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証券新報 1986号

4日本ロジスティクスファンド投資法人8967島津製作所7701平成26年6月15日発行296,070千株906円17.2倍発行済株式数株価( 2 0 1 4 / 6 / 1 0 )P E R ( 連)●●● 830,000口232,100円31.2倍発行済口数株価( 2 0 1 4 / 6 / 1 0 )P E R●●●◇三井物産系の物流施設特化型REIT三井物産を主要スポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、投資対象を物流施設に特化する。2014年3月25日現在の保有物件は38件、取得総額1989億円で、地域別では首都圏が78.5%を占める。主な保有物件は市川物流センターⅡ(千葉県)、東雲物流センター(東京都)、川崎物流センター(神奈川県)である。2014年7月期および2015年1月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、発行済投資口数に変動等がないことなどを前提に1口当たり分配金が3720円、3740円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金14/1 6,645 3,446 3,021 3,020 3,783 18,19614/7予6,942 3,531 3,089 3,088 3,720 3,72015/1予7,033 3,552 3,106 3,105 3,740 3,740決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当13/3 264,048 12,116 13,472 7,578 25.69 9.0014/3 307,532 24,018 24,804 9,724 32.97 9.0015/3予312,000 26,000 25,000 15,500 52.56 10.00●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)◇分析・計測機器の大手メーカー同社は京都に本社を置く分析・計測機器の大手メーカーで、医用機器、航空機器、産業機器など幅広く事業展開している。収益の柱である計測機器事業では医薬や環境、食品安全に絡んだ機器などが堅調に推移しており、バイオや半導体なども育成中である。医用機器事業では主力機種のフラットパネル検出器(FED)搭載のX線テレビシステムが好調。また、航空機器事業では将来の市場成長が見込まれる民間航空機事業に注力するため、米国に新工場を建設。ボーイング社などの機体メーカーからの新規案件の獲得を狙う。同社では2017年3月期までに海外売上高比率を2014年3月期のおよそ46%から50%以上に引き上げる目標を掲げている。今後、北米では相対的に利益率の高いヘルスケア分野向けの液体クロマトグラフ、中国では安全・安心や環境への意識の高まりから、食品分野向けのクロマトグラフに対する引き合いが強まるとみられる。市場全体が拡大している中国の顧客ニーズに応じた製品開発により、先行する沿岸部から発展途上の内陸部へと販路を広げ、中国全土における確固たる島津ブランドの確立を目指す。◇海外事業の拡大を見込む※2014年1月31日割り当てで1口→5口とする投資口分割を実施、EPSのみ分割調整済み