ブックタイトル証券新報　2003号

�q�

証券新報　2003号

今月の参考銘柄ユニ・チャーム８１１３◇アジア地域で堅調に販売推移◇１４期連続増配ケネディクス商業リート投資法人３４５３◇ケネディクス系の商業施設特化型ＲＥＩＴ三菱商事８０５８◇大手総合商社◇非資源分野を強化し安定成長を図る詳細はP3・P4をご参照ください【目次】　　□ 焦点 １月の訪日外客数が過去最高に → 2P　　□ トピックス → 5P　　□ ファイナンスメモ → 6P2015年1月の貿易赤字、大幅縮小　財務省が発表した2 015年1月の貿易統計速報によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は１兆1775億円の赤字と31ヶ月連続赤字だったものの、赤字額は前年同月比5 7. 9％減と大幅な縮小となり、4ヶ月連続で前年を下回った。　輸出額は前年同月比17.0％増の6兆14 47億円だった。円安などによる海外需要の回復を反映し、自動車や半導体等電子部品などが増え、5ヶ月連続で増加した。輸入額は原油価格の下落で原粗油や石油製品などが減少し、同9.0％減の７兆32 2 2億円。東日本大震災以降、燃料輸入拡大と輸出低迷により貿易赤字が定着していたが、原油安や輸出増を受けて、貿易赤字の拡大に歯止めがかかりつつあるようだ。　輸出を地域別にみると、米国向けが前年同月比16 . 5％増の１兆19 27億円。自動車や原動機、自動車の部分品などが拡大した。ＥＵ（欧州連合）向けは同7.4％増の6 5 6 3億円。船舶や自動車が伸びた。アジア向けは同2 2 .7％増の3兆3141億円となり、半導体等電子部品や船舶などが好調だった。このうち中国向けは同20.8％増の１兆419 億円。非鉄金属やプラスチック、科学光学機器などが全体を牽引した。2015 3/1 No.2003平成27年3月1日発行（毎月1日・15日発行）01