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先物・オプション取引

2012年8月27日に美らネット24先物オプション取引ルールの変更を行います。 
美らネット24先物オプション取引ルール・新旧対照表はこちら



1 取扱商品

大阪証券取引所上場の先物・オプション取引のうち

  • 日経225 先物取引(日経225mini を含む。以下、日経225先物取引を日経ラージといい,日経225miniを日経ミニという。)、日経225 オプション取引、及び、日経平均V.I先物取引で、

    <日経ラージ> 

      3、6、9、12月(四半期月)のうち、直近2限月

    <日経ミニ、日経225オプション取引、日経平均V.I先物取引> 

      3、6、9、12月(四半期月)のうち、直近2限月
      四半期月以外の限月のうち直近3限月(マンスリー限月)

合計5限月

ただし、日経平均V.I先物取引は、新規買建てのみの取扱い、新規売建ては取り扱いません。

  • 「J-Trader」の取引画面上は他の限月も表示可能ですが、1枚当り必要証拠金を"99,999,999円"に設定し、実質的に非取扱い商品として設定しています。

なお、以下の商品については、当面取扱いいたしません。

  • 大阪証券取引所上場の上記以外の先物取引及びオプション取引
  • 株券オプション取引
  • 東京証券取引所上場の先物取引及びオプション取引
  • ストラテジー取引

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2 証拠金前受制度

「J-Trader」の先物・オプション取引では、「証拠金前受制度」を採用しています。 ただし、決済損金や相場変動による追加証拠金等はこの限りではありません。

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3 証拠金、及び、発注・建玉上限枚数

必要証拠金

A. 新規建て必要証拠金

1枚当たりの新規建て必要証拠金は、(株)大阪証券取引所が採用する「SPAN」で計算された SPAN証拠金を基に、当社の定める計算方法により決定します。
SPAN証拠金のうち

  • プライス・スキャンレンジは毎週、大阪証券取引所が発表します。 
  • オプション取引の新規売建てにおける1枚当たりの必要証拠金は、大阪証券取引所が毎日更新するリスクパラメータ・ファイルに基づき、日々変動いたします。

したがって、新規建玉を行う場合は、以下の必要証拠金または必要額をあらかじめ差入れていただきます。 なお、1枚当たり必要証拠金の更新は既建玉にも影響しますので、ご注意ください。

1枚当り必要証拠金

日経225先物取引 日経ラージ : プライス・スキャンレンジ×120%以上の当社が定める掛け目(注)
日経ミニ : プライス・スキャンレンジ×12%以上の当社が定める掛け目(注)
日経225オプション取引売建 銘柄毎1枚当りSPAN証拠金×120%以上の当社が定める掛け目(注)
日経平均 VI 先物取引 プライス・スキャンレンジ×200%以上の当社が定める掛け目(注)

(注)「当社が定める掛け目」は120%を原則としますが、相場変動状況その他を総合的に考慮し、下記のとおり、当社の任意で引上げることができるものとします。

  • 日経ラージ、日経ミニ: 最大200%まで
  • 日経225オプション取引売建: 最大200%まで
  • 日経平均 VI 先物取引: 最大300%まで

最低証拠金
日経225オプション取引売建についてのみ、1枚当り必要証拠金の最低証拠金を100,000円といたします。(ただし、相場変動状況その他を総合的に考慮し、当社の任意で200,000円まで引上げることができるものとします。)

 

B. 新規建て必要証拠金におけるリスクのネッティング 有無

 SPAN証拠金の計算方法と異なり、以下のリスクのネッティング(相殺)は行いません。(建枚数は合算されます。)

  • 異なる限月における売り買い両建て
  • オプション取引の同一権利行使価格・同一限月におけるコールとプットの両建て(コール・プットの建玉の合計枚数で必要額を算出します。)
  • 先物取引とオプション取引(先物取引とオプション取引の必要証拠金をそれぞれ算出し合計します。)
先物取引必要証拠金

1 枚当りの必要証拠金×建枚数
※日経ラージ、日経ミニ、日経平均VI先物は別々に算出し、合算します。

オプション取引必要証拠金(売建) 銘柄ごとに「1 枚当りの必要証拠金×建枚数 」を算出し、新規売建の全銘柄について合算します。
新規建て必要証拠金総額 先物取引必要証拠金 + オプション取引必要証拠金(売建)

 

C. 維持証拠金と証拠金の余力

維持証拠金とは、お客様の建玉を維持するために必要な証拠金で、日々、当取引日の手数料(税込)、及び、日次の清算値による値洗い等により必要額が変わります。

維持証拠金(証拠金所要額) 

= 先物・オプション取引全体の未決済建玉に係るSPAN証拠金×120% + 売りオプション価値総額

  • 新規建て必要証拠金については、日経225先物取引、日経225オプション取引(売建て)、及び、日経平均VI先物取引の各々が異なる掛け目を設定される場合がありますが、維持証拠金については、一律に上記の計算式で算定し、追加証拠金の請求が必要かどうかを判定いたします。
  • 新規建て必要証拠金と異なり、原則として掛け目の変更は行いません。そのため、維持証拠金は必要額以上で追加証拠金差入れ義務が発生しない場合であっても、新規建て必要証拠金が不足しているために、新規建て取引の発注ができない場合があります。
  • 各取引日終了時点の維持証拠金は、翌朝午前6時30分以降に、美らネット24の資産照会「先物OP余力情報(詳細)」に「必要証拠金総額」として表示されます。

 

D.受入証拠金

受入証拠金総額 前日末証拠金現金残高 ± 当日の実現損益

-当取引日の手数料(税込)-未約定オプション買い代金

±先物取引及びオプション取引未決済建玉における評価損益
  1. 前日末証拠金現金残高は、直前の大引け(15時15分)時点における先物・オプション取引の計算上の損益(値洗い損益)の現金授受額、その他、前取引日の先物・オプション取引に係る受渡清算完了後の現金残高となります。
  2. 当日の実現損益は、当日取引を行った実現決済損益合計です。
  3. 美らネット24の資産照会「先物OP余力情報(詳細)」は、前取引日を基準とした当日(日中)取引時間終了後の受入証拠金総額に関する情報が掲載されます。(ザラバでのリアルタイム基準の情報は掲載されていません。
    • 現金残高
      先物取引における計算上の損益の現金授受額、その他の先物・オプション取引に係る受渡し清算完了後の当日現金残高
    • 預り増加額
      当日取引を行った実現決済益合計及びオプション取引売却代金
    • 預り減少額
      当日取引を行った実現決済損合計及びオプション取引買建必要代金

