ブックタイトル証券新報　2002号

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証券新報　2002号

◇三菱地所系のオフィスビル特化型ＲＥＩＴ三菱地所を主要スポンサーとする上場不動産投資信託（ＲＥＩＴ）で、投資対象をオフィスビルに特化する。２０１５年１月２０日現在の保有物件は６６件、取得総額８６５６億円で、地域別では東京２３区が７７．４％、２３区を除く首都圏が８．１％と首都圏が８５．５％を占める。２０１５年３月期および２０１５年９月期の運用状況の予想は、２０１４年１０月１日現在で保有していた６５物件や２０１４年１１月１７日現在の発行済み投資口数などを前提に１口当たり分配金が７６５０円、７７８０円となる見通しであるが、２０１５年１月２０日にクローバー芝公園を取得しており、物件数は６６件となっている。●業績推移（単独ベース、単位はＥＰＳと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想）決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 分配金14/9 27,760 11,255 9,582 9,572 7,683 7,64815/3予28,070 11,230 9,580 9,570 7,650 7,65015/9予28,440 11,340 9,750 9,740 7,780 7,780決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 配　当13/3 310,383 13,070 14,053 6,800 27.03 10.0014/3 363,570 25,702 27,084 16,964 67.42 12.0015/3予400,000 31,500 33,000 23,500 93.39 20.00●業績推移（連結ベース、単位はＥＰＳと配当が円、他は百万円、予は会社側予想）◇産業用ロボット大手◇サーボモータやロボット等が業績牽引産業用ロボットの大手メーカーで、世界28ヶ国の拠点をベースにグローバル事業を展開しており、米州や中国、アジアを中心に売上が伸び、海外売上高比率は64％（2015年3月期　第3四半期実績）となっている。モーションコントロール事業ではサーボモータ製品が業績の牽引役となっており、スマートフォン・タブレットや自動車関連の旺盛な需要を背景に国内外ともに好調に推移。ＡＣサーボモータに加え、コントローラ、リニアサーボなどの製品はグローバルナンバーワンのシェアを誇る。ロボット事業では、中国を中心に自動車向けが堅調で、構造的な拡大傾向が継続しているとみられる。また、近年では、同社が培ってきた産業用ロボットの技術を生かし、バイオメディカル分野やサービス分野など非製造業分野で使われるロボットへの取り組みも積極的に行い、事業化を進めている。参 考銘 柄安川電機６５０６252，340千株1，516円16.2倍発行済株式数株価（ 2 0 1 5 / 2 / 1 0 ）Ｐ Ｅ Ｒ （ 連）●●●ジャパンリアルエステイト投資法人８９５２1,251,530口565,000円36.9倍●●●発行済口数株価（ 2 0 1 5 / 2 / 1 0 ）Ｐ Ｅ Ｒ04