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証券新報 1974号

大同メタル工業3株価(円)     7245 大同メタル工業株価と売買高(週足)30040050060070080090010001100120012/1 12/7 13/1 13/701002003004005006004/710462/98775/188876/811/17 582472出来高(万株)売上高(左) 経常利益(右)(連結、単位:億円)010020030040050060070080011/ 3 12/3 13/3 14/3予0102030405060708090100業績推移発行済株式数株価(2013/12/11)E P SP E R ( 連)高値(2013/10/28)安値( 2 0 1 3 / 6 / 7 )●●●●●●44,956千株1,059円110.47円9.6倍1,110円582円●業績推移(連結ベース、単位はEPSと配当が円、他は百万円、予は会社側予想)決算期売上高営業利益経常利益当期利益EPS 配 当12/3 70,326 9,523 8,947 5,435 136.44 16.0013/3 70,886 6,286 6,935 4,385 110.10 14.0014/3予73,500 6,900 7,200 4,400 110.47 14.00◇今期業績予想を上方修正軸受けメタル(すべり軸受け)専業の世界最大手。軸受けの素材となるバイメタルの生産から最終製品までを一貫して手掛けており、主力の自動車用エンジン向けで世界の自動車各社に供給するほか、建設機械や船舶向けなど非自動車向けにも幅広く展開する。会社側はこのほど、2014年3月期通期の業績予想を上方修正、売上高は8月9日に上方修正された会社側予想を15億円、営業利益、経常利益は同5億円、当期利益は同4億円上回り、増収増益となる見通しである。ただ、修正予想では下半期をほぼ当初の会社側予想水準で推移すると見込むなど保守的なものになっていると思われ、現時点で今期業績は会社側予想を上回る可能性があるものと思われる。なお、足元の事業環境は、自動車用や発電設備用などが引き続き順調に推移する見込みであるほか、建設機械用が国内を中心に堅調に推移、船舶用では国内勢が強みを持つ低燃費船の受注が回復傾向となっている一方、鉱山機械用は低迷が続く見込みとなっている。同社は2012年4月から中期経営計画をスタートさせており、数値目標については見直される可能性が高いものと思われるが、今年度はチェコ第2工場とインドネシア第2工場が完成、メキシコ新工場が操業を開始するなど生産能力の増強を着実に進めているほか、欧州などで研究開発体制や拡販体制の整備も進めており、今後の動向が注目されるものと思われる。7245