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当社所属の森田あゆみ選手の2017 全豪オープンのツアーレポートをお届けいたします。
グレード:グランドスラム
開催地:オーストラリア メルボルン
コート:ハードコート
日程:2017年1月16日~(森田選手は予選からの出場です)
こんにちは。
2017年シーズン2大会目の全豪オープンは予選一回戦で負けてしまいました。
相手はサーブもストロークもスピードのある選手でしたが、そのスピードに自分の反応が少しずつ遅れたり、タイミングが合わずにミスが出てしまったりで良いポイントもありましたが終始気持ちは落ち着いていてもプレーは落ち着かないというかしっくりこないような試合になってしまいました。
試合までできる限りの最善の調整をしてきたつもりでしたがまだまだ課題ばかりが残る試合で、たくさんの人からまたコートに立って試合をしている姿を見れただけで嬉しかったと声をかけて頂きましたが、自分の中では悔しさやもどかしさが凄く大きく残るブリスベンの大会、全豪オープンとなりました。
ただ、久しぶりに試合に出場して練習をしているだけでは感じなかったり分からなかった課題や今必要な事がさらに明確にはっきりし、グランドスラムの舞台に早くまた戻りたいという気持ちをあらためて強く感じれた事は良かった点だと思うので次の試合ではもっと良い試合が出来るようにしっかり取り組み続けていきたいと思います。
次は1週間後に台湾での大会に出場します。台湾は大好きな国の1つでもあるので楽しみですし、良い試合をして少しでも良い手応えを得られればと思います!頑張ります!
(ブリスベン国際、全豪オープン)
復帰第1戦はブリスベンで戦いました。相手はスキアボーネ、ファーストセットは5-2リードと内容的にも優位な展開でした。しかしセットを取り切るという勝負どころで長い間試合から遠ざかっている試合勘のなさが出てしまい、それまで決まっていたショットにミスが出始めました。その隙をスキアボーネは見逃さずに、高く弾むループボールを混ぜて森田がミスヒットをするとカウンター、下がってディフェンスをするとドロップショット、また長いラリーではアングルを多用し、前後左右に揺さぶりをかけてきました。森田は上体を起こされジャンプしては着地の動作を余儀なくされてファーストセットが終わるころには左足内転筋に痛みが出てしまいました。セカンドセット2ゲームを何とかやってみましたが回復の見込みがないと判断しリタイアしました。
メルボルンでのオーストラリアンオープン予選までは12日間あったのですが、内転筋の炎症が72時間で収まり、練習を再開したらリストの痛みが出始めてしまいました。おそらく内転筋をかばって手打ちになり負担がかかってしまったのだと思います。そのためオーストラリアンオープンの予選前日までは選手と練習は行わず、私かナショナルコーチの吉川さんとの調整練習をこなし、ぶっつけ本番に勝負をかけました。
結果は残念ながら完敗、スコアほどの差は感じませんでしたが、実戦から遠ざかっている試合勘のなさがモロに出た試合でした。それでも試合を最後まで戦えたのは実に1年半振りでした。長いリハビリ生活を乗り越えた選手にとっては敗戦の悔しさと同じくらい充実感があったに違いありません。これからは手首の回復とともに皆さんの期待に少しずつ応えていけるように頑張って行きますのでよろしくお願い致します。
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