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証券新報 2014号

◇首都圏のオフィスと都市型商業施設を主要投資対象とするREIT東京建物を主要スポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、首都圏のオフィスと都市型商業施設を主要投資対象とする。2015年7月31日現在の保有物件は62件、取得総額4095億円で、地域別では東京都心が47.1%、東京周辺部が20.5%、地方が9.2%、用途別ではオフィスが77%、商業施設が23%(いずれも取得価格ベース)である。2015年6月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、月末稼働率、発行済投資口数に変動等がないことなどを前提に1口当たり分配金6370円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金14/12 13,902 6,477 5,239 5,238 6,349 6,35115/6予14,244 6,658 5,524 5,561 6,370 6,37015/12予14,000 6,761 5,672 5,675 6,501 6,500決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当14/3 89,823 19,090 19,091 12,192 365.18 ―15/3 105,454 20,688 20,619 14,053 382.26 105.0016/3予124,000 22,000 21,700 15,500 421.23 110.00●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)◇後発医薬品専業メーカー大手◇中期経営計画同社は国内トップクラスの供給能力を誇る後発(ジェネリック)医薬品の専業大手メーカーで、業界のリーディングカンパニーとしての地位を強固にする構えである。循環器や消化器系薬品に強みを持ち、病院、薬局など販売チャネルが幅広く、高付加価値製品の開発や安定供給体制の強化などを推進している。2018年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画では、政府の後発医薬品の使用促進策による生産数量増加予想を背景に設備投資を積極化し、440億円を投じ、生産能力を約1.5倍(100億錠体制から155億錠体制に引き上げ)にするなどし、経営数値目標として売上高1470億円(前期実績比約39.4%増)、営業利益250億円(同約20.8%増)を目指す。安定供給のため生産面では、関東工場(千葉県茂原市)の増設のほか、田辺三菱製薬の鹿島工場(茨城県神栖市)の譲り受けなど意欲的である。参 考銘 柄沢井製薬455538,144千株8,000円19.0倍発行済株式数株価(2015/8/13)P E R ( 連)●●●日本プライムリアルティ投資法人8955873,000口391,000円30.1倍●●●発行済口数株価(2015/8/13)P E R04