 

E. 証拠金余力

新規建余力は、「B:受入証拠金総額」から「新規建て必要証拠金総額」を差し引いた額です。

  1. ザラバ(リアルタイム)での新規建て取引に係る証拠金余力
    • 「J-Trader」画面の「建玉画面」「証拠金残高」にて確認できます。
    • 実現損益や前日末の値洗い損益だけでなく、リアルタイム時価を反映した評価損益も証拠金余力に反映します。 
  2. 前取引日の日中取引時間終了(大引け)後の証拠金余力(維持証拠金に対する余力=追証の基準となる証拠金余力)
    • 翌日朝以降、美らネット24取引画面「先物OP余力情報」の「証拠金余力」で確認することができます。

 

F. 売買委託手数料(税込)の取扱い

  1. 売買委託手数料(税込)は、取引画面(J-Trader)上では、当日(日中)取引終了後、原則として翌日付(ナイトセッション)取引開始前までに、取引画面(J-Trader)の証拠金残高から差し引かれます。
  2. 事務処理に時間がかかってしまう等のために、ナイトセッション開始後に差し引かれる場合があります。
     

G. SQ決済損益の取扱い

SQ決済損益については、翌週の取引開始時までに取引画面(J-Trader)の証拠金残高から差し引かれます。(SQ決済手数料は掛かりません。)

H. オプション売建玉のプレミアムの取扱い

オプション新規売建によりお客様が受取りとなる約定代金(プレミアム代金)は、維持証拠金所要額として 拘束されます。

 

先物・オプション取引の受入証拠金から預り金(保証金)への振替余力

受入証拠金の返却余力については、美らネット24会員画面「資産照会」「先物OP余力情報」又は「入出金・振替指示」の「証拠金振替」の「振替余力」で確認することができます。

  1. 上記「振替余力」は、前取引日の日中取引時間終了時現在の「証拠金残高」から、「必要証拠金総額」を差し引いた金額の範囲内で予約指示を行うことができます。
  2. 預り金(保証金)への振替予約指示の受付確定の決定方法
    1. お客様が建玉を保有していない場合
      • 当社でお客様からの振替予約指示を確認し、取引画面(J-Trader)の「建玉」「証拠金残高」の範囲内であることを確認でき次第、「証拠金残高」から証拠金を差し引きます。
      • 取引画面「J-Trader」の「証拠金残高」を超える場合は、当社にて受付を取り消します。
         
    2. お客様が建玉を保有している場合
      • 原則として、当社でお客様からの振替予約指示を確認し、取引画面(J-Trader)の「建玉」「証拠金残高」の範囲内であることを確認できた後に、取引画面(J-Trader)の「証拠金残高」から証拠金を差し引きます。
      • ただし、取引時間中は、取引画面(J-Trader)の「証拠金残高」はリアルタイムの時価を反映して変動します。そのため、受入証拠金からの引き出しにより、当日(日中)取引時間終了後に証拠金余力不足になってしまう場合があります。受入証拠金からの引き出しによって当日(日中)取引時間終了後に「証拠金余力不足→追加証拠金が発生」した場合は、翌朝以降、当社の任意かつお客様の計算で、預り金(保証金)から先物・オプション取引証拠金への振替を実施し、追加証拠金請求額に充当いたします。 
  3. 先物・オプション取引の受入証拠金から預り金(保証金)への振替計上日
    • 振替予約指示の受付を確定した日の翌営業日が振替計上日です。
    • 当社での振替処理が完了出来次第、株式の現物取引や信用取引の買付余力や新規建て余力に利用できます。また、証券総合口座からの出金指示予約もできます。
       

証拠金の有価証券による代用

先物・オプション取引の証拠金はすべて現金で差入れていただくこととなります。代用有価証券での差入れはできません。

注文に係る発注・建玉上限枚数規制

当社の先物・オプション取引については、1注文当りの発注上限枚数、及び、建玉上限枚数を下記のとおり定めています。

ただし、建玉上限枚数については、当社の任意でお客様ごと、または、取扱商品毎に異なる上限枚数を定めることができるものとします。

  1注文当りの
発注上限枚数
建玉上限枚数
先物 日経ラージ 200枚 200枚
日経ミニ 2,000枚 2,000枚
オプション新規売建 50枚 50枚
オプション新規買建 2,000枚 2,000枚
日経平均VI先物・新規売建 現在取扱停止中です。 現在取扱停止中です。 
日経平均VI先物・新規買建 20枚 20枚

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4 入出金・美らネット24証券総合取引口座内の振替

  1. 先物・オプション取引証拠金への入金

    先物・オプション取引証拠金への預託指示予約(美らネット24「入出金・振替指示」画面より「先物・OP関連」"証拠金振替")は、
    • お客様ご自身でインターネット経由で行っていただく方法
    • 美らネット24サポートセンターにお電話にてご依頼いただく方法
       
    がございます。先物・オプション取引証拠金へ直接入金をすることはできませんのでご注意ください。

    なお、先物・オプション取引証拠金への振替は、当社がお客様の振替指示予約を確認でき次第、「J-Trader」上の証拠金残高を増加させて振替完了を行います。リアルタイムでは更新されませんので、ご注意ください。(当社での振替指示予約確認をお急ぎのお客様は、美らネット24サポートセンターまでご連絡下さい。)
    • 既に信用取引口座を開設しているお客様の場合、預り金はすべて信用取引保証金として扱われますので、預り金、信用取引の保証金預託状況によっては、振替できない場合、及び、ご入金されたとしても信用取引保証金に優先的に充当されるために、先物・オプション取引口座に振替できない場合があります。(お客様が美らネット24 にご入金された場合の預り金が充当される不足額の優先順位は「預り金>信用取引保証金>先物・オプション取引証拠金」となっております。)
       
  2. 先物・オプション取引証拠金からの振替出金

    先物・オプション取引証拠金から直接お客様の指定銀行口座へ出金することはできません。出金する場合は、
    • お客様ご自身でインターネット経由で、振替出金指示予約を行っていただく方法
    • 美らネット24サポートセンターにお電話にてご振替出金指示予約の依頼を行う方法
       
