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証券新報 2012号

今月の参考銘柄トプコン7732◇高い競争力を持つ精密機器メーカー◇眼科医療器械の世界トップブランド日本光電工業6849◇成長ドライバーの生体情報モニタ◇中期経営計画ケネディクス・オフィス投資法人8972◇ケネディクスグループの総合型REIT詳細はP3・P4をご参照ください【目次】  □ 焦点 通称「ドローン」に向けられる期待と冷たい視線 → 2P  □ トピックス → 5P  □ ファイナンスメモ → 6P大企業製造業の景況感、3四半期ぶりに改善日銀が発表した2015年6月の日銀短観は企業の景況感を示す業況判断DIが大企業製造業でプラス15となり、前回3月調査から3ポイント改善した。3四半期ぶりの上昇で、消費増税前の2014年3月調査(プラス17)以来の高い水準に回復した。大企業非製造業の景況感も前回調査から4ポイント改善し、プラス23だった。企業業績の改善を背景に設備投資が堅調に推移したことやインバウンド消費拡大が景況感を牽引したとみられる。一方、中小企業製造業の業況判断DIは3月調査より1ポイント低い0で3四半期ぶりに悪化。円安によるコスト高が影響したとみられる。中小企業非製造業は3月調査を1ポイント上回るプラス4と2四半期連続で改善した。3ヶ月後の見通しは大企業製造業でプラス16と、足元判断から1ポイント改善する。一方、非製造業はプラス21と2ポイント悪化すると予測しており、業況見通しはまだら模様である。大企業製造業の2015年度の設備投資計画は前年度比18.7%の大幅増と11年ぶりの高い伸び率となった。これまで控えてきた生産能力増強のための投資も目立ち始めたという。また、景況感が改善するなか、雇用面の需給は引き締まっており、大企業全産業の雇用人員判断DIはマイナス9と「不足」が「過剰」を上回った。2015 7/15 No.2012平成27年7月15日発行(毎月1日・15日発行)01