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沖縄営業所設置の経緯とその意義

沖縄営業所設置の経緯とその意義

1998 年に沖縄県が制定した「マルチメディアアイランド構想」を端緒として、2002 年、名護市においても情報通信関連の企業誘致を契機に「国際情報通信・金融特区構想」が策定されました。以来、様々な企業が特区への進出を果たしています。

安藤証券株式会社は 2006 年 2 月、沖縄県に 100%子会社「美らヒルズ・マネジメント(株)」を設立、さらに 2009 年 9 月には名護市豊原区に沖縄営業所を開設いたしました。

以来 13 年以上にわたり、沖縄営業所はプロフィット部門としてディーリング拠点を擁しながら、資金運用スペシャリストの育成を継続してきました。

安藤証券が沖縄へ進出した理由および意義は以下の通りです。

まず第一に、沖縄県は本土における大規模災害等のバックアップセンターとしての役割を果たす絶好の場所です。災害発生時には迅速な対応が求められますが、特に地震対策上の安定した地理的条件は企業活動の継続性確保に寄与します。

次に、沖縄県は成長著しい ASEAN 諸国に近接し、地理的な優位性を有しています。この地理的な位置から、私たちは ASEAN 諸国へのビジネス展開において大きな利点を享受できます。また、職住近接や車社会といった沖縄特有の環境ゆえに海外マーケットへの対応や 24 時間体制の運営が容易であり、グローバルなビジネス展開を可能にする条件が整っています。

さらに、沖縄は世界の物流・人流の中枢となり得る潜在力を有しています。この地域の重要性はますます高まっており、私たちの拠点はその中心に位置することで国際的なビジネスの成果を最大化することができます。同様のビジネスが沖縄においてさらに拡大し、人、モノ(インフラ)、資金が集積すれば、沖縄を拠点としたヘッジファンドビジネスや投資顧問業、世界の富裕層を対象とした海洋型プライベートバンキングにも展望が広がります。

沖縄県の持つ本源的メリットに立脚した、グローバルなビジネス展開。これは、多くの企業がコスト優位性(コストが安いこと)を最大の理由として沖縄に進出してきたこととは明らかに一線を画すものです。安藤証券は、沖縄の優位性を活かした、沖縄でしかできないビジネスをとことん追求します。可能性は、沖縄営業所から望む太平洋のように、無限に広がっています。

安藤証券株式会社
金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第1号
加入協会 : 日本証券業協会

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