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証券新報 2010号

今月の参考銘柄ピジョン7956◇育児用品大手◇グローバルNO.1ブランドの育児用品メーカーを目指すカカクコム2371◇12の多彩なサイト運営日本リテールファンド投資法人8953◇三菱商事などをスポンサーとする商業施設特化型REIT詳細はP3・P4をご参照ください【目次】  □ 焦点 注目される「スマート農業」日本の農業を変えられるか → 2P  □ トピックス → 5P  □ ファイナンスメモ → 6P2015年1~3月期の設備投資、8四半期連続プラス財務省が発表した2015年1~3月期の設備投資額(全産業・ソフトウェアを除く)は前年同期比8.1%増の11兆9901億円だった。前年を上回るのは8四半期連続。輸送用機械や電気機械、情報通信機械などで生産能力を増強する投資が増えたとみられる。経常利益は過去最高だった前期(2 014年10~12月期)に次ぐ高さで、円安などによる企業業績の改善が国内の設備投資に向けた動きを強めており、同省では景気の緩やかな回復基調が続いているとしている。設備投資は製造業が前年同期比6.8%増、非製造業が同8.7%増となった。新型車向けに生産能力増強投資があった輸送用機械や、工場の生産自動化システム向けの投資が多かった電気機械などの投資が増えた模様。一方、非製造業では物流センターの建設があった卸売業や訪日外国人客増を背景としたホテルの改修などがあったサービス業が増加した。売上高は前年同期比0.5%減の343兆5978億円と、7四半期ぶりに減少した。前年に消費増税前の駆け込み需要があった反動で、食料品などが落ち込んだほか、原油安を背景に、石油・石炭も減収となった。経常利益は前年同期比0.4%増の17兆5321億円だった。増益率は前期(10~12月:同11.6%増)から縮小したものの、13四半期連続で増益となった。2015 6/15 No.2010平成27年6月15日発行(毎月1日・15日発行)01