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現地レポート 中国・天津（久保杏夏選手 2023年6月17日〜7月7日）
天津・レポート
今回、$15,000大会が同じ会場で3週続けて行われる中国の天津に行きました。天津の街は、歴史ある中国らしい建物が建ち並ぶエリアやヨーロッパ風のエリアがあり、どこもきれいな街です。中国へは小学6年生の時以来、7年ぶりでした。その時は大人の人と選手数人でしたが、今回は一人旅なので常に気を張っていました。
すでにコロナの影響は見られず、マスクを付けている人もほとんどいません。空港も街もたくさんの人で賑わっています。
気候は、この時期とても暑く、40℃を超える日も多く、試合では痙攣する選手やリタイアする選手が続出しました。日本もかなり暑いですが、帰国した時は涼しく感じたほどです。
1つ慌てた事があります。それはどこの国でも使えていたクレジットカードが、中国では使えなかったということです。ホテルで宿泊費を前払いするよう言われましたが、カードは使えず、現金も多く用意していなかったので支払うことができません。チェックインはできましが、私の顔を見る度に支払うように言われます。
「Alipay」という中国でメジャーな電子マネーなら使えるということで早速登録することにしましが、承認に数日かかり、その間も催促され続け、ついには部屋に貼り紙までされてしまいました。とても不安で怖かったですが負けませんでした。
ですが中国の人たちは、一度仲良くなったらとても親切で優しくしてくれます。大会の出場選手の9割が中国人で、会う度に食べ物をくれる人、おいしいお店を教えてくれる人、いつもお喋りしてくれる人、体を診てくれる人、選手もコーチもトレーナーも、みんなとても親切で、友人もたくさんできました。
そして、海外遠征では食事に苦労する国も多くありますが、中国の食事はどれも美味しく、毎日食べても飽きることもなく、食費・宿泊費は、日本や他の国々に比べ全体的に安いと感じました。
以上、天津･レポートでした。
