ブックタイトル証券新報 2011号
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証券新報 2011号
今月の参考銘柄東レ3402◇成長の重要ドライバーの炭素繊維好調◇今後の業績も堅調にする見込みGLP投資法人3281◇GLPグループの物流施設特化型REIT大氣社1979◇好調な塗装システム事業◇ベトナムに植物工場詳細はP3・P4をご参照ください【目次】 □ 焦点 「再生医療」法改正により実用化加速の期待 → 2P □ トピックス → 5P □ ファイナンスメモ → 6P2015年4~6月期の大企業景況感、4半期ぶりにマイナス財務省と内閣府が発表した2015年4~6月期の大企業全産業の景況判断指数はマイナス1.2で、消費増税のあった2014年4~6月期以来、4四半期ぶりにマイナスに転じた。生産が一時的に低迷した自動車や在庫水準が高まった鉄鋼業などの景況感悪化が響き、製造業の景況判断指数がマイナス6.0と4半期ぶりにマイナスとなった。一方、非製造業は1.3で、4半期連続のプラスとなった。消費増税の影響が一巡した小売業や訪日外国人客が蔵した宿泊や飲食サービス業などでの上昇が目立った。ただ、7~ 9月期以降は業況が改善する見通しで、大企業の7~ 9月期が10 . 6 、10 ~12月期が8.9といずれもプラスとなった。財務省と内閣府では、景気は緩やかな回復基調が続いているとしている。一方、中堅企業全産業の景況判断指数はマイナス2.2で、中小企業全産業はマイナス13.6と5半期連続のマイナスだった。また、2015年度の設備投資は1~3月期の調査では前年度比3.9%減の見通しだったが、今回の調査では同5.9%増と増加を見込む。特に、製造業が前年度比0.8%減から15.7%増に転じたことが大きく、スマホや自動車向けの電子部品の投資が増えるほか、自動車の増産や研究開発関連の投資も拡大するとみられる。2015 7/1 No.2011平成27年7月1日発行(毎月1日・15日発行)01