎営業日 の大引け時点の日経平均終値前日比を基準に、上記の範囲内で当日のナイトセッシ ョン以降に当社の任意で引き上げることができるものとします。

【SGX・CME日経225先物】

SGXのイニシャル・マージン×120%×未決済建玉枚数

【CBOT E-miniDOW先物(5$)】

CBOTのイニシャル・マージン×120%×未決済建玉枚数


証拠金は全て現金で差し入れていただきます。

外貨建の取引で円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。


先物・オプション取引のご利用にあたっては、金融商品取引法に定める「契約締結前交付書面」等をお渡しいたしますので内容をよくご確認ください。また、お取引チャネルにより売買委託手数料、証拠金は異なりますので、ご利用のチャネルごとにご確認ください。


【海外証券先物取引口座の管理料について】
口座管理料は無料です。
ただし、海外証券先物取引口座設定の翌月から起算して12ヶ月後の月末までに 1度もお取引(約定)がない場合、または、1回以上取引実績がある場合でも24 ヶ月以上証拠金がゼロの場合、当社の任意で海外証券先物取引口座を閉鎖します。

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