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証券新報 2012号

◇ケネディクスグループの総合型REITケネディクスを主要スポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、東京経済圏の中規模オフィスビルを主体とする総合型REITである。2015年4月24日現在の保有物件は97件、取得総額3850億円で、地域別では東京経済圏が81.4%、用途別ではオフィスビルが92.1%を占める。2015年10月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、発行済み投資口数に変動等がないことなどを前提に1口当たり分配金がともに10300円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金14/10 12,928 5,028 3,570 3,569 10,149 10,06015/4 14,130 6,537 5,111 5,110 12,859 11,36315/10予13,050 5,548 4,172 4,170 10,301 10,300決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当14/3 153,194 17,547 18,998 12,346 140.52 70.0015/3 160,803 15,921 17,234 11,142 126.83 70.0016/3予172,000 18,000 18,000 12,100 137.72 35.00●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)◇成長ドライバーの生体情報モニタ同社は脳波計や除細動器、AED、ベッドサイドモニタ等の生体情報モニタなどで高い国内シェアを獲得し、事業分野の多様さが強みである医療機器メーカーである。中でも、医療現場で患者の心電図や体温、血圧などの生体情報をモニタリングする機器である生体情報モニタは同社の成長ドライバーとなっている。同モニタは病院向け電子カルテ普及や病院の建て替えが続く見通しなどから、設置が増えると予想される。また、海外事業の拡大にも注力しており、同社製品は120ヵ国以上の医療現場で使用され、世界最大市場である米国では事業基盤の強化に取り組んでいる。2017年3月期を最終年度とする中期経営計画「Strong Growth 2017」では、医療・介護機能再編下での国内事業の持続的成長と市場拡大が見込まれる海外での飛躍的成長を目指し、数値目標として、売上高1820億円(2015年3月期:1608億円)、営業利益200億円(同:159億円)、海外売上高比率28.6%(同:23.8%)を掲げている。参 考銘 柄日本光電工業684989,730千株2,750円20.0倍発行済株式数株価(2015/7/10)P E R ( 連)●●●ケネディクス・オフィス投資法人8972404,885口543,000円26.4倍●●●発行済口数株価(2015/7/10)P E R04注:2015 年4 月1 日に普通株式1 株につき2 株の株式分割を実施しており、EPSについては株式分割が前連結会計年度の期首  に行われたと仮定して算定、2016 年3 月期の予想配当については株式分割を考慮した額。◇中期経営計画