    がございます。

    「預り金・保証金」への振替えはお客様からの振替出金指示予約受付確定日の翌営業日です。当社での振替処理が完了した後で振込出金指示を行ってください。 (翌営業日を待たずに振込出金指示を行うことができます。)
    • 先物・オプション取引証拠金から「預り金・保証金」へ振り替えた時に、お客様の預り金が不足している場合や既に信用取引口座をご利用中のお客様で、信用取引の保証金預託状況に不足が発生している場合は、振替金額がそれらの不足額に優先して充当されるため、出金指示額の全てを出金できない場合があります。
    • 先物・オプション取引口座から振替た金額が充当される優先順位は「預り金不足>信用取引保証金>出金余力」となります。

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5 注文の種類

美らネット24 では、大阪証券取引所のデリバティブ売買システム(「J-GATE」)で標準的に装備されている注文、及び、その他の注文のうち、次のものを利用することが出来ます。但し、事情により一部の取扱を中断する場合がございます。当社の任意で一部の注文の種類について取扱いを中止する場合がありますので、ご注意ください。

注文の種類一覧

1.指値注文

価格の限度を指定して発注し,指定した価格又はそれより有利な価格で約定する注文。

※FAS条件、GFD条件です。

2. FAK条件付き
指値注文

上記「1.指値注文」との違いは、取引所で注文がマッチングする相手方の枚数が注文枚数以下の場合、約定されなかった注文枚数はキャンセルされます。

※GFD条件です。

3.FOK条件付き
指値注文

上記「1.指値注文」との違いは、全注文枚数が約定枚数に達しない場合、取引所から全注文がキャンセルされます。一部約定はありません。

※GFD条件です。

4. GTD条件付き
指値注文

指定した期間が満了する日の日中立会終了まで有効とする条件が付いた指値注文。(有効期間は,最長255日指定可能。)

※FAS条件です。

5. GTC条件付き
指値注文

GTD条件の一種で、取り消すまで有効(取り消さなければ、取引最終日の日中立会終了まで有効)とする条件が付いた指値注文。

※FAS条件です。

6.FAK条件付き
成行注文

※GFD条件です。

  • 今までの成行注文とは異なり、特別気配制度の廃止に伴って未執行数量を注文板に残すことはできなくなります。(未執行数量は必ず失効します。)
  • 取引所で注文がマッチングする相手方の枚数が注文枚数以下の場合、約定されなかった注文枚数はキャンセルされます。
7. FOK条件付き
成行注文

※GFD条件です。

  • 特別気配制度の廃止に伴って未執行数量を注文板に残すことはできなくなります。(未執行数量は必ず失効します。)
  • 全注文枚数が約定枚数に達しない場合、取引所から全注文がキャンセルされます。一部約定はありません。
8.最良指値注文
(Market To Limit))
  • 価格の限度を指定せずに発注し、最良の売り呼値または買い呼値と対当する指値注文です。
  • 対当する最良の売り呼値又は買い呼値がないときは,最良の買い呼値又は売り呼値より,1ティック優先する値段の指値として板に登録されます。ただし,最良の買い呼値又は売り呼値もない場合は,当該注文は失効することになります。
    ※FAS条件、GFD条件です。
9.ストップ注文
(逆指値注文)

買い逆指値は相場の上に発注し、売り逆指値は相場の下に発注します。逆指値がトリガーされると成行きで発注します。新規・返済にかかわらず利用可能です。

※FAK条件、GFD条件です。

10.ストップリミット注文
(指値付き逆指値注文)

上記「9. ストップ注文」に対して、逆指値がトリガーされると指値で発注します。

※FAS条件、GFD条件です。

11.OCO注文
  • 同時に売りか買いかの同一方向の二つ注文を発注し、どちらか片方の注文が成立した場合に、もう一方の注文がキャンセルされます。
  • 新規・返済にかかわらず、利用可能です。
  • 日経ラージどうし、日経ミニどうしの組み合わせでご利用可能です。(オプション取引では使用できません。)

(注)大証J-GATEで標準装備されている注文種類ではありません。

(特注) 注文済みのOCO注文をJ-Traderのリフレクター(気配板)からマウス操作で指値訂正を行わないでください。お客様のPCの環境によっては、誤った枚数への変更などの誤作動の可能性があります。

※ご参考

  執行数量条件 概要
執行数量条件 通常・指定
期間条件
フィル・アンド・
ストア(FAS)
条件
一部約定後に未執行数量が残る場合には、当該残数量を有効とする条件(現行と同じ)
残数量
取消条件
フィル・アンド・
キル(FAK)
条件
一部約定後に未執行数量が残る場合には、当該残数量を失効させる条件
全数量
執行条件
フィル・オア・キル
(FOK)条件
全数量が直ちに約定しない場合には、当該全数量を失効させる条件
有効期間条件
(数量執行条件
でFAS条件を付す
注文に適用)
通常
条件
グッド・
フォー・デイ
(GFD)条件
当日の日中立会終了まで有効(ナイトセッション時に受け付けた注文は当日のナイトセッション終了まで有効)とする条件
指定期間
条件
グッド・
ティル・デイト
(GTD)条件
指定した期間が満了する日の日中立会終了まで有効とする条件
グッド・
ティル・キャンセル
(GTC)条件
取り消すまで有効(取り消さなければ、取引最終日の日中立会終了まで有効)とする条件

注文の種類・執行条件別の注文可能時間帯

各時間帯に応じて発注可能な注文の種類と執行条件の組合せは,次のとおりです。

注文の種類 板寄せ前の注文受付時間 ザラバ
FAS FAK FOK FAS FAK FOK
GFD(※) GTD
GTC
GFD(※) GTD
GTC
指値注文 ×
成行注文 当社取扱い無し × 当社取扱い無し
最良指値注文 × 当社取扱い無し 当社取扱い無し 当社取扱い無し 当社取扱い無し 当社取扱い無し 当社取扱い無し
ストップ注文、
ストップ・リミット注文
× 当社取扱い無し 当社取扱い無し 当社取扱い無し × 当社取扱い無し 当社取扱い無し 当社取扱い無し

※GFD(Good For Day)条件: 注文の有効期限が日中取引、夜間取引の各セッション限りで有効となる注文であり、当社取引画面(J-Trader)では、特に指定が無い限り、GFD条件とみなされます。

