ブックタイトル証券新報　2002号

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証券新報　2002号

参 考銘 柄富士フイルムホールディングス発行済株式数株価（ 2 0 1 5 / 2 / 1 0 ）Ｅ Ｐ ＳＰ Ｅ Ｒ （ 連）高値（2014/11/17）安値（ 2 0 1 4 / 5 / 2 1 ）●●●●●●514,625千株4,016.0円228.15円17.6倍4,099.5円2,502.0円●業績推移（連結ベース、単位はＥＰＳと配当が円、他は百万円、予は会社側予想）決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 配　当13/3 2,214,696 114,116 119,186 54,266 112.65 40.0014/3 2,439,953 140,808 157,154 80,996 168.07 50.0015/3予2,480,000 170,000 190,000 110,000 228.15 60.00同社はこのほど、２０１５年３月期通期の業績予想を上方修正、売上高が従来の会社側予想を２００億円、営業利益が同１００億円、経常利益が同３００億円、当期利益が同２５０億円上回る見通しである。為替相場が想定よりも円安で推移しているほか、イメージングソリューション（デジタルカメラやインスタントカメラなど）でインスタントカメラの販売好調やデジタルカメラの高級機シフト等により収益改善が進んでいること、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングの連結子会社化による評価益などを反映したもので、期末配当を従来の予想よりも１０円増の３５円、年間配当も同１０円増となる６０円とする方針である。傘下の富士フイルムがフランスの感染症、微生物学分野の最先端公的研究機関であるバイオアスターと、エボラ出血熱の迅速診断システムに関する共同研究契約を締結したと発表した。今回の共同研究は、富士フイルムのウイルス高感度検出技術とバイオアスターが作製、評価するエボラウイルスの抗体を用いることでエボラ出血熱の迅速診断システム技術の確立を目標とするものである。４９０１◇フランスの公的研究機関と共同研究契約を締結◇通期業績予想を上方修正平成2 7 年2 月1 5 日発行2015 2/15 No. 200203株価（円）　　 　　　4901 富士フイルムホールディングス株価と売買高（週足）150020002500300035004000450013/3 13/7 14/1 14/7 15/1700040005000600030002000100005/2526346/819081/2531725/24250211/224100出来高（万株）売上高（左） 経常利益（右）（連結、単位：億円）02004006008001,0001,2001,4001,6001,8002,00005,00010,00015,00020,00025,00030,00012/3 13/3 14/3 15/3 予業績推移