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証券新報 2005号

今月の参考銘柄ジェイテクト6473◇電動パワステに強み◇新分野日立ハイテクノロジーズ8036◇ハイテク・ソリューション事業を推進日本プロロジスリート投資法人3283◇物流施設を主要投資対象とするREIT詳細はP3・P4をご参照ください【目次】  □ 焦点 国際会計基準の適用企業が増加 → 2P  □ トピックス → 5P  □ ファイナンスメモ → 6P2015年2月の現状判断指数、3ヶ月連続改善 内閣府が発表した2015年2月の景気ウオッチャー調査によると、足元の景気実感を示す現状判断指数は前月比4.5ポイント上昇し50.1となり、3ヶ月連続で改善した。好不況の分かれ目となる50を7ヶ月ぶりに上回った。内閣府は基調判断を8ヶ月ぶりに上方修正し、「このところ回復に弱さがみられる」から「景気は、一部に弱さが残るものの、緩やかな回復基調が続いている」に変更した。 現状判断指数について、家計動向関連は、小売り関連が上昇したことなどから、前月比4.5ポイント上昇の48.4と2ヶ月ぶりで改善したほか、企業動向関連は、製造業及び非製造業が上昇したことから、同4.4ポイント上昇の51.1、雇用関連は、求人の増加がみられたことなどから、同4.3ポイント上昇の59.1と、いずれも前月を上回った。 2~3ヶ月後の景気を占う先行き判断指数は前月比3.2ポイント上昇の53.2で、3ヶ月連続の上昇となった。先行き判断指数が50を超えたのは2ヶ月連続。 現状判断指数は景気の転換点を最も早く捉える経済統計で、日経平均株価との連動性が高い傾向があり、株価の先行指標との位置付けを持つ指標とも言われ、市場関係者は注目している。2015 4/1 No.2005平成27年4月1日発行(毎月1日・15日発行)01