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証券新報 1995号

1平成26年11月1日発行(毎月1日・15日発行)月 日URL : http://www.ando-sec.co.jp/今号の………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………256◆◆◆目 次焦点 2014年度上半期の貿易赤字が過去最大にトピックスファイナンスメモ詳細はP.3、 P.4をご参照ください。平和不動産リート投資法人アルプス電気6770大成建設1801◇平和不動産系の複合型REIT◇上半期業績予想を上方修正 ◇小型モバイル機器向けパワーインダクタを開発◇総合建設大手89662014年9月の企業物価指数3.5%上昇、原油安などで伸び率鈍化 日銀が発表した2014年9月の企業間で取引するモノの価格動向を示す国内企業物価指数(2010年平均=100、速報)は、前年同月比3.5%上昇の106.3と18ヶ月連続で上昇した。ただ、消費税率引き上げの影響を除くベースでは前年同月比0.7%の上昇で、3ヶ月連続で上昇幅を縮小し、2013年5月以来1年4ヶ月ぶりに伸び率が節目の1%を下回った。伸び率が鈍化した主な要因して、原油安や円安による大幅な物価上昇の反動などがあげられるという。 前月と比べると、ガソリンや軽油といった石油・石炭製品やキシレン等の化学製品などが値下がりした一方、鶏卵や牛肉、非鉄金属などは値上がりした。 需要段階別指数(国内品)を項目別にみると、素原材料が前年同月比1.9%下落、中間材が同1.5%上昇、最終財が同0.3%下落となった。 日銀は、川下では円安によるコスト高の転嫁も進んでおり、上げと下げが綱引きしている状況だとし、今後の動きを注視していく構え。