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当社所属の田中優季選手の2018年11月のツアーレポートをお届けいたします。
年内は試合を組まず、今シーズンは終了することにしました。また、年始頃の試合からスタートする予定でいます。
今年は、テニス人生で初めての大怪我を経験しコートから離れる時間がありました。
大学時代に肩のインピンジメントの怪我はありましたが、それ以外は捻挫もしたことがないくらい、常に元気にコートを走り回っていました。正直自分がここまで怪我に悩まされてしまうとは全く考えたことがありませんでした。
怪我をして復帰するまでの時間よりも、復帰後の時間の方が辛かったです。でも、振り返ってみるとその辛さがあったからこそ、コート上でまた強い気持ちで戦えた原動力になっていたのかなと思います。
私の中で、プロとはどうあるべきか、こうでなければならない、こうでありたい、という気持ちがとても強くあります。それが今までの自分を成長させてくれ、プロとして7年間やってこられた力にもなっていますし、大切にしてきた部分でもありました。しかし反対に時として自分を苦しめてしまう1番の原因にもなっていました。
もう少し頭と気持ちを柔らかくして、そんな強みでもあり弱さでもある部分と向き合いながら、来シーズンは新たな自分でチャレンジしていきたいと思っています。
もっともっと純粋に自分の成長を楽しめるシーズンにしたいです。
色々なことに気付かせてもらえるこの環境を大切にし、もっと自分の知識を増やして色々な角度から物事を見られる力、考えられる力をつけていきたいです。
先月のレポートで、全日本選手権について悔いはないと書きました。
もちろん自分がどんな気持ちで今年取り組んできたか、全日本に向けてやってきたこと、その過程自体には悔いはありません。
でも、結果や自分のプレーに対してはやはり悔しいです。
それは時間が経てば経つほど強くなってきています。
でも、悔しいと思えるのも周りの人達のおかげなのです...。
試合後、涙しながら私を抱きしめてくれる人がいました。泣きながらまた私の試合を観たい、ころからもずっと応援したいからまだ頑張ってと声をかけてくれる人もいました。
私の思いや考えを聞いてくださり、受け止めてまた背中を押してくれるスポンサーの方。
なにも言わずずっとそばにいてくれたコーチや両親。
会場で応援してくれるファンの方や、ライブストリーミングで一緒に戦ってくれたファンの方...
まだまだ書ききれないほどのたくさんの人に支えられて今の私がいます。
いつもたくさんの力をもらっています。
本当にありがとうございます。
次は私がもっと力を与えられるようになりたいです!
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