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当社所属の田中優季選手の2018年5月レポートをお届けいたします。
5月は2大会韓国の試合に出場しました。 ついに試合に戻ることができました。 やはり練習と試合でのリズムは違いますし、少し時間はかかりましたが、また戦いの場に戻ることができて素直に嬉しかったです。 そして、久々の遠征はとても新鮮で楽しかったです。 ギリギリの調整で、1面での練習は出発の2,3日前からしかできず、ほぼぶっつけ本番の試合でしたが、試合後も足の痛みは出ることなく順調にきています。
1大会目の試合は仁川で行われ、いきなり1シードのPeangtam PLIPUECH選手との対戦で16.06でした。 約3ヶ月のブランクは正直大きく、動き切る怖さはまだこの時点では消えていませんでした。 まだまだ試合の感覚であったり、動きのスピードや体力、テニスの精度が戻るのには時間が必要だとは思いますが、思っていたよりも内容としては悪くない試合ができたので、少し安心した気持ちもありました。 あとは、やってきたことを信じて、試合と練習をやり続けていくだけだと思っています。
韓国の2週目はChangwonという場所で行われました。 シングルス1回戦Pei-Chi LEE(TPE)選手に63.62 2回戦Varvara FLINK(RUS)選手に57.26 でした。 2大会目は自分の中で、コートに立つ以上はどんなことがあってももう言い訳にはならないんだと言い聞かせ、臨みました。 また今までのように自然に、「勝ちに行く!」という気持ちにもなり、試合のモードに入っていました。 その分1大会目よりも自分自身に多くを求めていて、それが焦りや不安になる時間もたくさんありました。 自分の中で色々な葛藤がありました...。 でも、結局いくら焦っても不安になっても、やれることは限られているし、今やれることをやりきることができるかどうか、だけなのだと思いました。 やるべきことをシンプルにし、そこにベストを尽くすだけだと痛感しました。
試合は、1大会目とは見違えるようなプレーができたと思います。 まず、動くことへの怖さがかなり減りました。 負けから約1週間、しっかり練習とトレーニングを積めたからだと思います。 動きのスピードや、守備範囲、試合の感覚が少しずつ良くなっていくのがわかりました。
1回戦は、空間やコートをうまく使え、相手のペースでプレーする時間をかなり減らせたと思います。 久々の勝利はちょっと嬉しかったです!
2回戦は、テニス自体悪くはなかったですが、やはりロングラリーになったときの体力不足はどうにもできなかったです...。 チャンスが十分にあった相手だったので、正直かなり悔しいです...。 でも、もっと展開の工夫をすることはできたと思いますし、そこは体力以外の問題なので、そういった工夫がもっとできていればまた結果も違っていたのかな、と思います。 負けることはやはりすごく嫌です...。
この韓国での試合の2週間、3試合を通し、足に痛みが出ることなくテニスができたのは、すごくプラスのことだと思います。 試合や練習のプランも立てられるようになったので、ベストな状態にできるように作っていきたいと思います。 ただ、元の状態まで持っていくことを目標にトレーニングを積んでいたわけではないので、以前の自分を超えられるよう頑張ります。
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