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証券新報 1978号

オーエスジー3発行済株式数株価( 2 0 1 4 / 2 / 1 0 )E P SP E R ( 連)高値( 2 0 1 4 / 1 / 2 3 )安値( 2 0 1 3 / 1 / 2 3 )●●●●●●98,955千株1,849円90.56円20.4倍2,094円1,069円●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当12/11 84,083 13,954 13,695 7,138 75.16 23.0013/11 88,378 12,827 13,910 8,619 90.76 30.0014/11予96,000 15,000 15,400 8,600 90.56 28.00◇今期は2ケタ営業増益へ精密切削工具の大手で、主力製品はタップ(ねじを切る工具)、エンドミル(形を削り出す工具)、ドリル(穴をあける工具)、転造ダイス(ねじを加工する工具)などである。2013年11月期の連結業績は、第1四半期にエコカー補助金終了や日中関係悪化の影響などから日本や中華圏で自動車向けを中心に売上げが落ち込んだほか、欧米で稼働日数が少なかった影響などがあったものの、第2四半期以降は回復に転じたほか、円安効果があったため、売上高は当初の会社側予想を上回り、増収を確保した。利益面では超硬エンドミルが北米の航空機産業向けなどに好調に推移した一方、主力のタップが伸び悩んだことから売上総利益率が前年同期比1.0ポイント低下、営業利益はほぼ当初の会社側予想通り、減益となった。経常利益、当期利益については営業外収益に為替差益、特別利益に負ののれん発生益などを計上、いずれも当初の会社側予想を上回り、増益を達成した。2014年11月期は中華圏や南米の需要動向に不透明感があるものの、日本が増収に転じるほか、北米や欧州、南アジアが順調に推移する見込みで、円安効果もあって増収2ケタ増益(営業利益、経常利益)となる見通しである。当期利益は微減となる見通しであるが、これは前年同期に計上した負ののれん発生益が一巡するほか、税負担が正常化する見込みのためである。なお、会社側予想では為替差損益の発生を見込んでいないほか、為替相場の前提レートが1ドル=98円、1ユーロ=135円となっていることなどから現時点で今期業績は会社側予想を上回る可能性があるものと思われる。6136株価(円)     6136 オーエスジー株価と売買高(週足)220020001800160014001200100080060012/3 12/7 13/1 13/7 14/101002003004005007/712338/41012 11/179441/2610695/1817349/28176911/21535出来高(万株)売上高(左) 経常利益(右)(連結、単位:億円)02004006008001,0001,20011/11 12/11 13/11 14/11予020406080100120140160180業績推移