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当社所属の田中優季選手の2019年6月レポートをお届けいたします。
6月は、久留米国際の準決勝をしたその日に韓国に飛び、中1日で試合でした。
韓国のGoyang(25K)での試合は、
予選1R | Eun Se JANG選手(KOR)に62.63 |
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予選決勝 | 高畑寿弥選手に60.60 |
本戦1R | 同所属の美濃越舞選手に75.67(5).75 |
本戦2R | Chanel SIMMONDS選手(RSA)に26.26 |
予選1Rは韓国ならではのスローハードに全くアジャストできず、苦しい試合でした。
ただ、このスケジュールの中でしっかり勝ち切れたことは自信になりました。
試合数をするにあたり、コートにも慣れてきましたが、本戦1Rでも3時間22分の試合と身体には自分の想像以上のダメージを受けていました。
2Rの相手は、前週の韓国で優勝した選手で、左利きのスピンボールをベースにしたかなりしつこい選手でした。
自分も相手のバック側へのハイボールや中に入って叩きにいく展開など、考えながらできていましたが、ロングラリーに持ち込まれたときに思うように身体が動いてくれませんでした。
このスローハードで勝ち抜くには、身体も心もタフでなければならないと思い、テニスの状態自体は悪くなかったので、次の週の仁川の大会をキャンセルし、身体と心をリセットする為一度帰国しました。
1週空けた後のDaegu(25K)での試合は、
予選1R | Ji Min PARK選手に(KOR)64.62 |
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予選2R | Na Ri KIM選手(KOR)に36.67(7) |
予選敗退となりました。
今年に入り結果や数字に捉われないと決めて取り組んでいました。
この考え方は私の性格にはとても大切なことだったようで、自分のテニスと向き合え、目の前のできること、やるべきことに集中できていました。
その中でプレーの質も上がり、自分の目指すテニスに少しずつ近づいている手応えを掴めていました。
ただこのDaeguの試合に関しては、無心でプレーできていなくて、「勝ち」への気持ちが強すぎて、今やらなければいけないことを見失ってしまっていたように感じます。
選手である以上、結果を求めるのは当たり前ですが、その気持ちが強すぎて自分のやるべきことができず、それがコート上でのパフォーマンスに悪影響をしてしまうのなら、考え方を変えていくべきと考えて今年は取り組んでいましたが、また自分にとっての悪い考え方が出てしまい、自分を苦しめる時間となってしまいました...。
とても難しいところですが、気持ちとプレーのバランスを大切にして、コート上で自分をしっかり表現できるよう、自分が目指す自分に近づいていきたいと思います。
韓国遠征後は肩と足底に違和感があったので試合は組まず、治療をしながら練習、トレーニングを行っていました。
身体の状態も良くなってきたので、次は7/8の週からの試合にカナダへ向かいます!!
カナダは初めて行くのでとても楽しみです。
心も身体もリフレッシュではなく、しっかりリセットできたと思うので、カナダ遠征ではもう一度無心で貪欲にプレーして、自分自身と向き合ってきたいと思います!
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