※「○」印は発注可、「×」印は発注不可です。「△」印は発注可能ですが、FAK条件を付加した場合と同様、取引開始時間の板寄せ後にすべて失効します。

※ストップ注文、及び、ストップ・リミット注文は、注文受付時間帯であればいつでも発注することができますが、「ストップ銘柄」に関する「板登録条件」の判定はザラバ時間帯しか行われません。


ストップ注文、及び、ストップ・リミット注文

ストップ注文とは,売買システムによる受注後において,発注時に指定した板登録条件(ストップ条件)を満たしたときに,発注時に指定していた条件で板登録される注文です。

なお,ストップ注文は,ストップ条件を満たすまでは気配板への登録が行われていません。ストップ条件を満たして初めて発注時に指定していた条件の注文を気配板へ登録します。

  1. 指定できる条件

    ストップ注文は,発注時に次の条件を指定して発注する必要があります。
指定条件 概要 備考
板登録
条件(※)
(1)ストップ銘柄 (3)ストップ条件
を判断する銘柄
当社取引画面(J-Trader)では、「(1)ストップ銘柄」と「(4)板登録銘柄」は同一銘柄のみ認められます。
(2)ストップ
値段
(3)ストップ条件
を判断する値段
(1)の指定銘柄の呼値の単位に合わせて指定する必要があります。
(3)ストップ
条件
板登録を判断
する条件
次の(a)から(f)までのいずれかの条件を指定することができます。

(a)買最優良呼値 ≧ ストップ値段
(b)買最優良呼値≦ストップ値段
(c)売最優良呼値≧ストップ値段
(d)売最優良呼値≦ストップ値段
(e)直近約定値段≧ストップ値段
(f)直近約定値段≦ストップ値段
注文
条件
(4)板登録
銘柄
ストップ条件を
満たしたとき
に、(5)の注文
を板登録する
銘柄
当社取引画面(J-Trader)では、「(1)ストップ銘柄」と「(4)板登録銘柄」は同一銘柄のみ認められます。
(5)板登録
注文
ストップ条件を
満たしたとき
に、(4)の銘柄
に板登録する
注文の種類
当社取引画面(J-Trader)では、指値注文、又は、成行注文 のみ選択できます。

(※)当社取引画面(J-Trader)では、ストップ注文の指定条件のうち,板登録注文の数量については変更訂正は可能ですが,それ以外の指定条件(ストップ値段、数量執行条件等)の変更訂正は行えませんので,変更を行う場合は,発注したストップ注文を一旦取り消し,新たに発注し直す必要がありますので,ご留意ください。


  1. 板登録された注文の優先順位

    板登録されて初めてその注文が受け付けられた扱いとなるため,板登録される以前から既に板に存在する通常注文より時間の順位は劣後することになります(ストップ注文受付時の時間が引き継がれる訳ではありません)ので,ご留意ください。

    また板登録された時点からは1つの通常注文でしかありませんので,価格優先・時間優先の原則に従い順位付けがなされ,マッチングされることになります。約定タイミングはその時点の板状況によりますが,他の通常注文における扱いと変わりはありませんので,ご留意ください。

「寄り」「引け」執行条件の廃止について

  • 大証の「J-GATE」導入にあわせて,引指/引成/不成という引け条件付きの注文機能はなくなりますが,引けの板寄せ前に5分間注文受付時間帯を設けています(クロージング・オークション)ので,当該時間帯にFAK条件を付した指値注文及び成行注文を発注いただくことにより,同様の注文を行うことができます。
     
  • 寄付条件付きの注文機能もなくなります。これも寄付の板寄せ前の注文受付時間帯にFAK条件を付した指値注文及び成行注文を発注いただくことにより,同様の注文を行うことはできます。

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6 発注・証拠金振替スケジュール


注文受付時間、取引時間

注文可能時間 日中立会
8:00~15:15

ナイトセッション 16:15~翌3:00

(日経平均VI先物取引には、ナイトセッションはありません。)

取引時間 日中立会
9:00~15:15

ナイトセッション 16:30~翌3:00

(日経平均VI先物取引には、ナイトセッションはありません。)

お客様による証拠金
振替予約指示受付
可能時間
預り金・保証金→先物オプション取引証拠金 6:30~15:00、
17:00~翌5:00
先物オプション取引証拠金→預り金・保証金 6:30~14:30
17:00~翌5:00
当社による証拠金
振替手続き完了
可能時間
預り金・保証金→先物オプション取引証拠金 8:00~15:30
先物オプション取引証拠金→預り金・保証金

8:00 ~ 15:30

但し、勘定への計上は翌営業日となります。

「J-Trader」上では、取引所で注文を受け付ける時間のみ、お客様からのご注文を受け付けます。


タイムスケジュールの解説

  日中立会い ナイト
セッション
概要
オープニング
オークション
8:00~9:00 16:15~16:30 注文のみを受け付けてマッチング(出来約定)を行いません。(プレ・オープニング)
9:00 16:30 板寄せ方式によるマッチングを行います(取引が成立しなければ,ザラバに移行)。
ザラバ 9:00~15:10 16:30~翌2:55 現行と同じザラバ方式による取引が原則(取引の一時中断又は停止を行った場合は,板寄せ方式により取引再開)。
クロージング
オークション
15:10~15:15 翌2:55~翌3:00 注文のみを受け付けてマッチングを行いません。(プレ・クロージング)
15:15 翌3:00 板寄せ方式によるマッチングを行います。(取引が成立しなくても,現行どおり)。

(注) 日経平均VI先物取引には、ナイトセッションはありません。日中立会いのみです。  

非営業日

発注、及び、当社での先物・オプション取引証拠金と預り金・保証金との間の振替完了手続はできません。(お客様が振替指示予約を行うことはできます。)

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7 「J-GATE」における大証先物・オプション取引の注文に関するご注意


同時呼値ルールの廃止

  • 「同時呼値ルール」を廃止し,常に「価格優先・時間優先の原則」に基づき取引を行います。
     
  • 「同時呼値ルール」を適用しているマッチング・ルールである「ストップ配分ルール」も廃止します。

板寄せ方式による約定値段の決定方法の見直し

  1. 板寄せ方式による約定値段の決定方法に関する事項
    • 「価格優先・時間優先の原則」に従い,取引数量が最大で,かつ,取引されない数量が最小となる価格を板寄せ方式による約定値段とします。
    • 現行の「成行注文の全部合致」は取引成立要件ではなくなります。
    • 成行注文しか注文板にない場合は,取引を成立させません(売り又は買いのいずれか一方に指値注文があることが新たに取引成立要件となります)。
    • 板寄せ方式での約定の有無にかかわらず,板寄せ時刻を経過するとザラバに移行させます。
       
