ブックタイトル証券新報 2011号
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証券新報 2011号
参 考銘 柄東レ発行済株式数株価(2015/6/24)E P SP E R ( 連)高値(2015/4/27)安値(2015/1/13)●●●●●●1,631,481千株996.3円54.43円18.3倍1,076.5円928.1円●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当14/3 1,837,778 105,253 110,648 59,608 36.59 10.0015/3 2,010,734 123,481 128,572 71,021 44.33 11.0016/3予2,250,000 150,000 150,000 87,000 54.43 12.00世界ナンバーワンの炭素繊維メーカーで、強度が鉄の10倍、重さが4分の1以下で、熱に強く、さびたり、ゆがんだりしないという特徴を持った炭素繊維は成長ポテンシャルが高く、航空機向けに加え、今後は自動車向けにも需要が拡大すると見込まれる。昨年、米ボーイング社との間で、新型の大型機777X向けに炭素繊維製の材料を供給することで基本合意したと発表。同時に、中型機787向けの供給契約(2005年11月締結)の供給対象に777Xを新たに加え、契約期間を10年以上に延長し、その間の供給総額は1兆円超となるという。そのほか、トヨタの新型燃料電池自動車の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」のフロア部分のスタックフレームに「熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)」や燃料電池スタックの電極基材用に「カーボンペーパー」、高圧水素タンクに「高強度炭素繊維」の3素材が採用された。中長期的には、基幹事業である繊維事業での強さや技術力や設備能力等を背景にした戦略的拡大事業である炭素繊維複合材料事業の収益拡大のほか、海水淡水化用逆浸透膜等多くの水処理膜やリチウムイオンバッテリー関連機器などの重点育成・拡大事業である環境・エンジニアリング事業の成長などにより、業績は堅調に推移するとみられる。2016年度を最終年度とする中期経営課題「プロジェクトAP-G 2016」では、成長戦略の推進と収益基盤の強化に努め、業績目標として売上高2兆3000億円、営業利益1800億円を目指す。3402◇今後の業績も堅調にする見込み◇成長の重要ドライバーの炭素繊維好調03平成2 7 年7 月1 日発行2015 7/1 No. 2011株価(円) 3402 東レ株価と売買高(週足)12001100100090080070060050013/7 14/1 14/7 15/115000120006000900030000出来高(万株)12/2173310/126012/86385/2462610/18670売上高(左) 経常利益(右)(連結、単位:億円)02004006008001,0001,2001,4001,60005,00010,00015,00020,00025,00013/3 14/3 15/3 16/3予業績推移