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証券新報 1993号

4プレミア投資法人8956荏原製作所6361平成26年10月1日発行465,274千株677円15.7倍発行済株式数株価( 2 0 1 4 / 9 / 2 5 )P E R ( 連)●●● 218,699口480,000円23.3倍発行済口数株価( 2 0 1 4 / 9 / 2 5 )P E R●●●◇オフィスとレジデンスの複合型REITエヌ・ティ・ティ都市開発を主要スポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、主要投資対象を東京経済圏および地方主要都市のオフィスとレジデンスとする複合型REITである。2014年9月5日現在の保有物件は56件、取得総額2163億円で、用途別ではオフィスが61.3%、地域別では都心5区が75.6%を占める。2014年10月期および2015年4月期の運用状況の予想は、上記保有物件のうち、神田中央通ビルを2014年11月7日に譲渡する予定であるほかは異動等がないこと、発行済み投資口数に変動等がないことなどを前提に1口当たり分配金が9700円、10300円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金14/4 6,680 2,934 2,215 2,213 10,162 10,12114/10予6,710 2,915 2,252 2,250 10,292 9,70015/4予6,662 2,889 2,254 2,252 10,300 10,300決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当13/3 426,302 25,084 25,663 15,303 35.93 5.0014/3 448,657 32,194 31,311 18,973 40.86 7.5015/3予490,000 34,000 34,000 20,000 43.07 7.50●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想) ◇コンプレッサ・タービン分野が好調同社はポンプの総合メーカーで、風水力事業、精密電子事業、環境エンジニアリング事業の3事業を展開している。なかでも、成長が期待できる風水力事業は売上高のおよそ7割を占め、ポンプ、コンプレッサ(圧縮機)・タービン、冷凍・冷却器の3分野があり、足元ではポンプとコンプレッサの事業環境が良い。ポンプは、国内において建築や公共事業向けなどに受注が増える一方、海外は石油化学企業向けの需要が拡大している。空気やガスなど気体を圧縮するのに使うコンプレッサは、プラントの主要部分で石油精製やエチレンのプラントに使われ、売上げの多くを海外で稼ぐ。人口増加や経済発展によるエネルギー需要増で新興国向けが堅調だったところに、北米でのシェールガスの生産拡大が追い風になっている。また、製品販売とアフターサービスを連携させることで、売上げ、利益ともに伸ばしており、収益性も高い。