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当社所属の奈良くるみ選手の2017 USオープンのツアーレポートをお届けいたします。
USオープン(全米オープン)
グレード:グランドスラム
開催地:アメリカ ニューヨーク市フラッシング・メドウ
コート:ハードコート
日程:2017年8月21日~
エントリー時の奈良選手のWTAシングルスランキング:116位
試合結果
ラウンド | 対戦相手 | 国籍 | ランキング | 結果 |
---|---|---|---|---|
本戦1R | サラ・ソリベス・トルモ | スペイン | 86位 | 6−1/6−2 |
本戦2R | スベトラーナ・クズネツォワ | ロシア | 8位 | 6-3/3-6/6-3 |
本戦3R | ルーシー・サファロバ | チェコ | 37位 | 3-6/2-6 |
原田夏希コーチレポート
最高の舞台であるグランドスラムで結果を残すことができました。
前哨戦で掴んだ良い感覚を更に自信を深めるために、試合までの1週間を毎日課題を持って練習とトレーニングを積み重ねてきました。試合が近づくほどメンタルも身体も安定してきていたので期待を持って試合を迎えれました。
1回戦ではスタートから完璧な理想通りのプレーで圧勝し2回戦で世界8位の選手との対戦に臨みました。2014年のワシントンの決勝でファイナルセットで負けた相手でこれまでの奈良のベストマッチでした。奈良はこの時のプレーを常に頭に残しているぐらい良い内容の試合でした。
この時から相手は更にランキングもテニスのレベルも上げてきています。そして今回グランドスラムという最高の舞台で初めてトップ10からの勝利をあげました。3年前のベストマッチを塗り替えるベストマッチです。
グランドスラムという舞台で進化したテニスを証明できたことが何よりの自信になります。
3Rでは相手に完全に先手を打たれ奈良はもてる全てを出しきりましたが相手に上回れました。敗戦から自分の武器であるリターンとバックハンドに改善の余地があることも学びました。
今大会を終えてむかっているテニスの方向性が間違っていないことが証明できたことと、まだ改善できるテクニックがあることにモチベーションを高く持てています。
休む間も無く大会は続きますが今後が楽しみです。