安藤証券 コラム

桶狭間の戦いの舞台でもある 名古屋市緑区(徳重支店より)

2023年9月25日掲載

安東コラム_徳重支店イメージ01.jpg徳重支店は名古屋市緑区徳重にあります。

緑区は名古屋市の東南部に位置し、北部の天白川に沿った低地とゆるやかな丘陵地で形成され、南部には大高川が流れています。

大高緑地をはじめとする公園や緑地が多く、恵まれた自然環境にあります。

南部には旧東海道である国道1号線、国道23号線、JR東海道本線、名鉄名古屋本線が通っています。

港区に次いで市内2番目の面積があり、名古屋市で最も人口が多い区です。南部に住宅が多く、北部は里山が多くありましたが、地下鉄桜通線が徳重まで延伸してから北部も住宅の発達が著しくなりました。

歴史について

織田信長率いる約三千の軍勢が、二万・三万とも言われる今川軍を破り、今川義元を討ち取った1560年の「桶狭間の戦い」の舞台のひとつが緑区内にある有松町桶狭間です。桶狭間古戦場公園には織田信長と今川義元の銅像が並んでいます。

また、有松鳴海には東海道の江戸から40番目の宿場町である鳴海宿がありました。旧東海道の面影を残す1600年代の木造の町家を復元した町並みで知られる有松鳴海は貴重な文化財であり、その景観は2016年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

安東コラム_徳重支店イメージ02.jpg桶狭間古戦場公園

伝統工芸

染め絞り技術として約400年の歴史を持つ「有松絞り」があります。江戸時代初期、徳川家康が江戸に幕府を開いて間もない頃に竹田庄九郎らによって誕生しました。

尾張藩が「有松絞り」を藩の特産品として保護し、竹田庄九郎を御用商人に取り立てたことから始まりました。旅人が故郷へのお土産にと、絞りの手拭、浴衣などを買い求め、街道一の名産品となりました。

有松・鳴海絞会館では、有松絞りの歴史や資料を見ることができ、衣類や小物、置物など様々な有松絞りの作品をその場で買うこともできます。毎年6月には有松絞りまつりが開催され、絞りの販売や実演、絞り染めの体験などが行われ、大勢の観光客で賑わいます。

安東コラム_徳重支店イメージ03.jpg有松の町並み 

緑区自慢のスポット

大高緑地

四季を感じることができる大公園で、名古屋市内にありながら敷地は100hPaを超える広さです。緑地内には、ボートが出来る琵琶ヶ池やゴーカート、ロングスライダー、デイキャンプ場、野球場、テニスコート、プール、ドッグランなどのスポットが盛りだくさんです。

滝の水公園

住宅街の中にある小高い公園で、夜景スポットとしても知られています。名古屋市立大学薬学部の前身である「私立愛知高等薬学校(のちに私立名古屋薬学専門学校)」が1931年にこの場所で開校し、1951年に現在の瑞穂区に移転しました。その後、伊勢湾台風に伴うがれきの集積場を経て、1989年に滝の水公園はオープンしました。

大高駅

東海道線敷設のための材料を輸送する武豊線の駅として1886年に開業した大高駅は、官営の鉄道駅としては熱田駅とともに市内で最も長い歴史を持つ駅です。隣の南大高駅は名古屋市の要望を受けて2009年に開業し、市内で一番古い駅と一番新しい駅が隣り合わせになりました。

徳重熊野社

熊野社は全国に約3000社ありますが、そのうちのひとつが徳重熊野社です。名古屋市緑区の県道36号線に面したところから参道が伸びています。「熊の前」という地名の由来になっており、この近くの「神の倉」という地名は熊野の神様のことです。春にはソメイヨシノが咲き、鳥居から本殿まで桜並木が続きます。

安東コラム_徳重支店イメージ04.jpg徳重熊野社

おわりに

地下鉄桜通線野並・徳重間の開業や、国道302号線と並行する名古屋第二環状自動車道の開通など、緑区の街は大きく発展してきました。地下鉄徳重駅に隣接する東部の新しい行政スポットである「ユメリア徳重」には緑区役所徳重支所や徳重図書館、安藤証券徳重支店などが入っています。

安東コラム_徳重支店イメージ05.jpgユメリア徳重

一方で、有松鳴海の伝統文化を大切にしたまちづくりも進められています。

徳重レポート202309_イメージ4.jpg有松絞祭り

緑があふれていて伝統的なまちと、住宅などが増える新しいまちが共存している緑区にある安藤証券徳重支店へ、是非お越しください。

安東コラム_徳重支店イメージ06.jpg

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