ブックタイトル証券新報　1983号

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証券新報　1983号

４阪急リート投資法人８９７７アサヒグループホールディングス２５０２平成26年5月1日発行483，585千株2，802円19.3倍発行済株式数株価（ 2 0 1 4 / 4 / 2 4 ）Ｐ Ｅ Ｒ （ 連）●●● 105,200口540,000円22.0倍発行済口数株価（ 2 0 1 4 / 4 / 2 4 ）Ｐ Ｅ Ｒ●●●◇阪急電鉄をスポンサーとする複合型ＲＥＩＴ阪急電鉄をスポンサーとする上場不動産投資信託（ＲＥＩＴ）で、関西圏の商業用施設を中心に事務所用施設及び複合施設を主要投資対象とする。２０１４年３月末現在の保有物件は１９件、取得総額１２７８億円で、用途区画別では商業用途区画が６７.８％、地域別では関西圏が６９.８％を占める。２０１４年５月期の運用状況の予想は、上記保有物件に異動等がないこと、発行済投資口数に変動等がないことなどを前提に１口当たり分配金が１２３００円となる見通しである。●業績推移（単独ベース、単位はＥＰＳと分配金が円、他は百万円、予は会社側予想）決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 分配金13/5 8,088 1,466 1,009 1,008 11,805 11,80613/11 4,545 1,812 1,367 1,366 13,244 12,98514/5予4,445 1,708 1,295 1,293 12,300 12,300決算期売上高営業利益経常利益当期利益ＥＰＳ 配　当12/12 1,579,076 108,437 114,821 57,183 122.75 28.0013/12 1,714,237 117,467 123,612 61,749 135.73 43.0014/12予1,750,000 123,000 126,000 67,000 144.95 44.00●業績推移（連結ベース、単位はＥＰＳと配当が円、他は百万円、予は会社側予想）◇国内シェア1位のビール「スーパードライ」世界ブランドになる可能性のある主力商品「スーパードライ」を中心に、国内大手5社のビール全体で5割のシェアを占める。2014年2月に発売した高級ビール「ドライプレミアム」も、ブランドの信頼感から販売は好調に推移しているという。国内で稼いだ豊富な資金を基に、国内外でＭ＆Ａを加速させている。2009年に豪州清涼飲料2位のシュウェップスを買収。2011年には、豪州清涼飲料3位の「ＡＢＡ」、ニュージーランド清涼飲料5位の「チャーリーズ」、同国酒類1位の「インディペンデント・リカー・グループ」、マレーシア清涼飲料2位の「ペルマニス」4社を相次ぎ買収。さらに今年、シンガポールの食品メーカー、エチカインターナショナルホールディングス傘下で東南アジアにおける乳製品事業を手掛ける「エチカデイリーズ」を含む12社を6月末頃までに買収する予定。国内では2006年、ベビーフード最大手の和光堂を買収。2012年10月には、「味の素」からカルピスを買収し、アサヒの飲料事業は業界3位に浮上。◇国内外でＭ＆Ａ加速