ブックタイトル証券新報　1993号

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証券新報　1993号

１平成26年10月1日発行（毎月1日・15日発行）月 日URL : http://www.ando-sec.co.jp/今号の………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………256◆◆◆目　次焦点　上場企業の自社株買いが高水準にトピックスファイナンスメモ詳細はP.3、 P.4をご参照ください。プレミア投資法人富士重工業７２７０荏原製作所６３６１◇オフィスとレジデンスの複合型ＲＥＩＴ◇海外をけん引役に増収増益を達成　◇米国での自動車販売が６年連続過去最高に◇コンプレッサ・タービン分野が好調８９５６2014年7～9月期の景況判断、大企業が2四半期ぶりにプラス転換内閣府と財務省が発表した2014年7～9月の法人企業景気予測調査によると、大企業の全産業の景況判断指数（ＢＳＩ）は前期比25.7ポイント上昇の11.1と2四半期ぶりのプラス。東日本大震災後の2011年7～9月期（前期比28.6ポイント上昇）以来の上昇幅になった。生産用機械や自動車関連のメーカーを中心に景況感が改善しており、消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動減の影響が薄らぎつつあるとみられる。中堅企業の指数は5.1となったものの、中小企業はマイナス10.0と回復の遅れが目立った。大企業の見通しは2014年10～12月期が9.9、2015年1～3月期が7.3と現状よりも悪化を見込む。大企業、中堅企業、中小企業を合わせた2014年度の設備投資の見通しは、前回調査時点の前年度比4.5％増の見通しを上回る同5.7％増だった。業種別にみると製造業が同13.3％増、非製造業が同2.0％増と景気の持ち直しがうかがわれた。