ブックタイトル証券新報　1985号

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証券新報　1985号

４ジャパンエクセレント投資法人８９８７綜合警備保障２３３１平成26年6月1日発行102，040千株2，426円15.2倍発行済株式数株価（ 2 0 1 4 / 5 / 2 7 ）Ｐ Ｅ Ｒ （ 連）●●● 1,212,750口139,600円28.5倍発行済口数株価（ 2 0 1 4 / 5 / 2 7 ）Ｐ Ｅ Ｒ●●●◇大都市圏のオフィスビルを主要投資対象とするＲＥＩＴ新日鉄興和不動産を主要スポンサーとする上場不動産投資信託（ＲＥＩＴ）で、大都市圏のオフィスビルを主要投資対象とする。２０１４年３月２４日現在の保有物件は３０件、取得総額２６５４億円で、用途別ではオフィスビルが９２.８％、地域別では東京都心６区が５５.８％、東京都心６区を除く東京都および東京周辺地域が３２.１％を占める。２０１４年６月期および２０１４年１２月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、発行済投資口数に変動等がないことなどを前提に１口当たり分配金がともに２４５０円となる見通しである。●業績推移（単独ベース、単位はＥＰＳと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想）決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 分配金13/12 8,850 3,709 2,775 2,774 2,466※ 12,33414/6予9,384 3,947 2,972 2,971 2,450 2,45014/12予9,667 3,920 2,972 2,971 2,450 2,450決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 配　当13/3 315,564 11,790 14,741 8,574 85.30 25.0014/3 328,209 18,932 20,745 10,955 108.99 30.0015/3予365,000 27,800 30,000 16,000 159.17 35.00●業績推移（連結ベース、単位はＥＰＳと配当が円、他は百万円、予は会社側予想）◇業界2位の総合警備会社同社は業界2位の総合警備会社で、レスリングの吉田選手や伊調選手を起用したテレビＣＭでおなじみの企業である。主力のセキュリティ事業は、機械警備業務や常駐警備業務などで顧客拡大が進み、営業拠点の運営効率化も図られている。また、綜合管理・防災事業ではＭ＆Ａによる業容拡大が進み、事業領域の拡大とともに収益性向上が進みつつある。収益の新たな柱に育ちつつあるのが、セキュリティ事業のなかの現金管理を中心とした警備輸送業務である。同業務が売上高に占める割合は前期実績15.6％で、機械警備業務（前期実績：46.3％）や常駐警備業務（同：23.5％）に比べ小さいものの、2003年3月期比で39.8％と大幅に増えた。具体的にはＡＴＭ綜合管理システム（資金予測から運用計画、さらに総合的な運用管理を担当し、ＡＴＭ機器障害や現金の補充・鑑査にも対応）が大手銀行等を中心に受注が拡大している。加えて、入金機オンラインシステム（日常的に発生する売上金や釣り銭の流れの効率化とともに、現金管理に関わる要員の省人化、設備コストの削減および現金搬送時のリスク軽減）も飲食店向けや自動車ディーラー向けに受注が増加。◇警備輸送業務、収益の新たな柱として期待※2013年12月31日割り当てで1口→5口とする投資口分割を実施、ＥＰＳのみ分割調整済み