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証券新報 1990号

1平成26年8月15日発行(毎月1日・15日発行)月 日URL : http://www.ando-sec.co.jp/今号の………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………256◆◆◆目 次焦点 米国経済の回復基調が鮮明にトピックスファイナンスメモ詳細はP.3、 P.4をご参照ください。森トラスト総合リート投資法人三菱電機6503テンプホールディングス2181◇東京都心部のオフィスビルを中心とする総合型REIT◇主力のFA機器が好調に推移 ◇福島でメガソーラー発電設備を竣工◇雇用マッチング事業の成長が期待される人材派遣大手89612014年6月、完全失業率は10ヶ月ぶりに悪化、求人倍率は高水準 総務省が発表した2014年6月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.2ポイント悪化の3.7%だった。2013年8月以来10ヶ月ぶりの悪化だが、主な要因は新たに仕事を探し始めた人や良い条件を求めて転職先を探す人が増えたためで、人手不足などを背景に雇用は改善傾向が続いている。同省は雇用環境が改善していく過程での一時的な失業率の悪化と見ており、引き続き持ち直しの傾向が続いているとの基調判断を維持した。完全失業者数(原数値)は前年同月比15万人減の245万人で、49ヶ月連続で減少した。また、就業者数(原数値)は前年同月比56万人増の6389万人で、18ヶ月連続で増加した。 一方、厚生労働省が同日発表した2014年6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.10倍だった。改善は19ヶ月連続で、1992年6月以来、22年ぶりの高い水準となった。都道府県別で最も高かったのは愛知県の1.57倍、最低は沖縄県の0.68倍だった。同省では政策で産業活動が活発化し、求人が着実に増えているとみている。また、雇用の先行指標とされる新規求人数(原数値)は8.1%増えた。主要11業種のうち10業種で求人が伸び、医療・福祉が15.3%増、製造業も14.2%増えた。