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証券新報 1984号

4日本リート投資法人3296ドトール・日レスホールディングス3087平成26年5月15日発行50,609千株1,786円18.0倍発行済株式数株価( 2 0 1 4 / 5 / 1 2 )P E R ( 連)●●● - 口271,900円- 倍発行済口数株価( 2 0 1 4 / 5 / 1 2 )P E R●●●◇双日系の総合型REIT総合商社の双日を主要スポンサーとする上場不動産投資信託(REIT)で、オフィス、住宅及び商業施設を主要投資対象とし、2014年4月24日に東京証券取引所に上場した。同日現在の保有物件は20件、取得総額704億円で、用途別ではオフィスが74.5%、住宅が25.5%、地域別では都心6区が83.0%、三大都市圏が13.8%、政令指定都市等が3.1%の投資比率となっている。2014年6月期及び2014年12月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、2014年5月23日払い込み予定で実施する新投資口発行の上限口数を加えた予想発行済投資口数151810口などを前提に1口当たり分配金が666円、7062円となる見通しである。●業績推移(単独ベース、単位はEPSと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 分配金- - - - - - -14/6予1,873 956 102 101 666 66614/12予2,368 1,208 1,042 1,041 6,861 7,062決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当13/2 107,825 7,179 7,653 3,598 74.68 26.0014/2 113,520 8,452 8,830 3,876 80.44 26.0015/2予120,391 9,937 10,075 4,773 99.04 28.00●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)◇外食業界のエクセレント・リーディングカンパニーを目指す同社はカフェチェーン大手のドトールコーヒーとパスタ店を主力とする日本レストランシステムが2007年に経営統合し発足。ドトールコーヒーにおいては、ドトールコーヒーショップやエクセルシオールカフェなど飲料事業およびカフェ事業を中心に展開。日本レストランシステムでは、洋麺屋五右衛門や星乃珈琲店、ハンバーグ&ステーキ俵屋など多業態型直営レストランチェーンを中心に展開。なかでも、郊外型カフェの星乃珈琲店が好調。珈琲店としては高単価だが集客力があり、居住性などを重視した雰囲気作りが今後も奏功することが期待される。業態開発や商品開発、店舗開発などにより、「飲」と「食」において新たな食文化を発信し、「外食業界における日本一のエクセレント・リーディングカンパニーの地位確立を目指す。2015年2月期の連結業績は、新業態である星乃珈琲店の業容拡大やチルド飲料など卸売事業が順調に推移することが予想され、売上高が前期比6.1%増の1203億9100万円、営業利益が同17.6%増の99億3700万円、当期純利益が同23.1%増の47億7300万円と増収、2ケタ増益を見込む。また、今期の配当金は8月中間期および期末ともに1円増配し、年28円を計画している。◇今期、2ケタ増益予想(2014年6月期が上場第1期のため、前年同期実績、同比較はなし)