ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

q

証券新報 2015号

◇三菱地所系のオフィスビル特化型REIT三菱地所を主要スポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、投資対象をオフィスビルに特化する。2015年8月10日現在の保有物件は69件、取得総額9091億円で、地域別では2015年5月1日現在、東京23区が75.8%、23区を除く首都圏が7.7%と首都圏が83.5%を占める。2015年9月期および2016年3月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、月末稼働率、発行済投資口数に変動等がないことなどを前提に1口当たり分配金7840円、7950円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金15/3 28,314 11,243 9,625 9,619 7,686 7,68115/9予29,800 11,880 10,280 10,270 7,840 7,84016/3予29,720 11,990 10,420 10,410 7,950 7,950決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当14/3 713,286 73,445 50,913 13,627 41.05 0.0015/3 764,671 90,962 72,782 -8,737 -25.23 10.0016/3予810,000 100,000 86,000 56,000 163.63 17.00●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)◇消化器内視鏡で世界シェア首位◇業績同社は売り上げの約7割を内視鏡製品および周辺機器等の医療事業が占め、収益・成長ドライバーとなっている。そのほか、科学事業、映像事業を展開。消化器内視鏡(世界シェア:70%)や生物顕微鏡(同:30~40%)、ミラーレス一眼カメラ(同:30%)など、世界シェアNo.1製品を保有するグローバル企業で、地域別売上高構成比(2015年3月期現在)は、北米33%、欧州26%、日本21%、アジア・オセアニア18%となっている。2016年3月期第1四半期の連結業績は、全利益項目において増益となり、当期純利益は前年同期比倍増だった。事業別にみると、医療事業は主力の消化器内視鏡、外科内視鏡、処置具等の販売好調により、売上高・営業利益が第1四半期として過去最高を更新し、業績を牽引した。科学事業は主に工業用顕微鏡および非破壊検査装置の販売が伸び増収増益を確保。映像事業は増収効果と販管費改善等により四半期ベースでは4年ぶりに黒字化となった。参 考銘 柄オリンパス7733342,671千株4,125円25.2倍発行済株式数株価( 2 0 1 5 / 8 / 2 5 )P E R ( 連)●●●ジャパンリアルエステイト投資法人8952 1,309,310口498,000円31.8倍●●●発行済口数株価( 2 0 1 5 / 8 / 2 5 )P E R04