ブックタイトル証券新報 1995号
- ページ
- 4/8
このページは 証券新報 1995号 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 証券新報 1995号 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
証券新報 1995号
4平和不動産リート投資法人8966大成建設1801平成26年11月1日発行1,140,268千株600円29.7倍発行済株式数株価(2014/10/29)P E R ( 連)●●● 881,447口87,800円26.1倍発行済口数株価(2014/10/29)P E R●●●◇平和不動産系の複合型REIT平和不動産をスポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、東京都区部のオフィスとレジデンスを主要投資対象とする複合型REITである。2014年5月31日現在の保有物件は92件、取得総額1476億円で、用途別ではオフィスが42.17%、レジデンスが55.00%、ホテルが2.83%となっている。2014年11月期の運用状況の予想は、上記保有物件や発行済み投資口数などに異動、変動等がないことや前期繰越利益の充当を行わないことなどを前提に1口当たり分配金が1684円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金13/11 4,615 2,003 1,335 1,335 1,678 1,65414/5 5,059 2,168 1,445 1,444 1,653 1,67014/11予5,052 2,133 1,484 1,484 1,684 1,684決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当13/3 1,416,495 35,606 35,063 20,050 17.60 5.0014/3 1,533,473 53,773 56,756 32,089 28.17 6.0015/3予1,550,000 47,000 38,000 23,000 20.19 6.00●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)◇総合建設大手スーパーゼネコンの一角を占める総合建設大手。同社の特徴として、全国の市街地再開発事業のうち約2割を施工し、大手ゼネコンで実績ナンバーワンを誇っていることや、開発スタッフ(再開発プランナー:106名、2014年4月1日現在)が豊富なことなどが挙げられる。海外事業における収益構造の確立を目指している。最近の海外案件として、トルコのボスポラス海峡横断鉄道トンネル(2 0 1 3年)、カタールのハマド国際空港旅客ターミナル(2014年)などがある。同社は採算重視の受注姿勢を貫いており、相対的な優位性に変化はないとみられるほか、有利子負債(2013年3月期:3790億円、2014年3月期:3164億円、2015年3月期目標:2750億円)が減少傾向にあり、財務体質も改善している。配当に関して、前期には6期ぶりに1円増配の年間配当6円に戻したが、今期も年6円の普通配当を継続する予定。