  2. 取引終了時の取引方法に関する事項
    • 取引終了時の取引方法について,取引開始時と同様,板寄せに参加するための注文受付時間を設け,その注文受付の締切と同時に板寄せを行う仕組み(クロージング・オークション制)に変更します。
    • クロージング・オークションで算出した価格が,直前の約定値段から所定の値幅(終値成立値幅)を超えるような場合は,取引を成立させません。

即時約定可能値幅制度の導入、及び、特別気配制度等の廃止

誤発注等による価格急変防止の観点から、即時約定可能値幅の制度が導入されます。詳しくは、「14.即時約定可能制度」をご覧下さい。


オプション取引の呼値単位見直し

日経225オプション取引の呼値の単位を1円にする価格帯が、20円以下から50円以下に拡大されます。

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8 取引画面(J-Trader)の約定に係る両建て自動決済について

  • 「J-Trader」の先物・オプション取引には、新規注文・返済注文の別がありません。
     
  • J-Trader上では、同一銘柄(日経225先物取引における 日経ラージ・日経ミニの別、限月、権利行使価格、売建・買建の別、コール・プットの別、が全て同じもの)の売り買い両建てについては、先入れ・先出し(First-In、First-Out)原則に基づいて、自動的に新規・返済を区別し、同一銘柄の売り買い差し引き枚数分が未決済建玉枚数となります。
     
  • ただし、取引報告書、取引残高報告書など、お客様が確定申告を行う際に必要となる当社からの法定帳票につきましては、決済の優先順位を「《建日の古い順>建単価順(売返済:建単価の小さい順、買返済:建単価の大きい順)》」に決します。
     
  • そのため、J-Traderと当社の法定帳票では、実現損益に差異が生じる場合がございますが、実現損益と評価損益の合計金額に差異は発生せず、受入証拠金総額及び証拠金余力については、両者は同じ金額になります。

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9 注文の訂正・取消

「J-Trader」画面上から、訂正・取消を行うことができます。訂正については、以下の条件が訂正可能です。

  1. 注文枚数(数量)の訂正(減額/増額ともに可能です。)
  2. 注文値段の訂正
  3. 執行数量条件の訂正(ただし、FAK条件又はFOK条件への訂正はできません。)
  4. 有効期間条件の訂正

注文種類(指値、成行、最良指値、ストップ)の変更はできません。(「指値→成行」、「成行→指値」もできません。)

  • 訂正、取消が完了する前に注文が約定する場合があります。
  • 引け直前の訂正、取消は受付できない場合があります。

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10 FAX・電子メール等によるご注文

FAX・電子メール等による注文・訂正・取消は受付けません。

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11 注文の失効

以下の場合、有効期限内の注文でも失効となります。失効となった注文にかかる余力の拘束は、取引所から失効の連絡を受けた後に回復し、他の注文の余力として使用することが出来ます。

  1. 市場での注文失効
    1. 板寄せ方式で約定しなかった成行注文すべて
    2. クロージング・オークション(日中取引、夜間取引終了5分前)で算出した価格が、直前に約定値段から所定の値幅(約定成立値幅)を超える場合
    3. 直前の約定値段から所定の値幅を超える約定を発生させる注文が発注された場合に取引の一時中断を行う制度(即時約定可能値幅制度)において、当該注文にFAK条件の執行数量条件が付いている場合
    4. 成行注文における未執行数量
    5. FAS条件が付された最良指値注文について、最良の買い呼値又は売り呼値も無い場合
    6. FAK条件が付された注文について、一部約定後に未執行数量が残る場合
    7. FOK条件が付された注文について、全数量が直ちに約定しない場合
    8. GTD条件が付された注文について、有効期限切れの注文
    9. 終値・清算値段で計算し値幅外になった注文
    10. SQ時の限月切り替えによる失効
    11. その他市場の条件に合わなくなった注文

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12 値幅制限

相場の急激な変動から投資家を保護するために値幅制限が設けられています。

指数先物・オプション取引における呼値の制限値幅は,取引対象指数が同一の商品ごとに設定します。サーキット・ブレーカーが発動して,取引を一時中断した場合には,中断中に制限値幅の上限又は(及び)下限を拡大します。

a.  制限値幅の定期見直しについて

  • 日経ラージ,日経ミニ及び日経225オプション取引における呼値の制限値幅は,取引対象指数が同一の商品ごとに,直近期間における呼値の制限値幅の基準値段から算出する制限値幅算定基準値に,それぞれ下の表の比率を乗じて得た値幅を設定し,原則,四半期ごと(3,6,9,12月)に見直す運用としています。
  • 日経平均VI先物取引に係る呼値の制限値幅は,基準値段を中心に上下10ポイントの範囲内と絶対水準で設定しており,定期的な見直しは行いません。

※ 第二次制限値幅の値を,先物中心限月取引の呼値の制限値段の基準値段で割って得た比率が2日連続で20%を上回る場合(日経ラージ,日経ミニ及び日経225オプション取引),その他当社が必要を認める場合は,臨時で呼値の制限値幅を見直します。

b.  サーキット・ブレーカー発動時の制限値幅の上限又は(及び)下限の拡大について

  • 日経ラージ,日経ミニ及び日経225オプション取引に係る呼値の制限値幅の拡大については,第一次制限値幅,第二次制限値幅まで拡大していきます。
  • 日経平均VI先物取引に係る呼値の制限値幅の拡大については,拡大回数を制限せず,通常,5ポイント刻みで順次拡大します。
  • 指数先物取引に係る呼値の制限値幅の拡大については,上限又は下限のうち一方向(例えば,ⅰ上限で取引が成立した場合,又はⅱ上限に買呼値が提示されてから5分以上経過して売呼値が提示されない場合でサーキット・ブレーカーが発動したときは上限のみ拡大)にのみ拡大し,指数オプション取引は,上限及び下限の両方向ともに拡大します。

 

制限値幅 株価指数先物取引 株価指数オプション取引
算出基礎 所定の期間(※)における取引対象株価指数ごとの中心限月取引(※)の毎取引日の呼値の制限値幅の基準値段の平均値(制限値幅算定基準値)

