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半田市の魅力(半田支店より)

2024年1月15日掲載

ac20240115_image01.gif半田市の位置と地形

半田市は、愛知県の南部、知多半島の中央に位置しており、東は沿岸部で衣浦湾が広がり、西は知多丘陵に囲まれています。この地域には、数多くの河川や湖沼が点在し、美しい自然環境が広がっています。

名前の由来

市内にある東本願寺の末寺である順正寺の阿弥陀如来絵像の裏書きに「坂田郷(さかたごう)」と記述があり、これが後に「坂田」が「はんだ」と読まれるようになったと言われています。

産業

江戸時代から醸造業が盛んで、酒、酢、醤油などの醸造文化が栄えた土地でした。

その魅力を堪能できる場所として、まずはパリ万国博覧会に出品された幻の「カブトビール」が楽しめる「半田赤レンガ建物」があり、この建物では、半田の醸造文化の歴史が息づいており、幻のビールの味わいも一見の価値があります。

また、「國盛 酒の文化館」も見逃せません。 ここでは約200年にわたり続く酒づくりの歴史が展示され、半田の醸造文化の発展を感じることができます。

運河沿いには、繁栄した醸造業の歴史を物語る黒板囲いの蔵や、明治初期の豪商邸宅が立ち並びます。 当時の趣きが色濃く残り、その風景は時を超えた魅力に満ちています。 歩きながら当時の面影に思いを馳せ、半田の醸造文化の息吹を感じながら、心地よいひとときを楽しむことができます。

また、第二次世界大戦中、半田市は重要な工業地帯として栄え、空襲の標的にされましたが、戦後に再建され、産業の発展を遂げました。

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(写真)ミツカン本社ビルおよびMIM MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)

見どころ

山車祭り

半田市の象徴である山車祭りは、300年以上の歴史を持ち、美しい山車と伝統文化を楽しむことができます。 特に「亀崎潮干祭の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。

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半田運河

運河沿いには黒板囲いの醸造蔵が残り、当時の風情を楽しむことができます。

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新美南吉記念館

童話作家新美南吉の出身地であり、彼を称える記念館があります。「ごんぎつね」に登場する矢勝川沿いの堤には、毎年300万本を超す彼岸花が咲き誇ります。

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自然景観

半田市は美しい自然環境が広がっており、散策やピクニックに最適な公園や自然名所が点在しています。

文化イベント

地域の文化イベントや祭りが定期的に開催され、地域の魅力を体験できます。

半田赤レンガ建物

明治時代に建てられた赤レンガの建物で、国の登録有形文化財として認定されています。

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交通アクセス

半田市は中部国際空港に近く、名古屋市へのアクセスも便利です。 市内を縦横に貫く知多半島道路や南知多道路があり、交通アクセスは非常に便利です。 名古屋市へのアクセスも容易で、JR(日本国有鉄道)や名古屋鉄道(名鉄)などの鉄道路線が市内を通っており、利用する路線や駅によって所要時間は異なりますが、おおよそ30分から1時間程度で名古屋駅に到達することができます。

今後の展望

半田市は、健康で活気あるまちづくりを進め、地域の発展に力を注いでいます。 衣浦港やセントレア(中部国際空港)の存在を活かし、地域の発展に取り組むとともに、観光資源や文化活動の振興を通じて、地域の魅力を高め、市民の生活の質を向上させる努力が続けられています。 また、非核・平和都市としての取り組みも継続しています。

半田市は、その豊かな自然と伝統文化、そして産業の発展により、魅力的なまちとして存在しており、観光スポットや地域特産品を楽しむことができます。 これからも経済的に重要な地域としての役割を果たし、地域の魅力を高めるための取り組みが進展していくでしょう。そのような半田支店にぜひお越しください。

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