ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

q

証券新報 1989号

4ヒューリックリート投資法人3295太平洋セメント5233平成26年8月1日発行1,237,800千株401円14.1倍発行済株式数株価( 2 0 1 4 / 7 / 2 8 )P E R ( 連)●●● 652,000口177,700円38.5倍発行済口数株価( 2 0 1 4 / 7 / 2 8 )P E R●●●◇有料老人ホームなども投資対象とする総合型REITヒューリックをスポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、東京圏のオフィス、商業施設に重点投資するほか、次世代アセットと位置付ける有料老人ホーム、ネットワークセンターも投資対象とする総合型REITである。2014年6月30日現在の保有物件は21件、取得総額1014億円で、用途別投資比率はオフィスと商業施設が77.7%、次世代アセットが22.3%となっている。2014年8月期および2015年2月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、発行済投資口数に変動等がないことなどを前提に1口当たり分配金が2305円、2797円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金- - - - - - -14/8予3,662 2,436 1,504 1,503 2,305 2,30515/2予3,200 2,084 1,824 1,824 2,797 2,797決算期営業収益営業利益経常利益当期利益EPS 配 当13/3 747,616 40,659 32,667 11,329 9.22 4.0014/3 840,288 70,434 69,590 35,223 28.67 5.0015/3予858,000 70,000 65,000 35,000 28.49 5.00●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)◇国内セメント業界最大手同社は「秩父小野田」と「日本セメント」が1998年に合併して設立され、セメント業界トップ。主力のセメント販売は堅調に推移しており、国内では震災復興や都市部再開発、交通網整備、老朽が進んだインフラの補強・補修・再建設など向けに中長期的に需要が発生するとみられる。また、海外事業で注目すべきは2010年3月期以降、赤字が続いていた米国のセメント事業が今期、6年ぶりに黒字化予想となっていることである。リーマンショック(2008年9月)以降落ち込んでいた民間住宅需要が回復しているのに加え、足元ではカリフォルニアなど米国西海岸を中心に販売が好調で、販売価格も上昇傾向にある。同社では今期、海外でのセメント事業の売上高は前期比およそ18.2%増の1630億円を見込んでいる。(2014年8月期が設立第1期)