  (※)「所定の期間」とは,適用開始日前25日(休業日を除きます。)に当たる日に終了する取引日から起算して20日間を言います。

(※)「中心限月取引」とは,取引対象株価指数が当該中心限月取引と同一の株価指数先物取引の限月取引のうち流動性が最も集中しているものとして大阪証券取引所が指定する限月取引を言います。
取引対象株価指数を同一とする株価指数先物取引の制限値幅算定基準値
算出方法 算出基礎に以下の比率(※)を乗じて算出。

通常制限値幅:8%
第一次拡大制限値幅:12%、
第二次拡大制限値幅:16%

(※)取引対象株価指数の理論上の1日の変動幅16%が1取引日における最大変動幅(第二次拡大制限値幅)となるようにしています。これにより,現行と同程度の値幅を確保しています。
算出基礎に以下の比率(※)を乗じて算出。

通常制限値幅:13%、
第一次拡大制限値幅:17%、
第二次拡大制限値幅:21%

(※)取引対象株価指数の変動以外のオプション価格の決定要因(特に,ボラティリティ)の変動として5%加味した水準としています。
適用期間 原則,四半期間(取引日ベースで適用)(※)

(※)市況等を勘案し,取引の状況に異常があると認める場合又はそのおそれがあると認める場合には,臨時で制限値幅を見直します。

区分 通常時制限値幅 第一次拡大時制限値幅 第二次拡大時制限値幅
指数先物取引 日経ラージ・日経ミニ 8% 12% 16%
日経平均VI先物 10ポイント 拡大回数を限定せず、通常、5ポイント刻みで順次拡大
指数オプション取引 日経225オプション取引 13% 17% 21%

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13 サーキットブレーカー制度

サーキットブレーカー制度とは、急激な先物価格の変動により以下の各基準に達した場合、取引所により 各基準ごとに15分間一時的に取引が中断される制度です。


サーキット・ブレーカー制度に関する事項

  • 市場参加者が注目する中心限月取引の価格変動を基準として対象指数を同一とする先物・オプション取引の全銘柄を中断する仕組みとなります。
     
  • 先物価格が値幅の限度となった場合にサーキット・ブレーカーが発動され、サーキット・ブレーカーの発動状況に応じて値幅の限度が段階的に拡大されます。

サーキット・ブレーカー発動基準に該当した直後の、大阪証券取引所がその都度定める時から取引が一時中断されます。

発動条件 先物取引の中心限月取引について,次のa又はbに該当した場合

  1. 制限値幅の上限若しくは下限で取引が成立した場合
  2. 制限値幅の上限又は下限に買呼値又は売呼値が提示されてから5分間以上継続して売呼値又は買呼値が提示されず、取引が成立していない場合
制限値幅はサーキット・ブレーカー発動状況に応じて段階的に拡大

制限値幅の拡大は,中断中に行う。
中断対象 発動条件に該当した場合,以下の銘柄の取引を一時中断する。

  1. 先物取引の全限月取引
  2. 対象指数が同一のオプション取引の全限月取引・全銘柄
  3. aの限月取引に関連するストラテジー取引
適用除外
の条件
  • 午後2時45分から日中立会終了時まで又は午前2時30分からナイト・セッション終了時まで(日経平均VI先物取引は,午後2時45分から日中立会終了時まで)
  • 制限値幅拡大後に拡大前の制限値幅の上限(下限)に再び該当した場合等
中断開始 サーキット・ブレーカー発動条件該当直後の大阪証券取引所がその都度定める時
中断時間 15分間(発動条件(2)の場合,10分間)
再開方法 中断時間経過後,制限値幅を拡大のうえ,板寄せ方式により取引を再開
基準値段 取引日単位で洗替え

 

■ 日経ラージ,日経ミニ,日経225オプション取引

平成24年3月1日に終了する取引日から平成24年5月31日に終了する取引日までの間に適用する呼値の制限値幅は,原則,それぞれ次のとおりです。

  通常時制限値幅 第一次拡大時制限値幅 第二次拡大時制限値幅
日経ラージ・日経ミニ 720円 1,080円 1,440円
日経225オプション取引 1,170円 1,530円 1,890円


■ 日経平均VI先物取引

  通常時制限値幅 拡大時制限値幅
日経平均VI先物取引 10 ポイント 拡大回数を限定せず,通常,5ポイント刻みで順次拡大

※  日経平均VI先物取引における呼値の制限値幅は,基準値段を中心に上下10ポイントの範囲内とします。サーキット・ブレーカー発動により行う呼値の制限値幅の上限又は下限の拡大については,拡大回数を限定せず,通常,5ポイント刻みで順次拡大します。

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14 即時約定可能値幅制度


  1. 内容

    即時約定可能値幅は、立会における直前の約定数値又は約定価格から、区分毎に以下の範囲内となります。
    区分 即時約定可能値幅
    日経ラージ、日経ミニ ±0.8%
    日経225オプション取引 ±10ティック
    日経平均VI先物取引 ±10ティック

    即時約定可能値幅制度の中断時間は、原則として、全商品1分となります。(板寄せ時には適用しません。) また、立会終了時における板寄せ方式による取引(クロージング・オークション)を行う場合において、直前の約定数値から上記の値幅を超える場合は、取引を成立させないものとします。

     
  2. 説明
    • 即時約定値幅制度に基づく取引の一時中断措置は、約定させた場合に直前の約定値段から所定の値幅(即時約定可能値幅と言います。)を超えて上昇又は下落することになる注文を受け付けたときに行います。
    • ただし,即時約定可能値幅を超えて上昇又は下落することとなる注文にFOK条件の執行数量条件が付されている場合は,当該注文の受付を行いません(この場合,注文受付エラーとなりますので,取引の一時中断は行いません。)。
    • 連続約定させた場合に即時約定可能値幅を超えて上昇こととなる注文を受け付けたときは,即時約定可能値幅の範囲内で対当できる数量を約定させたうえで,取引の一時中断を行います。
    • 即時約定可能値幅制度に基づく取引の一時中断後,取引再開時に行う板寄せの際は,呼値の制限値幅の範囲内であれば,即時に取引が成立します。

