ブックタイトル証券新報　2009号

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証券新報　2009号

今月の参考銘柄江崎グリコ２２０６◇グローバルブランド「ポッキー」◇売上高、過去最高更新見込み日立製作所６５０１◇総合電機・重電トップメーカーイオンリート投資法人３２９２◇イオン系の商業施設等を主要投資対象とするＲＥＩＴ詳細はP3・P4をご参照ください【目次】　　□ 焦点 身に着けるコンピューター「ウェアラブル端末」メガネ型の将来はいかに → 2P　　□ トピックス → 5P　　□ ファイナンスメモ → 6P2015年1～3月の機械受注6.3％増と高水準も、4～6月は反動減見通し内閣府が発表した2015年1～3月の民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」（コア機械受注）の受注額（季節調整値）は、前期比6.3％増の2兆5712億円だった。リーマン・ショック前の20 08年7～9月以来の高水準。ただ、同時に発表された4～ 6月はその反動もあり、前期比7.4％減の2兆3 810 億円と4四半期ぶりに大幅な減少に転じる見通しで、企業は慎重姿勢を示した。1～3月の伸びを牽引したのは船舶・電力を除く非製造業で、前期比8.5％増の1兆4733億円。卸売業・小売業や農林漁業、通信業などからの受注が好調だった。製造業は同2.3％増の1兆911億円。石油製品・石炭製品業向けの受注が多かった。2 0 15 年3月単月のコア機械受注額は前月比2.9％増となり、内閣府では緩やかな持ち直しの動きがみられるとし、基調判断を据え置いた。米国や中国などの海外景気の減速懸念から、一時的に投資を先送りしているものの、企業の設備投資意欲は強く、機械受注は中長期的には回復が見込まれる。2015 6/1 No.2009平成27年6月1日発行（毎月1日・15日発行）01