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証券新報 1986号

1平成26年6月15日発行(毎月1日・15日発行)月 日URL : http://www.ando-sec.co.jp/今号の………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………256◆◆◆目 次焦点 消費者物価が3.2%上昇トピックスファイナンスメモ詳細はP.3、 P.4をご参照ください。日本ロジスティクスファンド投資法人伊藤園25937701◇三井物産系の物流施設特化型REIT◇今期も増収増益、増配へ ◇タリーズコーヒーが順調に拡大島津製作所◇分析・計測機器の大手メーカー ◇海外事業の拡大を見込む89672014年5月の景気の現状判断指数、2ヶ月ぶりに改善 内閣府が発表した2014年5月の景気ウォッチャー調査によると、足元の景気実感を示す現状判断指数は前月比3.5ポイント上昇の45.1となり、2ヶ月ぶりに改善した。企業動向関連の指数は受注や生産の増加に一服感がみられたことなどから低下した。しかし、家計動向関連の指数は百貨店やスーパー、コンビニなどで消費税率引き上げ後の駆け込み需要の反動減が和らいだことなどから上昇した。また、雇用関連の指数も多くの業種で求人が増えたことなどから上昇した。地域別では全国11地域すべてで前月を上回り、最も上昇幅が大きかったのは沖縄、最も上昇幅が小さかったのは北海道であった。内閣府は基調判断を「景気は緩やかな回復基調が続いているが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きもみられる」として前月から据え置き、先行きについては「緩やかに回復していくと見込まれる」との認識を示した。 2~3ヶ月後の景気を占う先行き判断指数は前月比3.5ポイント上昇の53.8となり、2ヶ月連続で改善した。駆け込み需要の反動減が薄れていくことや大企業を中心に夏のボーナスが増えることへの期待などから、企業動向関連、家計動向関連および雇用関連の全ての指数で上昇し、2013年12月(54.7)以来5ヶ月ぶりの高さとなった。