ブックタイトル証券新報　1997号

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証券新報　1997号

４産業ファンド投資法人３２４９ＤＭＧ森精機６１４１平成26年12月1日発行132，943千株1，433円16.9倍発行済株式数株価（2014/11/25）Ｐ Ｅ Ｒ （ 連）●●● 165,532口1,033,000円30.7倍発行済口数株価（2014/11/25）Ｐ Ｅ Ｒ●●●◇産業用不動産を投資対象とするＲＥＩＴ三菱商事とＵＢＳ Ａ.Ｇ.をスポンサーとする上場不動産投資信託（ＲＥＩＴ）で、物流施設などの産業用不動産を投資対象とする。２０１４年８月１８日現在の保有物件は３６件、取得総額１８２０億円で、用途別では物流施設が３９.３％、工場・研究開発施設等が１７.８％、インフラ施設が４２.９％となっており、地域別では東京圏の物件が２５件を占める。２０１４年１２月期の運用状況の予想は、上記保有物件や発行済投資口数に変動等がないことなどを前提に１口当たり分配金が１６８５０円となる見通しである。なお、１２月３１日を基準日として１口を２口とする投資口分割を実施する予定である。●業績推移（単独ベース、単位はＥＰＳと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想）決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 分配金13/12 6,037 3,308 2,510 2,509 16,042 16,04314/6 6,576 3,640 2,733 2,750 16,789 16,61714/12予6,798 3,696 2,790 2,789 16,850 16,850決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 配　当13/3 148,559 4,134 5,005 5,170 47.27 20.0014/3 160,728 9,357 11,245 9,442 85.73 22.0015/3予174,000 14,000 16,000 11,000 84.66 24.00●業績推移（連結ベース、単位はＥＰＳと配当が円、他は百万円、予は会社側予想）◇欧米売上比率の高い工作機械メーカー◇アマダの旋盤事業の譲り受け売上は海外が国内を大きく上回っており、2013年度実績の構成比は米州が約34％、欧州が約20％、アジア（中国含む）が約13％で、日本が約33％となっている。今期は日本と米州が欧州の停滞を吸収し、全体として増収を確保すると予想される。今年10月には、2015年3月期の業績予想を上方修正した。好調な受注環境を背景に、売上高、利益ともに前回の予想を上回る見込みである。製品群が重複していない小型旋盤の更なる品揃えの拡充や生産を計画している奈良事業所の資産効率の向上などを目的とした譲り受けは、中長期的には業績にプラスに働くとみられる。また、材料費の一括購入によるコスト削減などシナジー効果も期待できる。