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15 取引規制

取引所が市場の動向によって取引規制を行う場合があります。取引所より規制措置が取られた場合、 「J-Trader」画面上、又は、当社ホームページ及び会員画面内のお客様へのお知らせでお伝えいたします。規制によりお客様の注文内容が条件に合致しなくなった場合、当該注文は失効する場合があります。取引所 が発動する主な規制は次の通りです。

  • 制限値幅の縮小
  • 証拠金差入日時の繰上げ
  • 証拠金額の引上げ
  • 取引代金の決済日前における預託受入
  • 株価指数先物取引の制限または禁止(自己取引の制限等)
  • 株価指数オプション取引の制限または禁止(自己取引の制限等)
  • 建玉制限

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16 約定・建玉の確認

約定・建玉確認は、「J-Trader」上で確認することができます。

  1. 「J-Trader」画面上の「ステータス画面」又は「建玉一覧」

    当日中の注文の約定・失効等の状況を確認することができます。 (過去1週間の約定履歴を検索できる「レポート」機能もございます。詳しくは、大証 先物・オプション「J-Trader」操作マニュアル をご覧下さい。)
    「約定履歴照会」をクリックすると過去3ヶ月の約定履歴が範囲を指定して確認することができます。


     
  2. 約定メール

    「J-Trader」では、約定メールの電子メール配信はありません。
    システム障害時は、正確な約定データがリアルタイムに表示出来ない場合があります。その際はシステム障害が発生した旨を当社のホームページ上にてお知らせいたします。

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17 売買手数料

当社ホームページより、取扱商品「先物・オプション取引」をご覧下さい。

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18 追加証拠金と強制決済


  1. 追加証拠金と通知

    「J-Trader」では、毎営業日の取引終了時のお客様の大証先物・オプション取引口座の全建玉について値洗いし、その結果お客様の"先物オプション取引証拠金残高"が"必要証拠金総額"を下回った場合、証拠金を追加で差入れていただく必要があります。

    SPAN証拠金額の更新によりお客様の"先物オプション取引証拠金残高"が"必要証拠金総額"を下回った場合も、証拠金を追加で差入れていただく必要があります。

    お客様の証拠金預託状況に不足が発生する可能性がある場合(新規建て証拠金余力に不足が発生した場合)は、当社は、E メール(証拠金不足勧告メール)にてお客様にご通知します。

    証拠金不足勧告メールには不足額等は明示されておりませんので、翌朝に、必ず、美らネット24 の"○○様へのお知らせ"で不足金等の内容を確認してください。(「証拠金不足勧告メール」の通知があった場合でも、維持証拠金以上の受入証拠金が確保できている場合は、追加証拠金の差入れ義務は発生しません。)

    追加証拠金の差入れは、追加証拠金発生日の翌営業日の12:00 までに全て現金での預託とします。


     
  2. 強制決済

    追加証拠金が発生した翌営業日の12:00 までに当社がお客様の追加証拠金差入れを確認できなかった場合、当社の任意で、当日立会い時間中に、お客様の大証先物オプション取引口座の全建玉を反対売買により決済させていただきます。

    全建玉の反対売買によって生じた損金・諸経費等の不足金についてもお客様の債務として取扱うこととします。お電話によるご連絡はいたしませんので、先物・オプション取引をご利用のお客様は常に美らネット24会員画面を確認していただきますようお願いします。
    その際には、先物・オプション取引新規建だけでなく、現物買、信用新規建、及び出金指示に制限をかけさせていただきます。

    追加証拠金の差入れ義務発生後(前日の日中取引時間終了後)にお客様の任意で全建玉を決済した場合でも、追加証拠金の差入れ義務は消滅いたしません。全建玉決済受渡日到来以降に追加証拠金相当額以上の証拠金現金が確保できない限りは、新規建て取引停止を継続します。

    • 追加証拠金の差入れが確認できず、当社の任意でお客様の口座の全建玉を決済するに至った場合、お客様の大証先物・オプション取引口座を停止あるいは解除させていただく場合があります。
    • 当社の任意で反対売買を行う場合も、所定の売買手数料をいただきます。
    • ATM入金のお客様の場合、当社は定期的に入金チェックを行っておりますが、ご入金の時間によっては追加証拠金の差入れ期限までにご入金を確認できない場合がありますので余裕を持ってご入金ください。

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19 不足金

建玉の決済による損金及び諸経費相当額が大証先物・オプション取引口座の証拠金残高を上回った場合、当該不足金額を受渡日 の12:00 までに差入れていただく必要があります。

先物・オプション取引の受渡日は約定日の翌営業日です。不足金の入金が 受渡日の12:00 までに確認できなかった場合、当社の任意でお客様の大証先物・オプション取引口座の全建玉を反対売買により決済させていただきます。 また、全建玉の反対売買によって生じた損金・諸経費等の不足金についてもお客様の債務として取扱うこととします。
当該口座において不足金が発生している状況において、他方で当該口座以外(現物取引・信用取引口座等)におけるお預り の出金余力等に余力がある場合、当該不足金額を当社の任意で振替を行うと共に他の口座における取引についても制限いたします。

  • 当社の任意でお客様の大証先物オプション取引口座の全建玉を決済するに至った場合、お客様の同口座を停止あるいは契約解除させていただく場合があります。
     
  • 当社任意の反対売買を行う場合も、所定の売買手数料をいただきます。
     
  • ATM入金のお客様の場合、当社は定期的に入金チェックを行っておりますが、ご入金の時間によっては立替金の差入れ期限までにご入金を確認できない場合がありますので余裕を持ってご入金ください。

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20 取引最終日、SQ決済日

■ 日経ラージ、日経ミニ、日経225オプション取引

SQ 値は,指数を構成する各現物株の現物市場での始値から算出される特別な指数のことです。日経225 の場合,円未満の銭単位まで表示される特別の日経225 をそのまま採用しております。

  • 先物・オプション取引の各銘柄の「取引最終日」は該当する月の「第2 金曜日の前営業日」です。
  • 先物・オプション取引の各銘柄の「最終決済期日」(SQ決済日)は当該銘柄の取引最終日翌営業日となります。

■ 日経平均VI 先物取引

最終決済は、取引最終日の翌営業日における特別な日経平均VI の平均値に基づいた数値による差金決済です。

  • 日経平均VI 先物取引の各銘柄の「取引最終日」は、該当する月の翌月の第2金曜日(休業日の場合は繰上げ)の30日前となる日(休業日の場合は繰上げ)の前営業日に終了する取引日です。(日経ラージ、日経ミニ、日経225オプション取引と同じ日になるとは限りませんので、ご注意ください。)
  • 日経平均VI 先物取引の各銘柄の「最終決済期日」(SQ決済日)は当該銘柄の取引最終日翌営業日となります。

決済代金

■日経先物ラージ、日経ミニ

売建玉の決済代金 決済代金=(建単価-SQ値)×建枚数×1,000※
買建玉の決済代金 決済代金=(SQ値-建単価)×建枚数×1,000※

※日経ミニは建枚数×100とします。


■日経225オプション

コール
オプション
イン・ザ・マネー
(SQ値>権利行使価格)
権利行使(受取)
(SQ値-権利行使価格)×建枚数×1,000
権利割当(支払)
(SQ値-権利行使価格)×建枚数×1,000
アウト・オブ・ザ・マネー
(SQ値<権利行使価格)
権利放棄 権利消滅
プット
オプション
イン・ザ・マネー
(SQ値<権利行使価格)
権利行使(受取)
(権利行使価格-SQ値)×建枚数×1,000
権利割当(支払)
(権利行使価格-SQ値)×建枚数×1,000
アウト・オブ・ザ・マネー
(SQ値>権利行使価格)
権利放棄 権利消滅

■日経平均VI 先物取引

買建玉の決済代金 決済代金=(取引最終日の翌営業日における特別な日経平均VI の平均値-建単価)×建枚数×10,000


SQ決済にかかる手数料

SQに係る取引手数料は、かかりません。


最終決済(権利行使・権利放棄)

先物取引において、取引最終日までに決済(転売又は買戻)されなかったお客様の建玉は、最終決済期日(取引最終日の翌営業日)に特別清算指数(SQ)との差金決済により清算を行います。また、オプション取引において、取引最終日までに決済されなかった本質的価値を有している建玉は、最終決済期日(取引最終日の翌営業日)に特別清算指数(SQ)に基づき自動権利行使により差金決済で清算を行います。この場合、お客様は、権利放棄をすることはできません。


権利割当

当社は、金融商品取引所より権利行使の割り当てをうけたときは、売建玉を有するお客様に当社の定める方法により権利の割当てを行います。なお、権利割り当てに係る抽選の方法について一切開示いたしません。


最終決済代金の余力計算等

最終決済代金については、最終決済期日に夜間一括処理を行います。お客様が最終決済代金及び最終決済代金による証拠金余力を「J-Trader」画面上、又は、美らネット24会員画面上でご確認いただけるのは、最終決済期日の翌朝以降となります。

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21 税金について

国内金融商品取引所を通じて行うデリバティブ取引で雑所得扱いとなるもの、及び、店頭外国為替証拠金取引については、損益通算が可能であり、申告分離課税(20%) となります。(ただし、平成25年から平成49年までは「復興財源確保法」により、20.315%が適用されます。) また、損失についても3年間の繰越控除の適用を受けることができます。

詳しくは、税務署・税理士にお尋ねください。

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平成23年12月

指数先物・オプション取引について

  • 指数先物・オプション取引の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失が発生することがあります。
  • 指数先物取引は、差し入れた証拠金の額を上回る取引を行うことができることから、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときは、短期間のうちに証拠金の額を上回る損失が生じるおそれがあります。
  • 日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)先物の場合、一般的な先物取引のリスクに加え、日経平均VIの変動の特性上、日経平均V.I.先物の売方には、特有のリスクが存在しますので、資産・経験が十分でないお客様が日経平均VI先物をお取引される際は、売建てを避けてください。
  • 指数オプション取引の買方は、期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅し投資資金の全額を失うことになります。
  • 指数オプション取引の売方は、証拠金を上回る取引を行うこととなり、市場価格が予想とは反対方向に変化したときの損失が限定されていません。
  • 外貨建ての取引の場合、為替の変動による損失を被る場合があります。
  • 指数先物・オプション取引を行うにあたっては、以下の売買委託手数料をいただきます。

【先物取引】

約定代金の最大0.067200%、但し、最低2,625円。(対面取引)

【オプション取引】

約定代金の最大3.360000%、但し、最低2,625円。(対面取引)

  • 指数先物・オプション取引を行うにあたっては、以下の証拠金(インターネット取引)を差し入れ又は預託していただきます。証拠金の額は、SPANにより先物・オプション取引全体の建玉から生ずるリスクに応じて計算されますので、事前に記載することはできません。

【大証 日経225先物・オプション】

先物・オプション取引全体の維持証拠金額=SPAN証拠金×120%+売OPプレミアム総額

[日経225先物・日経225mini 新規建て1枚あたり必要証拠金]
プライス・スキャンレンジ×当社所定の掛け目(120%~200%)。(日経225miniは10分の1)。

[大証 日経平均VI先物 買建 新規建て1枚あたり必要証拠金]
プライス・スキャンレンジ×当社所定の掛け目(200%~300%)。

[日経225オプション取引売建 新規建て1枚あたり必要証拠金]
1枚あたりSPAN証拠金×当社所定の掛け目(120%~200%)+1枚あたり売OP価値。最低証拠金10万円~20万円。

「当社所定の掛け目」および「オプション取引 売建」の最低証拠金は、毎営業日 の大引け時点の日経平均終値前日比を基準に、上記の範囲内で当日のナイトセッシ ョン以降に当社の任意で引き上げることができるものとします。

【SGX・CME日経225先物】

SGXのイニシャル・マージン×120%×未決済建玉枚数

【CBOT E-miniDOW先物(5$)】

CBOTのイニシャル・マージン×120%×未決済建玉枚数


証拠金は全て現金で差し入れていただきます。

外貨建の取引で円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。


先物・オプション取引のご利用にあたっては、金融商品取引法に定める「契約締結前交付書面」等をお渡しいたしますので内容をよくご確認ください。また、お取引チャネルにより売買委託手数料、証拠金は異なりますので、ご利用のチャネルごとにご確認ください。


【海外証券先物取引口座の管理料について】
口座管理料は無料です。
ただし、海外証券先物取引口座設定の翌月から起算して12ヶ月後の月末までに 1度もお取引(約定)がない場合、または、1回以上取引実績がある場合でも24 ヶ月以上証拠金がゼロの場合、当社の任意で海外証券先物取引口座を閉鎖します。

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